原型師

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原型師という職業はかなり特殊だと思う。だいたいそんな名称が使われ出したのは最近です。
ぼくが原型師や造型師という言葉を使ったのは、ホビー誌やその以前だと80年頃の怪獣の同人誌と、その頃携わっていた「宇宙船」などで、ウルトラ怪獣を紹介する際、デザインの成田亨と仕分けするために造型の高山良策を、デザイナーに対し造型師としたのが、このジャンルでの初期の使い方だったと思います。
原型師で使ったのはガレージキットの製作者を少し専門的な名称にするためにで、広まったのは、師匠の安井ひさしさんが「模型情報」や講談社のゴジラ関連のムックなどで使ったのが大きいでしょう。
まさか自分が原型師になると思ってもみませんでしたが。
原型師も造型師も、英語ならモデラーです。
しかしモデラーだと、日本ではプラモデルを作る人を指していました。最近はフィギュア原型を作る人をモデラーと呼ぶ場合が多いようです。
名称なんて、実はなんでも良いんです。
ただ、雑誌などで権威付けをしたり、専門用語として使う分に、必要だということで。

ところで。こと怪獣の造型において、ぼくは日本の怪獣造型のベスト3は、ゴジラを作った利光貞三さん、ウルトラ怪獣を作った高山良策さん、それとマルサンの怪獣を作った瀬戸物職人の方の3人を括りたいと常々思っていました。
その人たちの技術を真似したいと思って怪獣の人形を作り出したのがいつの間にか仕事になったわけです。
画像は、マルサンのドドンゴと、おそらく同じ作者のバンビ。
瀬戸職人の方は怪獣以前は、こういった動物を作っていたそうです。見ての通り、どちらも首を左に振っています。
そこに、単なる模写、模型の域を超えたセンスを見出すのです。

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