ありがたけはら~。
昨日、沢山の皆様に惜しまれつつ「竹原国際芸術祭2011」が幕を閉じました。
私も最終日に講演会の司会として参加させて頂けて、本当に光栄でした。
けして、しめしめとか思っていません。
今回は「アカデミックに」というオーダーを頂きまして・・・、
いつものイベントとは一味違った角度からの「たまゆらと竹原の魅力」のお話を聞いて頂く場になるよう務めてみました。
皆さんの日頃から聞きたいと思っていたことは聞けましたか?
集まって頂いた皆さん本当にありがとうございました。
講演会は私も大変勉強になりました!
今まで、声優として仕事をさせて頂く時に、
キャラの絵を書く方と
セリフを考えてくれた方と
口パクつけてくれた方と
とにかく沢山の皆さんと一緒にみんなで芝居をして、ひとりのキャラクターを作り上げているというのはかなり意識してきたつもりでしたが、正直、お恥ずかしい限りですが「背景も一緒にお芝居をしている」というのは考えたことがなかったのです。
アニメーションでは、実写の背景と違って、肉眼や写真で見たものをその通りに描くというよりは、その時の人物の心情も乗せて表現するそうです。
私は今まで、田尻美術監督からそのお話を伺うまで、そんな風に意識したことがありませんでした・・・。
またその他にも「背景画」のお仕事は、私のやらせて頂いている「声優」という仕事に大変共通点が多く、共感できるお話がいっぱいありました。
今回の講演会でお話を伺い、作品というのは誰かひとりでも欠けてしまったらつくれないし、みんなで同じ方向を向いて一緒に積み上げていくものだと改めて実感することができました。
佐藤監督とも久しぶりに真面目な会話をだいたい45分くらいしました。
最後ちょっといつも通りにほど近くなっちゃったけど・・・。でへへ。
でもとにかく!!私にとってはすごくすごく充実した芸術祭でした!
「竹原国際芸術祭2011」は、私が関わらせて頂いた講演会以外にも、今年はワークショップなんかもいっぱいあってとても盛り上がったそうですよ。
すごくいい取り組みだと思うのでこれからもずっと続けて欲しいと思います。
「始める」より「続ける」ことの方がもっともっと大変だと思いますが、竹原の皆さんならきっと出来ると思います!!
今回も沢山のご馳走でもてなして頂いちゃいました。
ホントにありがとうございます!!
今回の竹原滞在では他にも色々あって、一時はどうなることかと思ったけど、おかげでこれからもっともっといい関係が築けるような気がしております。
どうぞ皆さん!!
儀武ゆう子、力の限り精一杯頑張る所存ですので、今後とも何卒よろしくいお願いいたします!