Reinventing Collapse(崩壊よ、もう一度) | Ghost Riponの屋形(やかた)

Ghost Riponの屋形(やかた)

 お気に入り動画の整理&保管庫

気になったので、いろいろ調べた内容を書いておきます。
今後の世界経済(世界情勢)についてです。
参考にして下さい。


Ghost Riponにかかれば
Reinventing Collapse(崩壊よ、もう一度)

ソビエト崩壊の経験に基づき、アメリカの分裂と その後のサバイバルの知恵を伝授した
Reinventing Collapse(崩壊よ、もう一度)」という本が、今アメリカでヒットしている。
この本の著者デミトリ・オルロフは、崩壊を実際に目撃したロシア人である。
オルロフは、2010年前後に、ほぼソビエトと同様のプロセスでアメリカが分裂するとし、
その準備を、いまから真剣に行うことを提唱している。

洋書を読める方は、是非読んでみて下さい。


<参考>
経済危機をどのように乗り越えたか(ロシア・アルゼンチン・トルコ)
http://www.saturn.sannet.ne.jp/fukazawa-k/demae-20070609.pdf
この資料は、実際に起こった経済破綻が、国民生活にどのような影響を与えたか詳しく書かれています。



Ghost Riponにかかれば
(1929恐慌、食料配給の風景)

なぜ、「崩壊」 「崩壊」 言っているのか?

LEAP/E2020のレポートが読めるので、ひそかに更新をチェックをしている、
ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ」というブログが、更新されていました。
このブログを簡単に説明すると、主に予言(預言)の検証を行っている(オカルト?)ブログなの
ですが、レポートも含め、他にも面白いことが色々と書いてあるので、暇な時に読んでます。
レポートについては、転載記事中に説明があるので省略します。
信頼のおけるレポートであるのは、確かなようです。

それと、LEAP/E2020の要約にある、
金融破綻が発生し、グローバル経済が破綻しつつある。これ不況ではないですよ。
グローバル経済の破綻は、資本主義の崩壊とも言えるので、ソビエト崩壊(社会主義崩壊)と起こる混乱は
同じなのでしょう。 と言うことで、多くの人が崩壊する可能性が高いと考えている → 本を買う。

混乱を避ける意味でも、少しでも多くの人に知って頂いた方が、良さそうなで書いておきます。

特にアメリカ在住の方には、重要な内容だと思います。


<転載開始>
フランスのシンクタンク、LEAP/E2020が最新レポートを公開した。ここは、2006年2月という、
金融破綻など考えられもしなかった世界経済の絶頂期に、アメリカを中心としたグローバル
経済が破綻することをどこよりも早く予想したシンクタンクである。ときおりLEAP/E2020は、
経済のみならず世界情勢の予測も行っているが、それを合わせた的中率は87%といわれて
いる。経済予測だけであれば、的中率は限りなく100%に近いのではないかと思う。
毎回のレポートは無視できない。

今回は、LEAP/E2020のGEAB32という最新レポート(有料)の内容を簡単に要約する。
以下である。

・LEAP/E2020は現在のグローバルシステムが、①始動、②加速、③衝撃、④転換の
 4つの段階を通して崩壊し、別なシステムへと移行すると予測してきた。

予測は的中し、いまグローバル経済は破綻しつつあるが、われわれは第4段階の後に
 新たな段階を追加する必要があるという結論に達した。それは、地政学的配置転換と
 いう第5の段階である。

・金融破綻が発生し、グローバル経済が破綻しつつあるいまになっても、各国政府は
 これをグローバル経済の構造的な危機としては認識していないこれを一般の不況と
 同様のものとしてとらえ、一年かそこらで回復するものと信じている


・各国の経済政策も、規模こそ大きいものの、基本的には政府による不良債権買い取りなど、
 一般の不況対策の域を出ないものばかりだ。

・いま必要なのは、各国の協調で新しいグローバル経済の秩序を再建することだ。
 金融破綻のスピードは速いので、4月に開催されるG20が新しい秩序の構築に向けた
 本格的な動きを開始する最後のチャンスとなる。

・もしこれに失敗した場合、これから世界はわれわれが「地政学的配置転換」と呼ぶ第5段階に
 入ることになる。この段階は、対策の遅れからグローバル経済がいわばクラッシュし、現在の
 世界の地政学的秩序が流動化してしまう状態を指す。

・この段階では以下の事態の発生が予測できる。

1)各国が保護貿易に移行し、内需への依存度を深める。この動きから地域経済ブロックの形成が
 加速する。特に、中国、ドイツ、日本などの輸出依存型の経済はその傾向を強めざるを得ないだろう。

2)IMF、OECD、WTO、国連など戦後の世界秩序の枠組みとなっていた国際組織の多くは解体する。

3)アメリカの覇権は決定的に凋落する。合衆国の統合を保証しているものは、結局アメリカがもたらす
 経済的繁栄である。経済の決定的な凋落でそれが保証されなくなると、州の反乱から合衆国は分裂
 する可能性さえある。

4)EU圏は地域経済圏を形成し、政府が提供するセイフティネットも充実しているので、内需に依存する
 ことができる。そのため、英米に比べれば今回の金融危機の影響は比較的に軽度に済むだろう。

これはまさに、戦後の世界秩序の枠組みの流動化である。この結果、社会の不安定化が加速する
 可能性 が大きい。その不安定化の速度は地域によって異なるが、個人としては以下のことを行う
 ようにアドバイスする

1)アメリカのように、自分の住んでいる地域が銃の所持に寛容な地域であるなら、即刻居住地域を
 変えることを勧める。合衆国の分裂に伴う混乱であらゆる暴力の爆発が予想されるからだ。
 すでに、銃の所持が許可されている地域から許可されていない地域への人口の移動がみられる
 また、2年前から、アメリカの富裕層のヨーロッパへの移住が後をたたない

2)もしあなたの住んでいる地域が、食料、飲料水、エネルギーなどを国外からの輸入に依存している
 のであれば、それは途絶えてしまう可能性が大きい。それに備えて、そうした必需品はストックして
 おくべきだろう。

3)社会が不安定すると、公共サービスが停止してしまう可能性が大きい。これはたいてい長くても
 一週間前後で復旧する。だが、社会の不安定化の程度が大きく、中央政府が崩壊してしまう地域も
 ある。そうした地域からは、早いうちに引っ越すべきだ。

4)世界経済の本格的な流動化に備えて、あなたが保有している資産の少なくとも3分の1程度は金や
 貴金属にしておくべきである。

以上である。
LEAP/E2020の的中率を考えると、この報告書の内容は決して無視されるべきではないだろう。

上のLEAP/E2020もそうだが、アメリカの分裂を予告する分析や予言は多い。最近ではロシア人政治学者が
ウォールストリートジャーナルに「2010年ころにアメリカは6つに分裂する」との予測を公表した。
<転載終わり>

転載元 「ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ」
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-115.html

[補完情報]
金融危機情報(3400兆円が吹きとんだ株式市場と打開策)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/archives/740614.html


ちなみに、ロシア学者がよく出てきますが、ソ連崩壊の腹いせに書いているのではないと思います(爆)
ソビエトで見た光景と同じなので、教えてくれているのだと思います。

LEAP/E2020の要約を読むと、グローバル経済がクラッシュしたら (実績から崩壊する確率が高い)
アメリカは、暴動から内戦に発展する 可能性が高そうです。
2010年には分裂していると言う事は、2009年夏ごろから内戦勃発、2010年始めに終了でしょうか?
内戦が済むと、結果的に分裂しているという事でしょう。 中世ヨーロッパみたいなものか・・・

アメリカ駐在の方は、巻き込まれぬよう帰国するべきだと思います

経済は、アメリカが逝けば、日本も逝くでしょうが、まあ自分を含め贅沢してきた訳で、自業自得だと思います。
永遠に続くものは何もない、それはまるで祇園精舎です。
歴史は繰り返すという事でしょうか?

これ面白いです。(59秒まで、後半は良くわかりませんが)

それと、2)、3)、4)は日本にも当てはまりますので、準備をした方が良いかもしれません。
混乱の時期は、 「2009年地獄の夏」 とキーワードが出てきますので、今年の夏でしょう。

金融崩壊とは別に、火山の噴火や地震、海水面の変化が起こりそうですし困ったもんだ。
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-116.html

海水面の上昇による変化(灰色が海水、左から10m、20m、30m上昇)
Ghost RiponにかかればGhost RiponにかかればGhost Riponにかかれば
<参考>
http://tok2.seesaa.net/article/115183000.html

おどしている訳ではないですが、何か変だと感じている人は、各自で準備しましょう。
個人的には、ドゥカに乗って、ロボット開発している方が良いのですが・・・w
そうも言ってられないみたいですね。