『オーディンスフィア』予約開始 | げむげむまにあ~ゲームニュースにツッコミを~

『オーディンスフィア』予約開始

オーディン1
アトラス
オーディンスフィア
(関連サイト:オーディンスフィア公式サイト
【対応機種】 PlayStation2
【価格】 税込7,329円
【発売日】 2007年5月17日予定
【ジャンル】 RPG

先日の発表以来コアゲーマーから熱い視線を注がれているオーディンスフィア。
気がついたらAmazonで予約が開始されていました。
※予約特典は豪華設定資料集です。

てなわけでこの機会に改めて情報をおさらい。

■チェック1 多関節だからこそ出来たデカキャラによる2Dアクション
そもそも多関節ってなに?
昔のコナミやトレジャーがよく使っていた技法ですが、
最近ではあまり見かけなくなりました。

小さなキャラクターをニュルニュル動かしたい場合、
アニメパターンを豊富に用意すれば滑らかに動きます。
先日取り上げたメタルスラッグシリーズなどはその代表例でしょう。
では大きなキャラクターをニュルニュル動かしたい場合は?
アニメパターンをたくさん用意すればたしかに滑らかな動きは実現します。
しかし、大きなキャラクターはそれだけファイルサイズも大きいので
アニメパターンが多いと容量オーバーになってしまいます。
そこで大きなキャラクターを小さいパーツに分割して、
その小さいパーツをプログラムで動かしたらどうだろう?
この考え方が多関節処理です。

もちろんPS2などのDVDメディアならば
ディスク容量に納めることは出来ますが、
一度に表示できるグラフィックの量というのは決まっているので
やっぱり大きなキャラクターを表示するには多関節処理が向いているのです。

キャラクターが大きければ、それだけアクションがダイナミックになります。
また、キャラクターの表情も豊かになり表現力が向上します。
てなわけでキャラクターが大きいと良いことづくめなわけですが、
多関節処理というのはプログラム能力&センスが必要とされるので
なかなか出来るもんじゃなかったりします。

オーディンスフィアではムービーを見る限りキャラクターは多関節で動いています。
公表されているキャラクターデザインはどれも魅力的。
これらのキャラクターが画面狭しと動き回るのは今から楽しみです。


■チェック2 同じ時間軸で展開する5人の主人公の物語

5人の主人公はそれぞれ属する国が違い、また立場も違う。
同じ時代をそれぞれの違う視点で描きながら、
最終的には一つの物語に収束するという設計になっています。
最後の最後まで物語の全貌がわからないということで
モチベーションを高めたままラストまでプレイできることが期待されます。

複雑に入り組んでいる物語はストーリーアーカイブで確認が出来るようです。


■チェック3 独特の色彩で表現される幻想的な世界

鮮やかな色遣いはそれだけで査定アップ!!

おーでぃん2

おーでぃん4

おーでぃん3

アクションゲームでは非常に珍しい色彩で、
独特の幻想的な世界観を表現することに成功しています。
雑誌インタビューではディレクターが

「映画ではなく、舞台劇の美術セットのような、演出された背景を目指した」

と語っていますが、公表されている画面写真を見れば
その目論みが達成できていることは間違いないでしょう。


その他にも骨太な戦闘システム、崎元仁氏のサウンドなど注目点は数多く、
久々に1発目の情報を見ただけで購入決定のゲームが登場しました。
そしてなにより、横スクロールアクションRPGという珍しいジャンルに期待してしまいます!!