愛と命 | 小さな命の架け橋

小さな命の架け橋

命に地位はない

命に軽いも重いもない

世界の動物が幸せになる権利がある

この思いで 現実を一人でも多くの人に伝え

一匹でも多くの動物を救っていきたい


ペット大国 日本


街では 着飾った犬たちが楽しそうに散歩をする光景が


微笑ましいものでは ある


しかし その微笑ましさの裏では信じられないような


現実が潜み ありえない事実がこの日本には存在する



小さな命の架け橋


可愛いからと趣味の一端で安易にペットを飼う人たちは少なくない


その安易な気持ちから必然的にやってくる 飼育放棄・・


老いたから 病気になったから 言うう事を聞かないから


吠えるから 飽きたから 


果ては 旅行に行くから 引っ越すから・・


自分勝手な理由で 安易にセンターに捨てる飼い主たち・・



小さな命の架け橋


信じていたんだよ・・


愛していたんだよ・・



小さな命の架け橋


ボクを置いて どこに行くの?


ボクの何が いけなかったの?



小さな命の架け橋


お願いだから 一緒に連れて帰って・・


ボクは あなたしか頼る人はいないんだ・・



小さな命の架け橋


こんなの いやだよ


怖いよ・・


淋しいよ・・



小さな命の架け橋



この子たちを 待つものは誰もいない


この子たちが 帰る部屋はどこにもない


待つのは 血反吐を吐くような苦しみの部屋と


あまりにも惨い 死だけとは・・




小さな命の架け橋

小さな命の架け橋

吠えて何が悪い


老いてどこが悪い


病気をして何が悪い・・



悪いのは 飼い主とこの国の行政ではないのか


彼らの気持ちをもて遊び


彼らの尊い命を操作する権利は 誰にもない



私たちは愛もあれば理知もある人間では ないのか


もしこの感性が無情と無慈悲に消され 彼らに苦しみや哀しみを


与えることで解決させるのなら


この世界の悪魔はどこの誰でもない 


私たち人間だ・・



小さな命の架け橋

小さな命の架け橋

小さな命の架け橋



小さな命の架け橋


病気を患い しかも妊娠をしていながら 13年も連れ添った


飼い主に センターに持ち込まれてしまったネネちゃん・・


小さな命の架け橋

センター五日目の朝 血便を流し独りぼっちで 死んでしまった・・


小さな命の架け橋

この子たちには 思い出がある


この子たちには 純粋で健気さがある


こんなにも いたいけな子たちに 与えるご褒美が


なぜ殺処分なのか・・


日本という国は発展だけに目を向けるその前に


まず自分の胸に手を当てるべきではないだろうか


人がいる 動物がいる 愛がある 命がある

これらは別のようでしかし同体のものだ

愛がなくては命は存在せず

命がなくては愛は存在しない・・。



                          


小さな命の架け橋


ganman