時間の密度

テーマ:

がん告知。

 

再発。

 

再々発の疑いありで

経過観察中。

 

これが今の私の状況です。

 

生と死は二つあってはじめて成り立つ。

 

そんなことは小学生でも分かるんですが

その実感となると、状況によって天と地程の違いが出て来ます。

 

罹患前まで、死は遠くにチラチラ見えては消える漁り火の様なものでした。

 

けれどがん告知を受けたその瞬間に

死は、ぬん!といきなり目の前に現れた。

 

泣いてもわめいてもどうにもならない

抗えない壁の様なものでした。

 

その後の再発、そして今の再々発の疑い。

 

その過程を経ながら

死のカタチはどんどん明確になってきました。

 

後戻りができるものでもない。

時間は確実に減っています。

 

寝る前の深夜、

死が近づく音が聞こえる気がします。

コツコツコツ・・・・

 

それにどう対応すればいいのか。

 

時間を濃密にすること。

時間の存在を意識すること。

それが私なりの対処だと考えています。

 

時間はあらゆることに消費されますね。

歯を磨いている間にも、時間は確実に目減りしているわけです。

 

けれども時間を有意義に使った、

その手応えがずしりとこの手に感じ取れたら、

目減りすることは価値への変換だとも捉えられます。

 

私が絵を始めたのも

旅行にチカラを入れているのも

今、この瞬間に生きていることを

全身で感じ取りたいからです。

 

残りの時間を意識すればする程

惰性で生きることをやめたい。

 

どうすれば生産的になれるか。

知らなかったことを発見できるか。

 

そうした意識の下で与えられた時間を使いたい。

 

この社会は複雑です。

複雑すぎて理解するのは難しいのですが

長年生きて来た私には一つ明らかだと思っていることがあります。

 

投げたボールは帰ってくるということ。

社会に向けて何かをすれば

それは何らかのカタチで自分に必ず戻って来ます。

 

だから、思う。

 

積極的にアクションを起こしたい。

そして社会からのリアクションを享受したい。

 

それが生きるという行為だと思います。

 

言っていることが何だか立派ですね。

 

実際にはこんなに理想通りにはいきません。

 

休日はいつまでもベッドの中でぐだぐだしてるし

がんの不安に駆られて背中を丸めながら

トボトボ歩いている自分の姿を

ショーウインドーに発見することもしばしばです。

 

けれど、そうした意識を持ち続けることが大事だと思うんですよ。

繰り返し思い続ければそれはいつの間にか実現します。

 

何かのカタチで。

 

残りの時間を意識する。

時間の密度を上げること。

 

今の私に最も必要なことであるし

そうした思いを抱き続けていると

少しずつではあるものの、

思っていることと現実とが近づいて来ている気がします。

 

まだまだ、これからです。

 

満足のいく生ききり方。

実現したいですね。

 

 

 

何か感じたらポチっとね

にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AD

コメント(14)