都知事選のことや、国民投票法案のいんちき公聴会がかろうじて先送りになった(asahi.com 国民投票法案、衆院特別委開けず 公明の慎重姿勢受け )けれど予断は許さず、さらには法案を今、強行してでも作る理由はわたしはまったく理解しない、ということ、また、東京新聞に玉川大学の朝鮮学校卒業生受験資格問題が大きな記事で取り上げられていたこと(週末スキャンしてアップします)、慰安婦問題で山拓に「弁解がましい」と批判されるアベ (リンクはSankei Web『山崎氏、首相発言に「弁解がましい」 慰安婦問題で』)、新銀行東京のこと、築地市場デモ…など書きたいことだらけなのですが(SEO対策しているみたいですね(汗))、定期健診をさぼっている眼が不調の兆候を呈しているので、養生のためまず重要なところに絞って書かせていただきます。


…実際には、全て同程度に重要なのですが。


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都知事選のリアヨロのアンケートをSOBAさんからTBをいただいたエントリーで知りました。

  『リアヨロ(リアルタイム世論調査)の、東京都知事選支持率調査を当雑談日記でも表示しておきます。


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2007/3/14追記

 このリアヨロ投票をたてられたスパイラルドラゴンさんのエントリーl『都知事選世論調査終了のお知らせ。 』によれば、3/13にてこのアンケートは終了となったのだそうです。

公職選挙法の違反の恐れがあるとのことです。

せっかくの応援が逆効果になってしまっては本末転倒ですから対応します。

結果はわたしの心に覚えておきたいです。

再配布もNGの可能性があるとのことなので、後半に張っておいたアンケート結果のキャプチャも非表示とします。


ここからが、スパイラルドラゴンさんのエントリーの抜粋です。

また、リアヨロ!の過去ログから調査結果をコピーして配布したり、選挙期間中に第三者に対して公表することは、公職選挙法第138条の3(人気投票の公表の禁止)に抵触する恐れがあるので、絶対に行わないでください。特に各候補者の運動員は、この調査結果を口頭で他人に伝えることさえも避けてください。

ここにはリアヨロのタグが張れないようなので、アンケートのサイトにリンクします。

ネット世論調査

東京都知事選の立候補者が出揃った!
2007年3月6日(火)、4月の東京都知事選について、前宮城県知事で慶応大学教授の浅野史郎氏(59歳・民主党・社民党支援)が東京都庁で会見し、出馬を正式に表明したことで、吉田万三氏(59歳・共産党推薦)、石原慎太郎東京都知事(74歳・自民党・公明党支援)、建築家の黒川紀章氏(72・無所属)と、今回の都知事選には4人の候補者が出揃うことになりました。
あなたは今後4年間、どの候補者に東京都政を任せたいと思いますか?
2007-03-07 19:51:47
注:調査開始後の新たな立候補者は、この調査の対象外とします。


(アメブロにリアヨロで発生させたタグを貼り付けようとしてもいつも失敗してしまうのです。もしご同輩でうまくいった方、tipsがあればお知らせいただけるととても嬉しいです)


…ということで、一票投じてきました。現時点(3/9 0時過ぎ)でのキャプチャです。【クリックで拡大】


2007/3/14 23:50頃、画像を削除しました。

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わたしは個人的な思想と環境など背景から、イシハラがここまで壊しきった東京を復興していただく必要がある、と考えたとき、就任後も知事という職人(上記記事による表現)の力をできる限り発動させ、壊れたものを建て直し、国に対しても責任を取る、あるいは異議を唱える立場にあがるには、やはり浅野氏の資質と経験と経歴にしか期待できません。

(他の考え方を排除するものではないです)


黒川氏は、大変申し訳ないですが日本会議代表という一点でわたしは信用していません。

ただし、イシハラ批判は怨嗟を超えて的を射たところもあったと少し驚きました。


浅野氏については、かつて、宮城県知事を辞められてから日経新聞かどちらかに回顧録を書かれていたものに感銘を受けたのは事実ですが、それでも、氏の官僚出身という特性やある種の強硬な態度は、多少は理解しているつもりです。

白馬に乗った王子様はリアルワールドには登場しないから。


応援しつつネガティブな事例も併記している記事が(応援というスタンスでは公正でしょう)、こちらにもあります。


  東京新聞 2007/3/8 こちら特報部 『卒業』浅野氏の都知事選挑戦


さらに、教育や福祉社会や取り戻したいならば、なぜ吉田氏でなく浅野氏を応援するのかという質問があります。

(リアルでも一回~二回ほど質問されました)

「寄らば大樹の野党共闘なのでしょうか?」「共産党をどう思っているのですか?」というやり取りをよく目にします。


理念・モラルの面では吉田個人氏の持てるものは崇高であるかもしれません。

さらに足立区長の職に就くことは、港区長や千代田区長(他意はありません)と比較できない艱難辛苦も越えてこられたことでしょう。

共産党が吉田氏を推すことは、頑迷さでなく、熟考した結果があるのだとは想像しますし、また個々の有権者が誰を支持するかの自由を保証する原則はあります。

八方美人と言われようと、共闘できかったなりに、排他的になる前に考えてみたいことはあります。


でも、今の段階でいえるのはそこまでです。

お互いがそれぞれ独自の、またあるときには共通したイシハラNOに向けた見解をあえて差別化を意識することなく表現し、いかにこの8年間が狂いへの道を歩いてきたかを知らしめ、地を動かすこと、それしかできない。


けれどこんな夢想がわずかにでも実現するか、これからを見ないとなんともいえません。

相互に候補は競合なのだから。


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わたしが「職人として期待したい」と考えた、知事経験に対しても、根も葉もない噂や、ある面から見た苦言、双方が乱れ飛んでいます。

ご都合主義の王道、週刊新潮週刊文春 はさっそく浅野スキャンダル的記事?を大きく取り上げています。


それにしても、つい先日までイシハラ批判をしていた方々ですから、部数狙いか、アベ風にいえば広義のイシハラ側からのなんらかの圧力に屈しているのか、散漫に想像することしかできません。


あるいは、浅野氏に異議があるならば、代案として黒川氏や吉田氏を推すのかというと、それもなさそうです。

御用メディアにも足らない、イエロージャーナリズムに食って掛かるのは間の抜けた行為かもしれませんが、でも、

何が目的なのでしょう(笑)


と、いったん笑ってみたものの、浅野都政を実際にイメージしたときの未知なるものへの恐怖から、消極的な形で現状維持、つまり、選挙に行く気なんかないな、というムードを醸成する試みなのかもしれません。


その後、丸山弁護士立候補 なども浮上はしているようですがさておき。


【ついでにと言っては何ですが、2007/3/14追記】

 結局丸山氏出馬せず、やっぱり投票率低下と混乱を狙うイシハラ側の作戦に感じられてなりません。

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イシハラの大失政、新銀行東京について、大前研一氏が日経BPに先日のメルマガに追記した詳報を寄せています。


日経BP 「産業突然死」の時代の人生論 大前研一氏
第68回 “東京都の銀行”、巨大赤字の真相

このことからなんとなく思い出したこと・・・


一定以上の経済規模を持つ近代国家でありながら、金融面が弱い・成熟していない(とても卑近で例になっていないかもしれませんが、その、新銀行東京を平気で作れちゃうとか、郵政民営化の欺瞞が通ってしまうなど)国ほど、福祉によるセーフティネットを強化しなくては、国内の安全が確保できない、ということは、座学でのわたしの理解です。(素人解釈です)


森田実さんのコラムにも少しそれに関連するような箇所がありました。


2007.2.25 森田実の言わねばならぬ[82]

平和・自立・調和の日本をつくるために【63】

世界の主潮流からはずれた日本

――安倍晋三・石原慎太郎の「ブッシュ共和党の“戦争”路線」(その3)

【前段略】

世界の方向は「社会民主主義」
 日本の新聞はまったく報道していませんが、アメリカ国内は格差が拡大して、ひどい状態が続いているのです。私は、アメリカから帰ってきた人に「日本は、郵政民営化で350兆円をアメリカのための使おうとしています(引用者注:簡保以外に郵貯もあわせて)。アメリカが10年間以上これを要求し続けて、ようやく実現したのです(引用者注:年次要望書です)。そして次にアメリカが要求しているのは医療です。日本の医療をアメリカ的医療に変えろという要求です」と話しました。

 アメリカでは、金がなければ医者に行けないのです。17~18%の人たちは、貧しさのために健康保険証ももてないので、救急車でしか病院に入れないのです。それらの人々は死ぬか生きるかの状態になって初めて病院で診てもらうことができるのです。このため、帰ってはこられない人がたくさんいるといいます。けがをした人も、手当てが遅れて腕や足がなくなってしまうことも多いそうです。ロサンゼルスの街で目立つのは、戦後の日本でアコーディオンを弾いていた白衣の傷病兵のような人びとだそうです。

 それに対する不満も相当高じているそうです。中間選挙ではイラク政策だけではなく、共和党の市場主義も否定されたのです。市場主義は、結局強い者が勝ち、弱い者が犠牲になる弱肉強食の世界です。アメリカでもそういう状況に、みんなが耐えられなくなっているのです。

 いま、イギリスは転向を始めています。ブレアはすでにレーム・ダックです。若いキャメロン保守党党首は、党首選挙で「思いやりのある中道政治。アメリカに従属しない政治」と主張したそうです。それで、党首選に勝ったのです。本来これは、労働党が主張しなければいけない政策ですし、「思いやりのない自由主義」に対抗するスローガンです。キャメロンは党首選挙に勝ち、保守党が、昔の労働党のような政策を主張しているのです。このキャメロンはいま40%くらいの支持率だそうです。

 つい先日まで「自由主義」「市場経済」とグローバル・スタンダードを唱えていた『フィナンシャルタイムズ』や『エコノミスト』などは、ここ半年くらいの間に転向し、政府が経済過程に関与して、貧しい人たちを救済する福祉政策をとるという修正資本主義・社会民主主義の立場を主張するようになっています。福祉を行うヨーロッパか、福祉を切り捨てるアングロ・サクソンかという対立軸を比較して、福祉を行う政府のほうが犯罪は少なく、皆が将来に対して明るい希望をもって生きられるのでヨーロッパ型の方が望ましいという論調に変わってきているのです。

 アメリカでも2年後にはブッシュ政権が終わり、かなり高い確率で民主党政権に移行すると思います。民主党政権は、福祉の拡充に努め、弱者の救済に取り組むでしょう。ヨーロッパも、社会民主主義復活の方向に動いており、フランスでも社会党政権ができる可能性が高まってきています。いまこの流れから外れているのが、日本とオーストラリアです日本は、石原慎太郎と安倍晋三で共和党路線をとっており、まさに世界から立ち遅れてしまっているのです
 残念なことですが、東京都民は石原というとんでもない人物を英雄にしてしまいました。東京都民のもつ石原幻想をどのように打ち破っていくか、われわれはいま、真剣に考えなければならない
 いまの東京を地方から見れば、「自分のところさえよければよい」という生き方をしています。東京だけが栄え、地方は沈んでいます。少ないパイを奪い合う陳情政治は激化しています。年末、予算編成期に役所や自民党本部や議員会館に行くと自治体の首長や助役などの幹部でいっぱいです。地方からきてホテル代に1万円を払えば、200円はホテル税として東京都に入ります。陳情政治によって、東京都にだけ金がどんどん集まってくるのです。
 最近の統計を見ても、東京都があらゆる面で経済指標がよく、2位、3位との差が大きく開きいています。もちろん東京都でも、例えば足立区のように教科書の補助を受けている家庭が40%もいるという二重構造もありますが、内閣府の調査を見ますと、東京都民の場合「よくなった家庭」が1~2%の差で「悪くなった家庭」よりも多く、ほとんどが「悪くなっている」地方とは違っています。
 その調査が正確だとすれば、半数以上の東京都民が現状に満足しているわけですから、都知事は石原のような人間でもよいということになりかねないのです。いかに東京都民の意識を変えるかが課題です。石原のようなブッシュ型の人物をまたも都知事に選ぶようなら、東京は全国民を失望させるでしょう。都政を私物化するような人物に都知事をつづけさせてはいけないのです。
 石原を倒して勝てる候補者を出さなければなりません。4月8日は、大きな勝負になるのです。

イギリスでは保守党が、また当初保守派の論客だった森田実さんのほうが、かつて社会主義的政策とされたものにより近づいていっています。

もろ手を挙げて無批判にWelcomeと言えるか、それはその方その方のスタンスでしょう。


これと関連して、ずっとショッピングカートで保留になっていた『ヨーロッパ型資本主義―アメリカ市場原理主義との決別 』(福島清彦著)を発注しようかどうしようか再考中です。


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