ワイン大学会員のHさんお勧めのお店で、今回初めての訪問です。場所は阪急宝塚線豊中駅下車徒歩5分、バス通りに面したビルの地階です。



最初の前菜はラタトゥイユにズワイガニの脚肉それにコンソメジュレとカリフラワーのムースにキャヴィアという贅沢な冷製。
ありがちな濃い味ではなく、バランスのとれた一皿。ボリュームもたっぷりです。



2番目は熱々の前菜、トピナンブールのピュレに焼いた河豚白子、トリュフ風味のソースにフランス産キノコ。お代わりしたい一皿。



圧巻はポワソン!焼いた 米茄子に菜の花をのせその上に盛られたのは金目鯛のポワレ、ソースは海胆のブール・ブラン。魚の質も特上、よくある半生とかではなくしっかり焼いてあってそれでも非常に美味。


今年食べた魚料理ではナンバー・ワンの旨さです。



お肉も驚きのハイレベル、骨付きアニョー・ド・レのロースト。ソースが重すぎないのが有り難いのです。


付け合わせも白眉で、ロワール産のホワイト・アスパラガス、そして季節のキノコ、モリーユ(アミガサタケ)にロマネスコと。

デセールはイチゴのスープ。ピュアなイチゴ、堪らないおいしさでっせ。

大阪市内からでもわざわざ足を伸ばして行く価値のあるフレンチです。広尾のひらまつで修行され、オープン当時のメートル田名網氏もご存じというキャリアの持ち主のシェフです。お勧め!