(TBを送ることができていません。しばらくお待ちください・・・)

今、危惧することは数多くあります。

櫛の歯が欠けるように、という言葉があります。
すべての歯に均等な力がかかっているうちは、櫛で安全に髪をくしけずることができても、どこか1本折れた櫛は以外にも(応力のバランスを欠いて)、次々と折れ始めます。

今はそういっ喩えを実物で見ることも少なくなりましたが、現実的には、弱い1本の1本の櫛の歯である個人がまずごく少数からなぎ倒されていき、その物理的・心情的に身近な側から取り崩されて全体が機能不全に陥る有様は、今いっそうその比喩と同じような過程をたどる状態にあります。

たとえば、政権交代を目前にした権力側の攻撃に当初批判的だった「民意」が、いざ小沢代表続投批判が党内から出ると、それを「勝ち馬」だと誤解させる力が強風になって襲ってくることに、あらかじめ「細切れに」された櫛の歯が、根でどうつながり続けることができるか。

また、たとえばこの時期、東京で教育への不当な支配に抗議する先生がたに、都教育委員会からの弾圧=解雇の危機が迫っています。「人と違うこと」だけで嫌悪する向きは、こうした先生をなんとか市民だとかと攻撃し、都教委に従順になれとお門違いの進言を、こうして情報を転送している者まで攻撃しようとしますが、どうやってそれに流されないか。

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ここでは後者の話を書きます。

まず確認です。都教委は決して「日本の伝統を重視する保守派」でなく、無政府的な独裁主義の教育構造カイカクの実験屋が保守の仮面をかぶっていることにも注意すべきだと考えます。
それと、これは「公務員のくせに組織の方針に従えない人がうんぬん」、「プロ市民?うんぬん」、という脊髄反射的反応は飽きていることも念押ししておきます。

先生方をできるだけ多くの力で支えなくてはならないと考えます。どんなに細切れにされていても。

不起立に関する動画(少し前のものですが)をふたつ紹介します。

1つめは埋め込みタグがありませんがこちら:
◆根津さんを解雇させない! 都教委に怒り集中!
http://www.youtube.com/watch?v=nDg8UtaFsmU

そしてこちらにもあります:
◆「君が代」不起立教員、思いを語る



「河原井さん 根津さんらの「君が代」解雇をさせない会」
http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/

に、連日行われている抗議行動の3月26日分が掲載されていますのでお知らせします!

●3月26日(木) 8時~終日行動
・8:00~8:30 都庁前チラシまき・情宣
・8:45~ 第二庁舎1Fロビー集合 都教委定例会 傍聴券の抽選
・9:30~ 教育委員会定例会傍聴
・11:30~多摩中裁判控訴審第4回 東京高裁820号法廷
・12:30~ 被処分者の会判決に向けて 地裁前集合
・13:30~ 被処分者の会裁判判決 東京地裁103号法廷
・14:30~ 河原井・根津 06年事件裁判 判決 東京地裁606号法廷
・15:30~ 原告・弁護団記者会見 地裁2F 記者クラブ
・17:30~18:30(開場17:10) 判決報告集会 TKP虎ノ門ビジネスセンターにて


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また、この同日は、北特別支援学校の渡辺先生の応援もあります。

●北特別支援学校渡辺先生への「東京都の事情聴取」への応援

3月26日(木)9時 都庁第二庁舎(新宿駅西口より徒歩15分) 人事部27階
 応援に来られる人は、ぜひ現地に駆けつけ、渡辺さんを支えてください!

☆その2:「日の丸・君が代の強制と処分を許さない3.28デモ」参加のお願い

3月28日(土)11時より集会(北とぴあ701号室/JR王子駅北口1分)

        12時よりデモ(王子駅→十条へ)


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3月25日の行動が「解雇させない会」ブログに報告されています。
http://kaikosasenaikai.cocolog-nifty.com/

2009/03/26
2009年春の闘い(25)

渡部です。 

本日(3月25日)、都庁前で「アクション・アンサンブル」が行われ、150名以上の人が参加しました。(全国各地からも、来られた方がいました。)

最初に、町田教組の菊岡さんが次のように話しました。

「10・23通達」で行われている式は、戦前の式と全く変わらない。都教委は戦前回帰を狙っている。これまでそれに反対して400名を越す処分者がでている。この混乱を引き起こしているのは都教委だ。さらに昨年7月には「分限指針」を出した。休暇が多いというだけでクビをきることが出来る。職場ではやめていく人が続出だ。正規の職員がいなくなり、アップアップ状態だ。教育の民営化が狙われている。すでに、ベネッセや玉川大学などに仕事が丸投げされている。その先兵として「日の丸・君が代」がある。「君が代」処分を阻止することは、そうした流れにストップをかけることだ。

その後、都教委に要請行動に行きました。参加者は80名ほど。3月12日に、「解雇させない会」が提出した、本日回答期限の請願書の回答が、(そのとき「大きな部屋を取って待っています」とまで言った)「申し訳ありません。現在所管で決済中です」ということで、得られませんでした。そこで所管の<人事部職員課>へ80人ほどで出向きました。警備員はいず、部屋の入口まで行くことができました。そうすると「ホリデーK氏」が出てきて、「本日お答えすることはありません」の一点張り。参加者からはその無責任ぶりに罵声が飛びました。

その後、都庁前に戻り、アクション再開。ここでは、市民や教組の人などが、都教委がやっていることの異常さを糾弾しました。中には職場で<42秒間ストライキします>と書いたビラを配り、不起立したという小学校の教員もいました。

発言はそれぞれ素晴らしいものでした。ここでは三人の発言を以下に紹介しておきます。

<北村小夜さん>
1月に「派遣村」に行くと、大きなバスから多くの人が降りてきた。そして皇居前に向かっている。すると、「日の丸」の旗を、ボーイスカウトなどの子ども達が手渡している。「日の丸・君が代」の意味を全く教えられていない子どもたちだ。自分は「戦争は教室から始まる」と言ってきたが、最近裁判所に行けば、「戦争は裁判所から始まる」とも思うし、今日都庁に来てやり取りを聞いていると、「戦争は都庁から始まる」とも思う。「君が代」処分をさせてはいけない。

<根津公子さん>
卒業式の前に子どもと「日の丸・君が代」の話をした。子どもたちは「卒業式だからやるのが当たり前」と言う。しかし、「なぜ」と問い返すと、疑問にぶつかる。話せばそこから教育が始まる。これは子どもたちへの教育であり、闘いではない。しかし、私たち教員の責任だ。若い人にも「黙っていることの加害性」について話していかなければならない。すると、「黙っていることはやっぱり加害者の立場」と言ってきた人もいた。本日の<事情聴取>では、都教委の役人に、いかに都教委が教育を破壊しているか。そして、あなた達もそのお先棒を担いでいる。ということを話した。神妙に聞いていた。

<河原井さん>
私も「ここから裁判」の原告であった。判決の翌日、「よかったね、河原井先生」と声を掛けられた。しかし、この判決を日常生活の中で具現化していかなければ単なる紙切れになる。この3月、職場で定年前退職者が5人も出た。押しとどめるが、「もう限界」と言って去っていく。毎日一時間早く学校に行って仕事をしていると、1人、2人、3人とやってきて話になる。吐き出す場になる。19日の卒業式には、自分の詩を書いた短冊の折り曲げたようなものを全員の机上に配布した。するとちょっとの間に管理職によって全部回収されていた。「日の丸・君が代」強制反対がいけないと言う。全くの管理職の自己規制だ。また職員も、職務命令も出ていないのに立って歌う。自己規制でみんな「茶色の朝」化しつつある。都教委はこれを求めている。しかし、現状を容認している人はいないのだ。あきらめず、つながり、それが大きなうねりとなれば、必ず「10・23通達」を撤回する日が来る。本日の<事情聴取>では、今回は都教委の役人と一時間以上語り合うことができた。そして、自分の詩を書いた短冊の折り曲げたようのものを置いてきた。

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都教委への抗議先です。

●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
 TEL 03-5320-6792
●東京都教育委員会 人事部職員課
 TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729


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レイバーネットの記事です。

レイバーネット 2009/3/19
根津公子さんら「分限免職」の危機~抗議の声を広げよう
http://www.labornetjp.org/news/2009/1237430623386staff01

にも分限免職(解雇)

佐々木です。

根津公子さんのメールを転載します。
いま根津さんたち「君が代」不起立教員は都教委の分限免職攻撃にさらされてい
ます。自らの良心と、こどもたちの心の自由を守って闘っている教員たちが理不
尽にも解雇されるようなことがあれば、この国の自由と人権は息の根を止められ
てしまいます。どうぞ、このことに心をとめていただいて、免職(解雇)阻止へ
ご支援、ご協力をお願いします。

なお、3月25日午後5時から都庁第二庁舎前で以下の集会が開かれます。
こちらへもぜひご参加ください。

「君が代」処分にNo! 3・25都庁前アクション・アンサンブル第2弾!
3月25日(水) 17:00~START!
 17:00 都庁第2庁舎前集合
      アピール
 17:15 都教委へ、4日の質問・要請に対する回答を求める要請行動
 18:00 発言・アピール等(第2庁舎前)
  石川逸子さん(詩人)・北村小夜さん(元教員)・
  崔善愛さん(ピアニスト)らの応援発言があります。
 19:00 終了

転載ここからーーーーーーー

河原井・根津らの「君が代」解雇をさせない会の根津公子です。
 お願いのメールです。

今年の「日の丸・君が代」問題は、いよいよの段階になってきました。
12日から毎日17時から18時30分まで、都庁第二庁舎前で情宣・チラシまき
を行っています。今日は包囲ネットの人たちと一緒に総勢25人で2種類のチラ
シを撒きました。

明日19日は河原井さんの勤務する八王子東特別支援学校の卒業式(会としての
支援行動は7:30~学校前で)、近藤順一さんの八王子五中夜間の卒業式(会
としての行動は17:15~学校前で)、24日は根津のあきる野学園の卒業式
(会としての支援行動も7:30~学校前で)です。お近くの方は、支援行動に
ご参加くださいますようお願いします。

さて、皆さんすでにご承知のように、今回都教委は私たちに対して、昨年7月に
策定した「分限対応指針」を使い、分限免職を企んでいる可能性が高いと思われ
ます。

「君が代」処分に「分限対応指針」を適用させるのかを東京新聞、都政新報(=
都の管理職が読者の新聞)が聞いた記事によると、「ケースバイケースだ」(東
京)、「『改善の取り組みなどがあっても直らない行為は、該当する可能性も高
い』としながらも、『公務の中での位置付け、役割、重要度の問題もある。ごく
一部の仕事ができないことで判断するのはどうなのか。職務上の重み等を考えな
ければならない』と慎重な姿勢も示す」(都政新報)ということです。「君が代」
一つでなく、自己申告書や週案の不提出と抱き合わせで分限免職、ということも
考えているかもしれません。

分限免職をさせないために、
都教委に対し今皆さんにしていただきたいことがあります。
「分限免職をするな。これ以上の処分をするな」の声をたくさん届けてください。
電話、ファックスを入れてください。周りの方にも呼びかけてください。

 東京都教育委員会の抗議先
●教育長 大原正行 〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 
都庁第二庁舎 東京都教育庁内
TEL 03-5320-6701 FAX03-5388-1725
●東京都教育委員会 人事部服務課(処分担当)
TEL 03-5320-6792
●東京都教育委員会 人事部職員課
TEL 03-5320-6790 FAX03-5388-1729
●東京都教育委員会 指導部義務教育心身障害教育指導課
TEL 03-5320-6840 FAX 03-5388-1733
●東京都教育委員会 教育情報課
TEL 03-5320-6733 FAX 03-5388-1726

●メール
東京都教育委員会のホームページをあける
左下の方に「ご意見ご要望」がある。そこをクリックするとメール投稿の画面に
なる

処分を決める教育委員会定例会の日時ですが、通常ならば木曜日の26日なので
すが、30日という話もあります。都教委に直接聞くと、「26日」と答えたり、
「2日前に告示されます」と答えたりで、答えられない何かがあるのかと疑念を
抱かせるような答えをしている
そうです。
私たちは両日教育委員会が開かれるのなら、両日傍聴をします。その節は、お近
くの方、傍聴をお願いします。

31日まで裁判の判決も含め、連日行動をします。少しの時間でもご参加くださ
いますよう、あわせてお願い申し上げます。
なお、その詳細は、ホームページをご覧ください。
http://homepage2.nifty.com/kaikosasenaikai/


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北特別支援学校の渡辺先生の情報を転載します。

☆その1:3月23日北特別支援学校卒業式における渡辺さんの「君が代不起立」に関して都教委が「事情聴取」のため、渡辺さんを都庁に呼び出します。

3月26日(木)9時 都庁第二庁舎(新宿駅西口より徒歩15分) 人事部27階

 応援に来られる人は、ぜひ現地に駆けつけ、渡辺さんを支えてください!

☆その2:「日の丸・君が代の強制と処分を許さない3.28デモ」参加のお願い

3月28日(土)11時より集会(北とぴあ701号室/JR王子駅北口1分)

        12時よりデモ(王子駅→十条へ)

*詳細は以下をご覧下さい。

○3月23日卒業式の報告○

 卒業式は、開会のあとすぐに「国歌斉唱」。司会の主幹(副校長に次ぐ役職名です)が進行表に書いてあるとおりに「伴奏に続いてご唱和ください」と言いました。「ご唱和」とは何事だ、と予行の時に文句を言ったのですが、全く意に介さず、です。校長は大きい声で歌いました。

 私(注:渡辺さん)は静かに座りました。すぐに副校長2名がやってきて「渡辺先生お立ちください」と2度言って不起立現認9時43分、渡辺先生不起立を確認しました、と言い去りました。都教委来賓は1.5メートルほど後ろからじっくり見ていました。私は子どもたちの真ん中にいたのですが、副校長はその中をかけ入ってやってきたのです。

 式は滞りなく進みましたが、来賓、校長、みな壇上に上る人は日の丸に向かって礼をし、降りる時も礼をしていました。神妙な顔つきがまことにおかしいというか、おそろしいです。


○「日の丸・君が代の強制と処分を許さない3.28デモ」○

      「良心・表現の自由を!声をあげる市民の会」

渡辺厚子さんは、23日に中3の担任として卒業式を迎えます。この時、不起立をすれば、不当にも、今日までの処分加算で、三ヶ月の停職処分が予想されます。

 渡辺さんは、三ヶ月間という長期にわたって、生徒・職場から切り離されるかもしれないことに対して、深く悩み続けました。この不起立の闘いが、一部の人たちの特殊な行動として分離され、都教委の職場分断攻撃の中で、職場の共感は得られず孤立してはいかないか。一人よがりの行動であり、他人ごとの問題として捉えられはしないかなど、様々の思いが駆けめぐりました。

 こうした思いの狭間で、しかし、どうしてもこの「日の丸・君が代」強制が、憲法で保障する「思想・信条の自由」を否定し、個々が生きる権利・基本的人権を否定していることに、目をつぶることはできない。そして、都教委の命令に従わない者は、処分・弾圧するという権力的教育行政が、子どもたちの教育権と人権を否定し、自立した判断力という人間形成に大きな禍根を残すという強い思いにかられています。

 それは何よりも、「日の丸・君が代」をシンボルとした戦前の教育が、多くの子どもたちを戦争に駆り立て、それを社会的沈黙の中で容認していったという苦い過去を、親族の戦争体験と合わせ、二度と繰り返させてはならないという心からの叫びです。

 教育の国家管理を強めようとする強大な力を前に、この思いで、渡辺さんは自らの体をはって立ち向かっています。しかし、一人の人間として、ともすると折れそうな心を、自らに問い返しながら日々闘っています。

 取り巻く厳しい状況の中に、渡辺さんを孤立させず、皆様のご支援で輪を広げ、挿させていただきますことを、心からお願い申し上げます。

 市民の会は、ものも自由に言えない社会を危惧し、民主主義と人権と生存権のために、微弱ですが取り組んでいく所存です。一人でも多くの方々の3月28日のデモへの参加・賛同を何とぞよろしくお願い申し上げます。


わたしは都内にいないので参加は難しいですが、ともかく告知をしなくてはと考えアップしています。
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