「砂漠の旅人」

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「砂漠の旅人」

旅人は途方にくれていた
いくつものオアシスの幻に惑わされ
いつしか砂漠の真ん中にいた
北も南も東も西も
もう旅人にはわからない
それでも荷物を持ち直し再び歩き始める
旅人は顔を上げ額の汗を吹き払う

やはり疲労は旅人を蝕んでいた
容赦無く照らす昼の太陽と
悪魔のような夜の寒さによって
正常な判断など自分でも期待できなかった
だからまた同じオアシスの幻に
いつの間にか迷い込んでいた
そこには旅人を呼ぶ懐かしい顔があったから

足を止めるのは良かった
幻の顔を眺めるのも良かった
ありもしない清い水に顔をひたすだけなら
わずかな時間の夢でしかないのだから
でも旅人の気の緩みで荷物は地に落ちた
その時わずかな、でも旅人のすべては
幻と共に消えていった

旅人はほのかに笑みを浮かべ
ただ空を見上げた
もう執着するものさえない
旅人を縛り付けるものもない
むしろ悪魔に感謝を捧げてもいい

旅人は歩き始めた
砂漠の熱い砂は旅人の足を喰らい
体の水分を奪っていく
喉を潤す物も無く
厳しい暑さを和らげる物も無い
それでも旅人は笑みを浮かべ
砂漠の果てを目指す

。。。。。

 少しファンタジーっぽい感じですね(^^;。
しかし、具体的な物体の名前を提示していない分、
良く言う「薄っぺらい」感じかも知れません(笑)。

 でも、たまにある最後に用語説明を書くような詩は、
えんじぇるはあまり好きじゃないですし(^^;。

 ですからまあ、雰囲気を感じて下さいませ(^-^)。
、、、そう言えば、お題の詩を長い間書いていない気が。。。

。。。。。

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