「傘を下さい」

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「傘を下さい」

冷たい雨の中を一人歩いていく
いつもの街並みは姿を変えて
すすり泣くように声だけ響くから
鼓膜を優しく傷つけていくみたい

ぶつけ合う傘を避けるように
まっすぐ歩いていけやしない
戸惑うようにはじけ飛ぶ雨の雫
心の中まで濡らして凍りつく

通り過ぎる傘の向こうから
誰かが来るような気がして
ふと笑顔を作ると見知らぬ人

雨に濡れることなんて構わない
身体が冷たくなっても構わない
傘を放り投げても構わない
ただ心に降る雨に傘を下さい

。。。。。

やはり季節は梅雨だと言うことで、こんな詩を選んで見たり。
掲示板で一発書きしたものを一部分だけちょこっと変えてあります。
(お暇な方は見比べて下さい(^^;)

傘をさして歩く雨の街。
通り過ぎる人はみんな少し下を向いて歩いているので、ぶつかりそうになったり、
傘が少し接触したり。
だから、それが都会になればなるほど、
まっすぐ自分の思った方向に歩けなかったりしますよね?
まるで人生のように。

傘がぶつかってはじけ飛ぶのは、やはり諍いの種だったり、お互いの涙だったり。
そしてふと遠くから歩いてくる人が知り合いかもってほっとして笑顔になった見るものの、
すぐ近くで通り過ぎればやっぱり知らない人で、がっかりしたり。

実際の雨に濡れても、それはすぐに乾くもの。
だけど、湿っていく心の中に降る雨に傘があれば良いのになあ。
そんなことを思いました。

(コメントはメルマガ28号発表時。)

。。。。。

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コメント(2)