Uジン

テーマ:
朝はとくに寒いです。安穏と暖房の部屋に居るのは、被災地の方に悪い気がして仕方ありません。ほんの少し、ゴミを出しに外へ出てそう感じてしまいました。
かといって暖房を切って少しでも気持ちを分かち合うなんて真似は根性なしのぼくには出来ません。ご免なさい。なんの力もありません。ぼくに出来るのはせめて少々の募金をしたり土地の神様へ手を合わせるだけです。
しかし、人は無理をせず、やれることをこつこつやれば良いのです。自分にしか出来ない事で人の役に立つ事があるはずです。
とはいえ、人間だから、時に怠けたり、奢ったり、あるいはどうして良いのかさえ分からなくなることもあるんです。
好きな仕事を得る事の喜びって、大きいですよ。
それを奪われたら人間はツライです。
少なからず、やりたくても仕事がない時代なので、謙虚になれる自分が居ます。
そして、今回の被災で、人生が止まってしまった人の分まで、どんどんやっていかねばならないと余計に感じます。

依頼仕事の4つ目は、2つあります。
実はまだ1つ目の途中です。これは長期戦になってしまいました。しかも2つあるうちの1つの8合目くらいです。
時間がかかるのは手こずっているせいです。もう出口です。
もちろん時間をかければ良いというものでもありません。
小松崎茂さんに、どれくらいで描いちゃうんですか?と聞いたら、これなんか3日くらい。かかりすぎちゃったね。時間かけると良くないんだ、一気に描き上げちゃう方がいい。
と、軽く仰いました。
たぶん、少年誌に描いていた頃の絵は、それこそ1日に何枚も描いていたのでしょう。でも名人とぼくとでは基準が違いますからね。
やはり、やらないといけない作業は地道にこなすまでです。

4つ目の仕事の1つは、<さすらいの宇宙人マヤラー>です。
成田亨さんのオリジナルで、個展で見かけた人もいるでしょう。実はマヤラーというのは決まった名前ではなく、企画書<Uジン>を書いた時に手持ちのキャラクターを寄せ集めて中の1つの絵でした。そこでは<スーパーu>とされています。
なぜマヤラーになったのかは知りません。個展の図録で紹介されています。
依頼者は、成田マニアでもあるので、よくぞ、マヤラーに目を付けたと思いました。とてもカッコイイので、暇があったら自分がかぶれるマスクでも作りたいと思っていました。
で、依頼者は、絵を見て、女性のようだと言うのです。
図録より少し大きめの絵が企画書にあります。
<Uジン>の設定では、グラス(ウルトラアイみたいなもの)を付けて誰でも変身が出来るという事になっています。つまり、特定の誰かではないようです。
ぼくも女性のような気がします。あと宇宙人の子孫で<星ミコ>という女性が登場します。口元が<スーパーu>に似た感じです。
<スーパーu>は、女性か少年のような気もします。
だいたい人間の彫刻は、女性の体をモデルにすると骨格の表現が良くなってくると成田さんが仰っていたので、ぼくもそれに倣い、絵兎展の青いウサギも、この間のウルトラマン神変も、まず女性の骨盤を中心にしています。
S字曲線をそこにあてはめます。鳩胸、出っ尻です。それが、マルサンの人形でも基準になっていました。
そういう事を、いろいろ考えて、進めて行くのが楽しいのです。



<ヤマダ・マサミの仕事>はこちら!
http://garagara9.s1.bindsite.jp/

mixiでも<美也マサミ乃介>で登録してあります。
「ランチと散歩」の日記を連日執筆中。
$ヤマダ・マサミのブログ
AD