海賊女帝ティモシェンコ③【佐藤優のウクライナ情勢に注目】 | ロバ耳ブログ 

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鈴木宗男。
何とも冴えない感じの田舎侍がいましたね。自民党でロシアとの外交に精を出していた…。

この人の話を以前ラジオで聴いたのですが、本当に日本を代表して頑張っていたんじゃないか、と思います。この田舎侍、実はカッコイい男かもしれません。そしてこの時に、確か秘書か何かだった男が佐藤優。

この佐藤氏が、ウクライナについての話を持っていました。動画で出てきます。


ウクライナは帝政ロシアに支配されるようになり、ロシア語が公用語になってソビエト連邦にも組み込まれていくのですが、大きく2つに分けられると言います。それが西ウクライナ(オレンジ革命の中心)とそれ以外、だそうです。常に対立がある。

そして西ウクライナには、リボフやイワノボフランコといった都市があるガリチア地方が、重要な立ち位置にあると。


もともと“ウクライナ”はロシア語で“田舎”の事で、「田舎者」がそのまま「ウクライナ人」になっていると言います。何かひどいですね。

したがってロシア語が基本的に話されているのですが、農村部ではウクライナ語がまだ話されている。ただその中にあって、ガリチア地方だけは、ロシア語ではなくウクライナ語が残った‥。

その訳は、このガリチア地方に限っては、実はオーストラリアハンガリー帝国からポーランド領へと変遷した土地で、帝政ロシア時代の何百年間もロシアではなかったのです。このガリチア地方がウクライナとして併合されたのは、スターリンが1945年に戦車で乗り込んで戦略してからの話です。
ハプスブルク家は異民族を尊重していたため、ガリチア地方のウクライナ人はウクライナ語を守れていた…。

それをスターリンが侵略してロシア語を話せと強要したんだから、この地方のウクライナ人は猛反発する。武装闘争に発展して、たくさん死人をだす。
そりゃ言葉を奪われたら戦うしかないでしょ。日本人くらいですよ、子供を自分から英語漬けにしてしまうような国民は…。

このスターリンの背後に、ハザールユダヤ人がいたのはブログ書いた通りです。しかし戦争の種をどんだけ…。

そしてこの地方のウクライナ人は、アメリカに亡命します。さらにはカナダのエドモントを中心に自治を作って行きます。
カナダで最も話されている言語が、英語、仏語に続きウクライナ語だと言います。120万が移住しています。
西ウクライナの武装闘争を、アメリカ、カナダから支援していた…
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