将棋の強い人が嫌いになりそうです | ロバ耳ブログ 

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「世界を変えるんだー!」みたいな歌が流れていまして、青年と中年の間くらいの男の軽い声が聞こえて来るんですよ。
そして何やら、“歌の力”がどうのこうのと語るわけです。水面下では、労働組合を作ってはパワハラを受けまくるとか、政治的ストーカーされて苦しむとか、何かを変えようとして討ち死にしている者たちが五万といるというのに、「世界の変革を最前線で歌う俺って格好いい!」みたいな空気なんですよ。いつもなら取るに足らない話なんですけど、最近にハマった趣味のお陰でイラッと来たりします(笑)

まあこれも八つ当たりです。



その趣味ってのがですねえ、アプリでやる将棋。小学生の頃には、親父と良く将棋を指したものです。しかし親父の野郎、いつもいつも後少しの所で勝つんですよ。なんて大人気ない野郎だ。そのせいで、以来将棋はやってません。小学生の時は、友達の中では強かったんですがね。


で、他のゲームに飽き始めたのもあって、PC相手の将棋アプリにチャレンジ。入門将棋は簡単すぎて、次のぴよ将棋をやってみました。しかしこれが…、めちゃくちゃ強いんですわ…。14級から始まって、最高が二段。何が腹立つって、今12級のぴよ平とか抜かすAIなんです。こいつがめちゃめちゃ強い。この階級に満足に勝てない。少し油断したら、あっと言う間に形勢逆転して詰まされる。

だんだん勝てるようになって来ましたが、12級のくせに、そこまで読むなよ!自分が弱すぎてびっくりしたわ!


CPは行き詰まると、特攻を仕掛けて来るんですよ。それでこちらがミスをすると、そこから一気に逆転するんです。もうびっくりするくらいにボコられます。これが12級って、二段のAIとかもう…。


だけどプロ棋士なんてのは、こんな将棋アプリなんて朝飯前なんでしょう。目の前の人が、どれくらい裏の裏まで読めるかなんて分からないけど、こういう頭の良い者に自分は振り回される人生なのかな、なんて落ち込んだりします。いや、落ち込んでも0.5秒くらいの話ですけどね。


だいたい性格的に、攻めることばかり考えてしまいますので、守りが大事だなあと将棋を通して再確認。それにしても将棋の攻め方がひねくれていて、なんか将棋が強い人間が嫌いになりそうだ(笑)
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しっかし人工知能に普通に勝てる人間とか、やっぱり凄いですね。アプリで再認識です。