今週の淀のメインは、マイラーズカップ、芝・1600mです。
今回は11頭立てと少々寂しい頭数になりましたが、このレースはGⅠ安田記念を占う上で大事な前哨戦として位置づけられています。
今回のメンバーを眺めててみると3年前の皐月賞馬イスラボニータを始め、GⅠ常連馬やGⅡGⅢ実績のある古馬とクラシックを経て成長期にあるエアスピネルなどの4歳馬が激突となる楽しみな一戦です。
先にザックリと過去の勝ち馬を眺めてみると・・。
前走GⅠ出走かGⅠ連対実績馬、前走GⅡなら連対馬で重賞実績、前走GⅢならGⅠ連対、重賞実績馬など・・・。
この条件で出走馬をシャッフルしてみると・・・。
イスラボニータ、エアスピネル、ブラックスピネル、ヤングマンパワー、フィエロこの5頭が最有力馬となりそうです。
【人気】
1番人気 (2-1-2-5)
2番人気 (0-1-1-8)
3番人気 (4-1-2-3)
4番人気 (0-0-0-10)
5番人気 (1-2-2-5)
6番人気 (0-2-0-8)
7〜9人 (3-2-2-23)
10人以下(0-1-1-69)
【馬齢】
4歳 (2-4-2-43) 3.9% 11.8% 15.7%
5歳 (4-2-5-28)10.3% 15.4% 28.2%
6歳 (2-2-2-32) 5.3% 10.5% 15.8%
7歳上(2-2-1-28) 6.1% 12.1% 15.2%
【前走】
重賞(7-7-10-91)
├中山記念(2-1-1-9)
├香港マイル(2-0-1-1)
├フェブラリーS(1-0-0-3)
├中京記念(1-0-0-2)
├東京新聞杯(0-1-4-7)
├ダービー卿CT(0-1-1-27)
└高松宮記念(0-0-1-7)
OP特別(3-3-0-31)
├大阪城S(1-0-0-3)
└六甲S(0-3-0-12)
過去10年のデータでは、人気薄の激走や古馬が貫録を見せているようですし、前走重賞組が優位ですが東京新聞杯組は実績がないようでもあります。
有力馬
東京新聞杯組・・・優勝ブラックスピネル、2着プロディガルサン、3着エアスピネル、6着ヤングマンパワー。
ブラックスピネル・・・この東京新聞杯は超のつくスローな展開での逃げが嵌った感があり鵜呑みには出来ない面がある。
現在前売り3番人気だが、人気が被るようなら・・・。
ブロディガルサン・・・好位のイン追走と展開に恵まれた感がするものの、最後の脚は32.0秒と差し届かずも迫った。その後金鯱賞を使われているが今回は逆転なるか。
エアスピネル・・・1番人気に支持されたが前述のとおりスローな展開で最後は脚を余した感がある。今回は得意の京都で速いペースで流れるならばこの馬の評価は着差で惑わされてはいけないかも知れない。
ヤングマンパワー・・・この馬の評価が難しい、最後は瞬発力勝負で敗れたものだが、元々先行力があり好位のイン追走するような展開に持ち込まない限り勝ち負けまではどうか。
イスラボニータ
前走は阪神C2着。
その前走は出遅れ気味のゲートだったが、番手追走からハナを切るミッキーアイルに競りかけての競馬での2着は負けてなお強しの印象が残る。後は休み明けがどうかだけ。
その他の有力馬
ダッシングブレイ
前走はOP洛陽S勝ち馬。
その前走は、メンバーに恵まれた感があるが休み明けでの勝利は高い能力があるともとれる。今回は重賞の猛者が集結しメンバー強化となるが、どこまで力を示せるか。
フィエロ
前走はGⅠ高松宮記念5着。
その前走は、初の1200m戦でかなり戸惑ったレース内容に見えたがどうだろうか。
元々はやはりマイラーだけに、このメンバーの中では8歳古豪なれど力は十分通用するだろうし、淀のマイルなら勝ち負けかも。
クルーガー
前走はこのマイラーズC覇者。
Ⅰ年ぶりの出走がこのレースですが、長期休み明けはどうでしょうか。
今のところの注釈つきだが
実績からイスラボニータ、エアスピネルが人気を分け合っているが、ここは最後の瞬発力勝負に持ち込めば豪脚一閃まとめて交わすだけの力があるブロディガルサンを狙いたい。
本命:ブロディガルサン
対抗:イスラボニータ
単穴:エアスピネル
特注:フィエロ
押さえ:ヤングマンパワー、ブラックスピネル、穴でサンライズメジャー。
馬連
本命~(対抗~特注)厚目・・・3点。
本命~押さえ・・・3点。
三連複
本命~(対抗~特注)-(々押さえ)・・・12点