「釣り」

テーマ:

一日中冷たい雨の降っていた翌日
草の香りにむせぶ川辺を歩く
釣り竿をかつぐ父親と
赤いバケツをぶら下げた少年

「せっかくの休みなのに」と言いながら
朝早くから弁当を作ってくれた母親
水筒にはコーヒーとお茶
窓にはテルテル坊主が揺れていた

水かさの増した早い流れの川
水辺はいつもより狭くなっていて
二人はガードレールに腰掛ける
鳥の鳴き声すら聞こえない

交わす言葉も少ないままで
その濁った流れに竿を振る
父親に遅れまいと少年は焦る
日の出の薄い明かりが強くなっていく

流されそうになりながら上下に揺れる浮き
時々キラキラと光りを放つテグスに
わずかに震える水辺の草
長い釣りは今始まったばかり

。。。。。
 今時流行らないタイプの詩なのですけど、更に女性にはわかりにくいかな?
まあ、これこそえんじぇるならではの物なのかも知れませんね。
とは言え、えんじぇるにこんな思い出があるかと言われれば、もちろん微妙な所です。

 もっと情景描写を入れた方が雰囲気を掴めるのかなとも思うのですが、
それではうるさい感じになりそうだなってことで抑え目にしてみました。
ひどい雨の降った翌日、近くの川、釣り、出かける父子、日の出前の早い時間。
それぞれ実は表してるものはあるのですが、それが何なのか、
人によって多少の違いがあると思うので、ここでは提示しません。
クイズではありませんが、それこそが「詩の鑑賞」なので、よしなに(笑)。

(コメントはメルマガ19号発表時)

。。。。。

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コメント(2)