エンジニアのためのWord再入門講座 (書籍紹介) | みんなのワードマクロ

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ワードマクロで、文書作成とオフィス事務を効率化!!

エンジニアのためのWord再入門講座 美しくメンテナンス性の高い開発ドキュメントの作り方/佐藤 竜一
¥2,310
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この本には、文書を読みやすくするための「体裁/見栄えを整える方法」が

ひたすら書かれています。


それを、ワードの機能を徹底的に活用することで達成しようとしています。


著者の経験に基づく解説書なので、単純な機能紹介というよりや、

「わかりやすく、メンテナンス性のある文書」を作成するために、

ワードをどう使いこなすか?というスタンスで書かれています。


そういう意味では、『仕事術』という観点からも本書を読むことができると思います。


同世代のビジネスマンの知恵を見せていただいて、すごいなと思いながら

楽しむのも、本書の読み方のひとつだと思います。


なお、解説に使われているワード画面はWord2003とWord2007との両方なので、

どちらのユーザーの方にもわかりやすいと思います。


▼マイツールバーをつくる!

P30から紹介されているワードの初期設定方法において、

編集領域を広く使うためにツールバーのカスタマイズが提案されています。


これをみて、早速つくりました!


今まで、私のワード画面には、5段にもおよぶツールバーが常時表示されており、

はっきりいって編集領域がかなり圧迫されていました。


「編集領域を広く使う」という発想をいただいて、ツールバーの表示を目的に応じて

オン・オフするマクロをすぐに作って、常時表示するマクロツールバーを1段にしました。


また、「標準」と「書式設定」のデフォルトのツールバーを1つのツールバーに

まとめることにしました。


よって、合計2段のツールバーで作業ができるようになりました。


必要のないボタンを全て削除したので、見た目もすっきりするし、

編集領域が広くて文字を大きく表示できてうれしいですね。


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▼スタイルを活用する

今までよくわからないまま放置してきた「スタイル」を、

ようやくこの本で勉強しなおしました。


こういうワードの機能を学ぶには、勉強のための文書作成は

さけたほうがいいと思います。モチベーションがわきませんから。


とにかく、趣味でも仕事でも、なんでもいいので、具体的に

書いている文書があって、その見せ方を変えるために

ワードの機能をいじるほうが楽しいですよね。


最近は、マクロの説明書をワードで書いたりしていたので、

その作成のために「スタイル」の活用をしてみました。


スタイルってとっつきにくいと思っていましたが、本書では

比較的細かく説明がなされており、推奨する使い方(著者の使い方)が

提案されているためにより分かりやすいと思います。


つまり、機能の羅列とそれぞれの説明ではなくて、

「~することをお勧め」とか「●●の使用やカスタマイズは避けてください」などと

指針が示されています。


これはありがたいですね。


スタイルを使い始めると、手放せなくなります。


一度スタイルに登録してしまえば、文書全体の書式を統一するのがすごく簡単です。

詳細は本書でご確認ください。