2009-03-23 21:05:47

【銀沖祭】小悪魔の囁き

テーマ:銀沖祭


だぁいすき♪-銀沖

これはWJに掲載されている銀魂の二次的妄想文です。

公式サイトとは一切関係ございません。

※BL要素アリです。苦手な方はスルーしてください♪




だぁいすき♪-kira銀




「旦那・・・どうやら俺ァ・・・アンタに惚れちまったみたいでさァ」


「ふ~ん」


アイマスクで寝そべったままの告白に、団子を頬張りながら気のない返事で鼻を鳴らす。


「それだけですかい?」


「ああ?だってお前・・・それ本気だろ?」


「どうしてそう思うんですかィ?」


「俺も惚れたヤツにはそういう言い方すっから」



さすがに返事はしてよこさねェ。


全く近頃のガキは、いや・・・ドSと称される奴ってのは始末に負えねェ。


自分の気持ちが一番ですかァ?


てめェより十も年上のおっさんに告白するシチュじゃねーだろ?


思いやりってもんがねェのかよ・・・ほら・・もっとな・・雰囲気とか場所とか・・・


って・・・違うだろ?


そうじゃねぇだろうと、そんな所に拘っている自分を自嘲する。


結構なんやかんやで長い付き合いになっているサド王子とは、最近この団子屋でよく出会う。


俺がフラリと立ち寄ると、だいたい店の軒先に転がって職務怠慢を隠しもせずに、ふざけた目隠しで昼寝をしてやがる。


今日もたまたま依頼の帰りに顔を出しただけだってのに・・・


予感がねェっつったら嘘になる。


普通、男が男を好きだって言う事に意識を向けるべきなのかもしれない。


でも、身に覚えがないわけでもないその感情に違和感がないのも確かなこと。


「で・・旦那はどうなんですかィ?」


そんな俺の心中を知ってか知らずか、当然返事を要求してくる。


「総一郎君さあ・・・」


「総悟でさァ。これ以上白々しく名前を間違えば、アンタが俺に興味を示している以外の何物でもないですぜ?」


天晴れなガキだ。


「総一郎クンさァ・・・俺一応男だから。そんで女の人が好きってことは、だいたい周りに知られてるからね?」


「それは、俺じゃ役不足ってことですかい?」


通り一遍の返事を返しながら、意外に聡いこの坊ちゃんに感心する。


「そういう風に聞こえたんなら、そういうこったろ?」


飄々と言い返すしか術がねぇ。


若い芽を摘むとかそういうんじゃねェ・・・


顔に出さない感情がどんだけ強いか・・・


何よりも熱いかってことが分かってるだけに手出しができねぇだけだ。


「だいたいなァ・・・ 俺のことモテないって思ってるってことだろ?そ~れ失礼だわ・・」


「大人は汚ねぇや・・・」


ダメ押しに茶化してみるがノッてこねェ。


コイツは相当重傷だ・・・


「あーあ、もうひと眠りさせてもらいまさァ」


ゆっくりと起き上がり、抑揚のない声で呟きながら近づいてくる気配を最後の一串に手を伸ばしながら感じ取る。


それから不意に、自分の膝にズシリと何かが圧し掛かる重みを感じた。


「・・・・オイ・・・何してんの?」


「見りゃあわかるでしょう?昼寝でさァ」


「って・・・ちょ・・コレぜってぇおかしいよ?みんな道行く人は気になるよォ?お前悪い子だって噂されちゃうよ・・・」


「旦那ァ ちょっと黙っててくだせぇ・・・」


アイマスクをで顔を隠し、人の膝枕で白昼堂々と惰眠を貪ろうとは末恐ろしいプリンスだ。


「ったく・・・・こんな往来でその格好のまんま昼寝なんぞしやがって、寝首掻かれても知らねェぞ。」


呆れたように言い放ちながら心の中では当に諦めていた。


そして、あっという間に眠りに堕ちていく若さが憎らしくもあり、羨ましいと思う俺がいる。


何も考えずに“ホレタハレタ”と言ってられるうちが華だな・・・


しかしどうやら、この素直さと正直さは俺にしか見せねェらしい。


それは、コイツが信頼を置くゴリ・・・上司に向けている忠誠とは違う類のもの。


それを感じるだけに、押し返せばいいだけのこの柔らかなの髪をつい抱え込んじまう。


可愛い寝顔しやがって・・・


知らぬ間に動いた手が偽モノの目玉を剥ぎ取り、表情の読めない普段とは異なる無邪気な顔に思わず魅入る。


「まるっきりガキだわ、コイツ」


赤ん坊が寝ている時に天使に見えるって聞くが、こんなもんなんだろう。




だぁいすき♪



少しは爪の垢でも煎じてやりてェくらいだと、大違いの誰かさんを浮かべながら思わず緩む頬を隠そうと、アイマスクを元に戻した。


「旦那ァ・・ キスしたっていいんですぜィ?」


視線を空の皿に移した途端に聞こえた悪魔の囁きに、ドキリとしながら歪んだ口元を見下ろす。


「・・・ てめェ・・・なかなかいい趣味してんじゃねェか・・・」


「ま・・・でもそん時ァ、頭ん中は俺だけにしてもらいやすぜ?」


やっぱコイツ、可愛くねェわ・・・


小悪魔の策略にしちゃ上出来だと口に出さずに褒めてやる。


「オヤジィ?ここ置いとくわ」


ゴチンっと鈍い音をさせ「痛ェ・・・」と呻くヤツが寝ている脇に小銭を置いて立ち上がる。


「こんな冗談、俺だけにしとけよ。じゃねェと寝首、俺が掻きにいくからな~」


「いつでも受けて立ちまさァ」と背中に浴びせられた強がりをヒラヒラさせる右手で払った。


まるで、若干の浮気心を取り繕うように・・・


そして、今度寝首を掻かれるのは俺かもしれねェな・・・なんて思いながら呟く。


「今夜は優しくしてやっかなァ・・・」







だぁいすき♪-kira銀




| 壁 |д・) チラッ


ああ・・なんだかすみませんッ!><


駄文なのは承知ッ!


ドキドキです・・・(/ω\*)


毎度毎度・・・妄想は暴走しておりますが、今回はレアもの。


gabariさんとピグでお話しした時にふって湧いた妄想を書き綴ってみました。


イラストは『★ハダリはちす★腐人密箱』 のgabariさんからお許しを頂いて掲載しています。


ここからの持ち出しはしないでくださいね♪







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