シジュウカラのヒナの生長 ~ひまわりの種を自分で割ります~
庭の巣箱から
シジュウカラが巣立って行って久しい。
時々
ヒナを引き連れて
親鳥がひまわりの種の割り方を教えにきていたが、
近頃では
ヒナも自分で種が割れるようになった。
まだ幼さが抜けない
シジュウカラのこども。
ヒマワリの種を
足で押さえて
くちばしで上手に割ります。
そうやって
自分で中の実を
食べられるのだが、
親がそばにいると、
まだ甘えます。
餌をねだるような鳴き声を出しますので、
すぐにヒナだとわかります。
一応足で種を摑まえています。
この芸は
スズメには決してできない。
でも
足で摑まえて
割っている最中でも
親が来ると
餌をねだる甘えた声を出します。
この表情を見ると
まだまだ子供。
でもこれがまた
親にとっても
観察している家主にとっても
可愛い姿。
水浴びだって覚えました。
だけど中に入るのがまだ怖いのか、
容器の縁にとまって
こんな姿で
無理な水浴び。
そんな姿で水浴びしたら、
どうなるかは決まっている。
上半身だけ
しょぼしょぼ。
こうやって
少しずつ大人になっていくのですね。
我が家の庭からは
もう数十匹のシジュウカラのヒナが
巣立って行きました。
自然界の巣で育ったヒナが
巣立つ確率よりも
人の目に触れるところにある巣で育った
ヒナが巣立つ確率の方が
はるかに高いというから、
我が家の巣箱は
少しは自然の営みに
役立っているかもしれない。