大麻の解放を四十年以上続けている弁護士先生が“大麻は地球を救う”と真剣に言っていたが、もしかしてその言葉は真実であるかもしれない。‥

欧州全土の十二パーセントの土地に大麻を植えれば、全世界の紙の需要が賄えるのだそうだ。‥ それだけでも、どれだけ現在の環境問題に貢献できるか計り知れない。一年草の大麻は、その土地で繰り返し植えることができる。以前聞かされた話では、インドネシアで紙を作るために木々を伐採した跡地に大麻を植えると、ヨーロッパの紙は賄えると聞かされていた。再生するのに何十年単位で年月の掛かる木々を簡単に切ってしまうことこそ大きな問題だと感じる。

茎からは断熱材が作られたり形成が自由なボード材として使われたり用途は広がっている。土に戻るバイオ・プラスチックが創り出され、茎の皮からは麻の繊維が取れる。柔らかな肌着から堅いロープまで、古代からの一番古い繊維と言っても決して過言ではない。種子からは食用・工業用・健康促進と様々な用途で用いることができる油をとることができる。大麻からは、何万種類にも及ぶ工業製品を製造することが可能だといわれている。その上、医療目的でも多く使わるようになっている。下手な向精神薬より、よっぽど安全な気がする。

我が国では、古来から大麻は神聖なものとして崇められ、罪穢れを祓うものとして神事に多く係わってきた。イスラム圏やヒンドゥー教徒はアルコールを罪として忌み嫌うが、大麻には寛容だ。風俗習慣、宗教によっては、その地域で罪とされるものがほかの地域では親しまれているといったことは世界には多く存在する。日本人や欧米の価値観だけで善悪を判断するのは“井の中の蛙”と何ら変わりがない。様々な部分で、大麻を麻薬的な見方から脱却する時期に来ているような気がする。

そんな中、放射能で汚染された土壌の浄化に大麻が役立つということを耳にした。‥
 
現在、チェルノブイリなどではファイトレメディエーションという植物が根から水分や養分を吸収する能力を利用して土壌汚染に対処する方法を取り入れている。実際、工業用大麻が植えられ、その役を担っている。大麻は、猿飛佐助が毎日その上を飛び越えてジャンプ力の向上をはかったといわれるほど成長が早く、一年草の割に大きくなる植物だ。養分を多量に吸収するので、ファイトレメディエーションというこの道理もなんとなくわかるような気がする。放射能汚染された土壌から養分と一緒に危険な放射性物質も吸収する。収穫後はエタノール蒸留してバイオ燃料にも転用できる。残余物は焼却し、残った灰は放射性廃棄物として処理する。

一説では、電磁波や紫外線と同様に放射性物質も中和する働きがあるという人もいる。‥

福島県の特に原発の影響の多い場所では、土壌の浄化は必ず必要だ。自然の力を借りて、サイエンスによって作り出された自然界にない放射性物質も除去するって、この時期には何か意味があるような気がする。何の手も加えずにただ立ち入り禁止にして放ったらかしているのなら、このファイトレメディエーションのような手段を使って手つかずにしておけばいい。大麻にどうしても抵抗があるのなら、ヒマワリなどでも効果はあると言っていた。

エコを叫ぶのなら、余計に大麻は切っても切り離せない。それほど、麻という植物には人類が本来必要とされて来た物がいっぱいに詰まっている。^^ 今だからこそ、そんな植物を見直すことによって、その弁護士先生が言っていたように我々の地球を救ってくれるのかもしれない。

「大麻は地球を救う」

“ファイトレメディエーション”という言葉を知って、改めてその言葉の意味を再認識させられたような気がした。


※ 前回の記事と一緒に記していたものを分離・加筆しました。
  麻の部分でコメントをくださった方々には、どうかご容赦ください。




※ ただ、原発ガンジャだけは吸いたくないけど…。--
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