今日は、私が経営するOrangeOne株式会社が最近力を入れている分野についてのお話です。


ご存知の方も多いかもしれませんが、OrangeOneは、2006年の11月に設立以来、これまで Rsupport株式会社(韓国) と提携し、企業向けのパソコン遠隔サポートツールの普及や、一般のPCユーザー向けにあんしんを提供するパソコン遠隔サービスなどを企画・運営してきました。

(ちなみに、Rsupport社は、PCの遠隔操作技術ではアジアNO1のシェアを持つソフトウェア会社なのです。)



それは、IT、インターネットは普及こそ十分しているが、

① まだまだ多くの人が不便を感じている。

② まだまだ多くの人が困っている。

③ その不便さから、ITやインターネットの良さを全く享受できていない人が多い。


と私たちが考えているからなのです。



そして、この1年ぐらい私たちが、特に力を入れてきているのが、スマートフォン(やタブレット)向け遠隔サービスの分野になります。


いまや、(タブレットを含む)スマートフォンは、NTTドコモ、au、ソフトバンク、emobileの全モバイルキャリアが主力製品として経営資源を投入する分野であるのは、皆様ご存じのとおりです。

また、パソコンとは違うその親しみすいインターフェースから、これまでITを敬遠してきた主婦やお年寄りまでもが、スマートフォンやタブレットPCの登場をきっかけにITを覚え、インターネットを活用したい と切望するようになっています。



その面で、アップルと、アンドロイド(グーグル)の貢献は本当に大きいですね。


でも、実際には、plug & playが信条のアップル社の製品群は別として、アンドロイドOSはまだまだ使いずらいのが実情なんですね。

むしろ、アンドロイドOSは、パソコンみたいな多機能性がある代わりに、パソコンのような複雑さを実は持っている。


なので

主婦やお年寄りや、ちょっとパソコン苦手と思っていた人たちが、こぞって、スマートフォンや、タブレットを購入し、一斉に、困ったり、不便さを感じたり、悩んだりしているのが


いまいま、エンドユーザーの現場で起きていることなんですね。


そこで、私たちは、Rsupport株式会社と協力し、スマートフォンやタブレットを遠隔で設定したり、サポートしたりする事で、スマートフォンのユーザーが安心してスマートフォンを利用できるようにする『スマートフォン遠隔サポート』分野に力を入れることにしたのです。


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(写真は、アンドロイド用遠隔サポートを展示する弊社ブース)


(本記事は次回に続きます。)


* 遠隔サポート技術の詳細については以下URLまで。

http://orangeone.jp



春日原

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Apple創業者のスティーブ・ジョブズ氏が、昨日2011年10月5日付で死去を報じられました。

Apple社のウェブサイトも喪に服す形で、ジョブズ氏の死去を伝えています。


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私が、ジョブズ氏の事を知ったのは、父にAppleⅡを買ってもらった事がきっかけでした。


確か、小学校6年生の時だったと思います。


当時、ジョブズ氏はPCを 『知的自転車』 であると表現していました。


その時のAppleⅡは、年頃の男の子を夢中にさせるだけの不思議な魅力を持った高級なオモチャではありましたが、その実、不便で、自転車が与えるような、誰でも乗りこなせるイメージとはほど遠く、違和感を感じたのを覚えています。



それから、30年がたちました。


ジョブズ氏がなくなった、いま、彼が創った iPhone を眺めていると、未来を夢想した一人の人間の偉大な力を実感します。


 誰もが1人に1台持つ事が出来て、だれでも簡単に乗りこなせる。

 どこにでも一緒に行けて、私たちを世界の何処にでも連れて行ってくれる。

 のろのろと一歩ずつしか歩む事の出来ない人間の能力を加速してくれる。

 私たちを冒険の旅に駆り立ててくれる。

 何より、それを手にすると、ワクワクして、この世界が輝いて見える。


ジョブズ氏が 30年前に夢見た 『知的自転車』 は、いま、『スマートフォン』という形で、世界中の人々が、その手に触れ、そして使いこないしているわけですね。


ジョブズ氏はこう語っています。


  未来を見て、点を結ぶことはできない。

  過去を振り返って点を結ぶだけだ。

  だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない。



ジョブズ氏をきっかけとして、IT業界に飛び込んだ人も少なくないと思います。


私も、その内の一人です。



まだ見ぬ未来を実現しよう日々努力する私たちIT従事者の一人一人は、皆すべからくジョブズ氏の意思を継ぐものかもしれません。


今晩は、偉大な人物の多大な功績に感謝しつつ、追悼の酒を一人飲みたいと思います。

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(写真は、若かりし頃のスティーブジョブズ氏とAppleⅡ)



春日原森

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みなさん、お久しぶりです。


実に1年半ぶりのブログ更新となります。

前回書いたのは、

  『 VOL.107 話題の事業仕分けを見てきました! 』

  『事業仕分け』  ですから、相当大昔ですよね!!


読者の皆さまごめんなさい。


その間、書きたい事が無かったわけでは無いのですが、関与している事業を一生懸命やらねば と思い、ブログ更新を一旦とめて、事業に集中していた訳だったりします。


さて、久々にブログを書く気になったのは、最近ある人の紹介で、あるベンチャー企業(というか正確には企業ではないので、組織といった方がいいかもしれません...。)を立ち上げている若者たちを、少しだけお手伝いする事になりました。

その若者たちに触れてみて、新たなベンチャーの息吹のようなものを感じてしまったので、少しだけブログに書こうと思ったわけです。


そのベンチャーの名前は、 『 Papelook(パペルック) 』 といいます。


Papelook(パペルック)は現役大学生が集まって出来あがったベンチャーで、ソーシャルアプリを提供しています。代表は、小沢一郎さんという学生さん。歳はなんと20歳ですよ。


どのようなアプリかは、以下のサイトを見て頂きたいのですが。

http://www.papelook.com/ja/


僕が 新たなベンチャーの息吹 と感じたのは、彼らが、これまでのベンチャー起業家と全く違う価値感、基準で行動していると感じたからなんです。

彼らは、ITベンチャー起業家の第三世代(または第四世代)です。


そして、もうひとつ、彼らはいわゆる" デジタルネイティブ " な起業家の第一世代だからなんですよね。

代表の小沢さんと話をしていると、なるほど " デジタルネイティブ " ってこういう事かって、感覚の違いに驚く事が多くて、とっても刺戟的なんです。



ちなみに、僕はIT起業家というのは、大きく3つの世代に分かれると思っています。

まず第一世代は、いわゆる『コンピューターを創り上げた世代』。

まだ、インターネットの無い時代に、コンピューターは単体で動いていたわけですが、この時代のITは、このコンピューターそのもの(単体で動くハードウェアとソフトウェア)が主役だった。

これから、生まれてくるコンピューターという巨大市場を求めて、1940年代以後多くの起業家がこの市場に参入して、そして巨大企業が生まれていった。

IBMのトーマスJワトソンや、ヒューレットパッカード、インテル、アップルコンピューターのスティーブジョブズ、マイクロソフトのビルゲイツなんかがその世代。

この世代は、計算処理するためのツールとして、単体で、個別に動作するITの完成に貢献したわけです。

1940年~1990年ぐらいまで、ハードかソフトを作るプレイヤーが主役だったわけです。

自動車産業で考えると、自動車そのものが発明されたが、大衆にはいきわたっていないし、高速道路も、信号もない。ただ、一部の人だけが、自動車を贅沢品として利用していた。そんな時代のお話しと似ているかもしれません。



第二世代が、『インターネットという世界的な基盤を築き上げた世代』ですね。

そもそも、20年前のコンピューターはインターネットにつながっていなかった!(昔は、そっちが当たり前だったのに、いまではそれが通用しないってすごい時代ですよね。)
しかし、いまでは、どんなコンピューターもインターネットにつながっている事が前提となっていますよね。

これって、考えてみると凄い事です。

誰でも、ほんのわずかのお金さえあれば、パーソナルデバイスを手に入れて、インターネットに接続することによって、どこにいても、ごく低コストで、世界中と、瞬時につながる事ができる。買い物もできる。コミュニケーションもできる。なんでもできる訳です。


これ、実現されるのに、それこそ莫大な投資が必要だったわけです。


その投資をけん引したのが、インターネットバブルと言うやつですよね。

世界中の人たちが、それこそ何十兆円、何百兆円という単位でインターネットバブルに投資した。その投資は、全て、世界中のインターネットインフラを整備する資金として使われたわけです。投資対象となった多くの企業は破綻するか、アンダーパフォームで、それこそ何十年かけても回収できない状態になっている。

しかし、社会全体としては、そのお陰で、インターネットに必要なインフラが整備されたわけです。

そのバブルとともに、インターネットのインフラ整備に貢献したのが、ネットスケープ、サンマイクロシステムズ、シスコ、各種のISP、携帯電話会社、暗号や認証をつかさどるベリサインやサイバートラストと言った電子認証会社、グーグル(なんかもインフラ企業だと思います。検索エンジンや、アドネットなどはアプリケーションというよりはインフラに近い。)etc... みーんな、インターネットというインフラの整備に貢献した訳です。

自動車産業でいうと、ようやく、世界中の津々浦々に、普通道路や高速道路や、ガードレール、信号や、ガソリンスタンド、横断歩道、ドライブインとか、そんなものがもろもろ整備された。


そうして、ようやく出てきたのが、第三世代なわけです。

第三世代が凄いのは、インターネットは利用するものであって、ほとんどそれそのものを意識しないような感覚の起業家なんですね。

自動車産業でいうと、ロードサイドにお店を作って儲ける人たちという事になるんでしょうか。

そういう人たちは、自動車そのものや、道路なんかにもあんまり興味がない(個人としての興味はあるものの)。既に、もう、当然にあるものだからですよね。

モータライゼーションのインフラは既に誰かが整備してくれていたので、その上で、純粋に、ただ、やりたい小売業をやるだけ。 ITの第三世代は、そういった感覚のプレイヤーだと思うんです。

それと、いわゆる デジタルネイティブ の世代とがオーバーラップして出てきている。

それって、凄い変化なんですよね。 僕からすると。


ちなみに、先週、ワールドビジネスサテライトで、Papelook(パペルック)の小沢代表とその他のメンバーが取材を受けました。その際、彼らと会議をしている OrangeOne(オレンジワン)の代表としての僕もちょこっと取材を受けました。

ひょっとすると、僕もTV出演かもしれません。


(これが取材風景です。)

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次回も、もう少し、Papelook(パペルック)さんについて、お話ししたいと思います。

では。

春日原森
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