キングコング対ゴジラ

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怪獣の同好会、同人誌というのが、昔、ありました。いえ、今でもあるでしょう。
竹内さんたち怪獣倶楽部を第1世代とするなら、ぼくらNEO FERASは第2世代でした。
現在の年齢で言うと、55歳前後から上が第1世代。50歳前後が第2世代。40代半ば前後が第3世代。
それじゃ第1世代より前は?というと、当然、いくらでも古い怪獣ファンは居たでしょうが、そうなると「ゴジラ」を遡り、忍術映画の蝦蟇や竜も怪獣だし・・・となるので、怪獣ファンの価値観として、分かり易く言えば、62年の超大作「キングコング対ゴジラ」を観ているか、どうか?
がネックになってくるようです。
残念ながら、ぼくが観たのは、再映。それも短縮版、東宝チャンピオンまつりです。だから、竹内さんたちが羨ましい。
第1世代と「キングコング対ゴジラ」の話となると、敬意をしめして、1歩後退しないといけません。
近所の画廊のオーナーは熱烈な怪獣ファンではないものの、「キングコング対ゴジラ」を観ている世代なので当時の黄金時代の映画館を伺っては羨ましく思うんです。

東京オリンピック以降、テレビが普及して、映画は娯楽の王道を譲ります。
ちょうど「キングコング対ゴジラ」の62年が映画興行の最高潮にあたる時代だそうで、それを境に、映画は下降します。

当時の子供はみな東宝の怪獣映画を楽しみにしていました。
そして、東宝の怪獣映画がテレビで見られる「ウルトラQ」。これが、ぼくらが最初に体験したムーブメントになります。66年。
日本全国に怪獣ブームが起きました。「ウルトラマン」「ウルトラセブン」と続きます。
第3世代は、「帰ってきたウルトラマン」「仮面ライダー」の世代。71年になります。変身ブームでした。
もちろん、最初の世代は、それぞれをどれをも見ているわけです。
ただ、最初になにを見るか、なにに影響を受けるか、で、この世界の立ち位置がだいぶ違います。

キングコングもゴジラも、あるいはラドンやモスラも地球の生物の巨大化で、とても正統派。
「ウルトラQ」からは、知らずうちに現代アートの要素が入ります。成田亨のデザインに圧倒されたぼくは、怪獣の形の面白さにのめって、怪獣図鑑や怪獣人形を集めました。

そんなわけで、マイ・フェバリットは、ウルトラなんですが、どうしても東宝怪獣映画の存在感が邪魔をして、どっちを選べ!なんて言われたら、困ってしまうのです。

週末なので、竹内さんを偲んで、「キングコング対ゴジラ」をゆっくり観ようと思います。$ヤマダ・マサミのブログ
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