なんか、今更かもしれないけど、

 

アメリカのドラマゲームオブスローンズに超ハマッてます。

 

どんなドラマかを簡単に説明しちゃうと、中世ヨーロッパを舞台にした大河ドラマみたいなお話です。

 

現実には存在しない架空の島国を舞台にしていて、ドラゴンや魔術も出てくるファンタジーなんだけど、予算の関係かな?(邦画よりは遥かに高い予算で作られてそうだけど)最初は、なんだかんだ理由をつけて、ドラゴンも魔術も出てきません。シーズンを重ねるごとに、少しずつ出てくるんですけど、それでも、ファンタジー感は最低限レベルなので、そこは、あまり期待せずに見るのが良いでしょう。

 

メインのお話は、七つの国の国盗り合戦なんだけど、その割に、剣で戦うシーンはチョコチョコあるけど、集団での戦(いくさ)のシーンはほとんどありません。

 

じゃあ、何が面白いの?っていうと、個人的には下記の(青字の)6点が気に入ってます。

 

・主人公が多い

・登場人物が多い

・重要(そう)な人物があっさり死ぬ

 

アメリカのドラマって、何シーズンも作ることを最初から想定してでしょうか?多くの主人公を設定し、多くの視点でいくつもの物語を同時進行で複雑に絡ませながら描くパターンのドラマがたまにあります。

 

これも、そういうタイプのドラマですが、このドラマの場合、その手法の効果で、七つの国それぞれの視点で、それぞれの善悪を、様々な視点や角度で見れるので、戦争をいろいろな角度で見れるのは面白いな~~と思います。

 

それに、単に国盗り合戦ではなく、国内でも権力争いや騙し合いがあり、兄弟姉妹でさえも命を取り合うことがあったり、愛の形や表現も立場や性癖などによっても様々あって、そういうところは、登場人物の多さを最大限に活かしたとても魅力的な見せ方だと感じます。

 

そして、何人も登場する主人公キャラの中でも、とても重要そうな、そんなキャラでさえも、あっさりと殺してしまう展開が、それも度々あったりするんです。それでも面白さは変わらずに持続するんだから、もう、脚本や演出などの巧みさに、驚きしかないですよ。

 

・まるでオールロケな壮大さ

・生活感が漂う衣装

 

面白いところは他にもあって、例えば日本の時代劇って、外でのシーンも含めて、撮影所とかほぼスタジオのセットで撮影されているケースが多く、そういう部分がTVで見ていて丸わかりじゃないですか?でもこのドラマは、城内とか屋内のシーンとか、全てのシーンがオールロケなんじゃないの?っていうくらい、セット感がないんです。

そういうところに、このドラマのスケールの壮大さを感じますが、でもこのドラマは、その壮大なスケールを、隅々まで描ききる実力を備えているんですよ。

 

それに生活感の漂う衣装も、このドラマの良いところ。

例えば今NHKで放送されている実写版ファンタジー大河ドラマの精霊の守り人

NHKだけあって、予算もクオリティも高い凄いドラマなのは、見ていて感じるのだけど、それでも映像からは生活感を感じません。セット感のある背景も理由の1つですが、ある回で、バルサは何日も風呂に入らず、戦いながら旅を続けている設定。だから衣装も、一見して汚そうなのだけど、よーーーく見ると、汚れ処理された新品の衣装であることが丸わかり。それは村の住民もそうなんですよね。

 

でも、ゲームオブスローンズでは、本当に薄汚れた場所(家)で、薄汚れた衣装を着て芝居をしているから、フィクションではなく、ドキュメンタリー映像を見ているように感じるくらい生活感があるんですよ。

 

・騎士の普段着がカッコイー

 

そして個人的に、最も気に入っているのが騎士の普段着。

革の衣装ってカッコイーよね。ただの革の衣装じゃなくて、騎士が着ているものがデザイン的に良くて、我々が今の時代に普段着で普通に着ていても違和感なさそうなくらいカッコ良いんだ。

 

そういうイメージの服が欲しくなって、ネットでいろいろ探しちゃったくらいさ。

その話はまた明日パー

---------------