昨日1月2日、薄曇りの小雪が舞う中、3年連続で上川神社(旭川市神楽岡公園2-1)に初詣に行きました。
日中でも-10℃前後、結構寒いです。

 

 

 


今年は息子が大学受験になる為、祈願絵馬を本人が奉納。どうか第一志望に合格しますように。
ま~、しかしこれからお金がかかるなぁ。梅之助個人としては金運上昇を願わずにはいられません。

 


上川神社そのものの由来は昨年書きましたが、今回は神社全般についてざっくりとですが調べてみました。

日本の神社は戦前の国家神道の反省から戦後は神社本庁という宗教法人が作られ、そこがほとんどの神社を包括する事となり、国家から分離されています。神社本庁の本宗は伊勢神宮なので、神社本庁に所属する神社の頂点が伊勢神宮となります。
当然この上川神社も神社本庁所属で、別表神社に指定されています。この別表神社とは何かというと。
戦前は神社ごとに社格(ランク付け)が決められていましたが、戦後の神社本庁では伊勢神宮を頂点とし、それ以外の包括される神社はすべてランク付けはありません。規模の大小にかかわらず立場は同じ、という事です。
しかしそうすると、一部の大規模神社における神職の人事等に不都合が生じる為、「役職員人事に関する規定」に特別な規定を設け、その対象神社が別表に掲載されている事から別表神社と呼ばれています。別表神社はその地方・地域の大規模神社が必然的に指定されているケースが多く、現在では全国に約350くらいあるようです。まあ、これは事実上の格付けですね。

さて、神社の中には神社本庁に属していないものもあって、有名どころでは靖国神社日光東照宮(ただし1985年まで神社本庁所属)、伏見稲荷大社などがあります。これらは単立神社と呼ばれ、それぞれ個別に単立宗教法人となっている場合が多いようです。また、明治神宮は2004年~2010年にかけて神社本庁から離脱していた事があるのだとか。同様のケースで旭川市花咲町の北海道護国神社も戦後の一時期に神社本庁から独立していたと聞いたことがあります。
ちなみに2013年に60年に一度の遷宮を迎えた出雲大社は、神社本庁に属しながらも出雲大社教という別宗教法人を設立しています。

こういう初詣に限らず、数年前から若い女性の間でもパワースポット巡りと称して、神社仏閣を訪問する人が増えています。一歩進んで「御朱印集め」を趣味にされている人も多いようですね。こういう傾向って、とてもいいと思います。日本の伝統と習慣、歴史に触れるいい機会ですから。


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