佐々木明

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佐々木明さんはまだ現役で作品を残しつつ商業美術をやられているようですが、成田さんと同じ武蔵美出身で、後輩にあたることから、成田さんには気の許せるスタッフだったようです。
佐々木さんのインタビューがニコニコ動画にありました。
<http://www.nicovideo.jp/watch/sm8435125>
佐々木さんは、ウルトラマンの直接的な造型をやりますが、その前に雛形を作っています。これが事実上のデザイン決定稿に当たるのでしょう。
もちろん、カラータイマーはなくて、顔もスーツのウルトラマンと違って強面です。
スーツのウルトラマンも、出来たての頃はカラータイマーがありません。
カラータイマーの設定は、TBSからの要請で、ピンチになった描写を入れたいからとの事でした。成田さんはそれをずいぶん反対したそうです。
宇宙人と言っても人間なので、メカニカルなものが付いてしまうとロボットのようでイヤだったとか。
けれども、ファンにしたら、今さら根付いたイメージなので、ないと変な気もします。
そして成田さんのイマジネーションをさらに研究していくと、波長が合ってきて、やはりカラータイマーはなくても良いんじゃないかと思えてくるから不思議です。
でもそれは、スーツのウルトラマンではなく、雛形やデザインに近い絵の世界での事です。

成田さんによると、ウルトラマンは本当は青いラインにしたかったようです。地肌はやや黄色がかっていますが、ウルトラマン神変から逆算すると、それは金色の地肌、黒いラインに近い色合いだと言う事に気がつきます。
ぼくが色を付けた神変の黒いラインは、赤紫と青紫を合わせた色です。どこか色を感じさせる黒です。

写真の雛形は、何色だったんでしょうね。赤だとモノクロ写真で撮ると黒く見えます。黒澤映画のモノクロ版では、血糊や雨に墨汁を使ったと言います。モノクロの世界では、赤は黒と同じ明度になってしまうのです。
ならば、やはり雛形は青いのか? たぶん朱色かオレンジのような気もします。デザイン画がその色だからです。
もっとすごい顔の初稿があって、そっちは青いラインでしたが。
そうそう、竹書房の「ベストブック ウルトラマン」に載せた<ウルトラ前史>というコラムに描いたレッドマンです。これは青いラインです。
成田さんのデザイン画のカラーが残ってないから、勝手に想像したんです。


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