リーフハウスでたらたらりん

那須の園芸店「LEAF HOUSE(リーフハウス)」です。
お店の園芸の様子や、那須の観光などたらりんと綴ります。


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こんばんは、hataです(´∀`)

 

今年は、来年の春まで長いお休みをいただいておりまして、

 

誠に申し訳ございません・・・・・・(_ _。)

 

何もしないで遊びほうけているわけではなく、 遊びほうけたいけどね。

 

たまりにたまった庭のメンテナンスや、来春の商品の準備など、

 

いちおう働いておりますので、どうかご勘弁いただけましたら幸いです。

 

 

さてさて。

 

今週はブログもいっそお休みしてしまおうかと思ったのですが、

 

さすがにそれはマズい、サボッていると思われるかも・・・・・・ということで、

 

ちょっとした小ネタを膨らませることにしました。

 

 

実生ディッキアの冬の管理についてよくご質問いただくのですが、

とりあえず、あまりに暗すぎたり、気温が0℃を下回らなければ大丈夫と思います。

まだちっちゃいうちは、大人の株ほど強烈な光を必要としないようなので、

無理にLEDとか用意しなくても、一般のお宅では南向きの窓辺で充分足りるかと。

 

うちでは例年、サンルームの棚の下にポイと置いてきましたが、

今年はスペースの問題(親ディッキアやハオルチアの群れのせい)で縦積みにせざるをえず、

サンルーム内に安物の四段ビニール温室を組み立てて、その中に突っ込みました。

保温器など入れているわけではないので、夜はサンルーム内と同じ温度。

先日の冷え込んだ夜は3℃まで下がっていましたが、今のところ、特に問題ないです。

剥き出しだった頃よりも、昼間は温度がかなり上がっていますし、

ビニールのおかげで保湿もされているようですが、

例年との生育の差は特に見られず・・・・・・。よく育つかと期待していたのですが。

 

 

ディッキア・ゴエリンギータイプ・ハイブリッド

 

母はゴエリンギー・タイプ、父は近くで一緒に咲いていた別の品種という交配。ゴエ・タイプ同士も。

父親がいろいろなので、すでに生育速度にかなりの個体差が出ています。

 

初めてタネまきなさった皆さまは、このように緑色でニョロッと葉が伸びた状態をご心配なさるのですが、

赤ちゃんのうちはやや徒長気味でも、特に問題ないです。

もう少し大きくなったら光を強くして、引き締めていけば大丈夫。

葉色やトゲの特徴がはっきりしてくるのは、来年の夏~秋ごろになるでしょうか。

ひとつひとつが、いつの間にか違った姿になってくるので、その頃がもっとも楽しい時期です。

 

 

 

ディッキア・ピカンテ・ハイブリッド

 

母はピカンテ、父は近くで一緒に咲いていた別の品種。 ゴエとかアリゾナとか・・・・・。

つやつやの黒葉で、刺のでっかい個体ができたらいいなぁと思いまして。

 

 

ちなみに、ディッキアの交配は、どんな掛け合わせをしても、かなりの個体差が出てしまいます。

たとえば、ヘブン&ヘル×マーキュリーという贅沢な交配なら、

すべて美しくなる、高価な品になるかというと、実はそうでもなく・・・・・・。

確かに両親が美しいと、美しい株が生まれる確率は高く、平均的にレベルも高いのですが、

なかには、両親の地味な特徴ばかり受け継いで、驚くほど地味になってしまう個体や、

はたまた、ご先祖の遺伝子が暴れ出して、両親のどちらにも似ていない個体も発生します。

逆に、たいして期待もしていなかったフォステリアナのタネたちの中から、

「うわっ」と驚くような美しい個体が生まれたりもします。

 

つまるところ、最終的には、どんな交配株たちであっても、

選抜してグレード分けする作業が必要です。

くどいようですが、親が高級品ならすべて高級、価値が高いとは決して言えませんので。

 

突き詰めると、ディッキアという植物についてはもはや、

「選抜」「選抜落ち」は関係ない時代かもしれませんね。

あくまで生産者の価値観や美的感覚で分けているだけですので。

私などは、真っ白くトリコームが載った個体の方が、

そうでない個体よりも「優良」と考えてしまいますが、

実際には、原種っぽい地味な個体を好まれる方もけっこういますし・・・・・・

手に取ってじっと見つめた株が○○○○円の価値があるかどうかは、

個人の美的感覚と金銭感覚で判断するしかなさそうです。

 

まあ、そんな植物なので、とりあえず大量にタネを蒔いて生産、

特徴がはっきり出るまですべて育ててみることが、

「奇跡の一株」を生み出すための最も有効な手段となります。普通の草花の品種改良と同じですね。

私の少ない経験上ですが、同じ親から採ったタネを1000粒くらい蒔いても、

「明らかに親たちより美しくなった!」「これは新しい!」と思えた苗(hata選抜苗)は、

せいぜい10株、良くても20株くらいでしょうか。

なんだか低い確率のように思えますが、それでも、世界中の育種家の皆さんが、

昔から、さまざまな植物をこうして品種改良してきたわけで・・・・・・・

新しい交配種には、みんなの地道さと努力、信念、夢が詰まっていると言えるでしょう。

 

 

 

ディッキア・マグニフィカ

 

タネが極小タイプのディッキアを蒔くのは今年初めてでしたが、

赤ちゃんたちもやはり、かなり極小からスタートなんですね。

でも、みんなそろそろディッキアの形になりつつあって、可愛いです。

 

こちらは交配していないので、実生マグニフィカ(Dyckia magnifica seeding)となります。

マルニエル・ラポストレイのように個体差が激しいタイプの原種かもと心配していましたが、

今のところ、サイズも姿もそろっているので、形はみんなマグニフィカっぽくなってくれそう。

後は、トリコームが載ったり、トゲが巨大な個体が現れたりすればラッキーですが・・・・・・

                                                     そう甘くはないよね。

 

 

 

さて、もうひとつ、

ディッキアの株分け(カキ仔)の時期についてのご質問もよくうけたまわりますが、

こちらは、とにかく暖かい時期がオススメです。

品種にもよりますが、あまり遅い時期(秋の半ばくらい)にカキ仔してしまうと、

気温が足りなくて発根せず、根っこなしのまま冬越しする羽目になります。

小さい株は干物になってしまう危険もありますので、

できれば発根させたいところです。

 

愛好家の皆さん、数色のLEDの組み合わせとか、

いろいろな手段を実験、発明、なさっておいでのようですが・・・・・・

 

 

発根させたいだけなので、うちは原始的。安上がり。

 

スーパーで買ってきた安い衣装ケースに、

暗すぎるといけないような気がするので、普通の昼光色のLEDスポットライトで照らして。

保温は、爬虫類用のパネルヒーターと、ウサギなど小動物用のパネルヒーター。

「プロ名乗ってんじゃないよ!」と笑ってやってください。

 

まあ・・・・・・私もいろいろ試してきたのですが、結論から言えば、

とりあえず、20℃以上の気温と湿り気があれば、根っこはいつか出ます。

下手に凝ったことをやったり、妙な設備を作った時の方が、

かえって腐らせてしまった記憶があるので、もう気合いを入れないことにしました。

そもそも、秋遅くになってからカキ仔した私が悪いのですから!

 

 

 

強烈に蒸してしまえば発根しやすいのだが・・・・・・無理はしない。            

 

土は赤玉と軽石メインですが、培養土も入れています。

風通しが悪いので、カビなどには注意しています。

快晴で、サンルームが暖かい昼間は、そちらに移動してやって、夜はまた入院。

あとは、それぞれの子株の体力次第でしょうか。

たまに抜いてみて、ほんの一本でも根が出ていれば、もう心配ないです。

新葉に水が上がり始めたら、退院させます。

 

ちなみに、左側に写っている大きな株は、今年の夏と秋に輸入したもののひとつ。

100株中、この一株だけ、どうやっても根が出てくれず、困っています。

業界的には「こじれてしまった」状態。

枯れた下葉を剥いたり、固くなった表皮を削ったり、ルートン塗ったり、水苔蒔いたり、

赤玉だけにしてみたり、培養土に植えてみたり・・・・・・・

それでも動き出さないので、やや自信なくしましたよ私は。

今となってはもはや、

 

君がいろいろいじって無理させたからこじれちゃったんじゃないの?

 

という心の声が聞こえてきますよ。

 

・・・・・・・そんなわけで、今回はこれで。

来週はnamiさんです(^∇^)

 

と思ったら、次回は今年の最終回のようなので、また私かも。

 

※12月5日(月)から冬季休業に入らせていただいておりまして、

 屋外向けの植物は、すべて栽培場に移動してしまいましたので、ご覧いただけません。

 屋内向けの植物と雑貨は、そのまま店内にて管理しておりますので、

 もし休業日にご来店をご希望の場合は、お手数ですが10日くらい前までに

 お電話にてお問い合わせくださいませ。

 TEL:0287-74-3795 リーフハウス

 

 

 

 

 

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こんにちは、hataです(´∀`)

 

このところ毎回、「寒い寒い」と書いておりますが、

 

今週は本気で寒かった! 

 

夜はコタツから出られないし、夜中の最低気温は0℃まで行ってると思いますし、

 

水曜日なんて、

 

 

昼間から雪が降ったよ・・・・・・。 うまく写ってないけど。

 

今年は春から季節がデタラメで、嫌~な予感はしていましたが、

 

まさか11月前半に、うちの標高で初雪とは。那須へ越してきてから初めてです。

 

 

 

 

庭もなんだか、もう初冬の雰囲気だし。

 

 

曇り空とはいえ、写真の色が冷たい感じだもの。

 

 

冬来たる。     ゲーム・オブ・スローンズの続きが早く観たいよね。

 

ところが! 今年の我々は焦っていない! どんとこい氷点下!  

 

なぜなら、

 

 

やばいものは、10月末にとっくにしまい込んである。

 

 

 

園芸用の棚(プラスチックの安いやつ)を2台も買い足して、準備万端。

 

 

東京から那須へ移住して、はや6年。那須町の天気予報を信じなくなって3年。

 

異常気象の気配を嗅ぎ取れるようになったのは、ささやかな進歩の証と言えるでしょうか?

                                                                               ビビリ屋になっただけ?

 

 

しかし・・・・・今年は親株の数が倍増した(輸入しちゃった)ため、

 

ベランダや土手の栽培場から運んで、サンルームに詰め込むのは大変でした。

 

 

最上段は、これまで育ててきた高級品種や希少品種の親株たちが占める。

 

 

 

発根して間もない輸入株たちも、念のため、暖かくて日当たり抜群の最上段へ。

                  ↑これらは、来年以降も私たち夫婦が暮らしていくための親株たちとなりますので、

                    現在は非売品となっています。 ごめんなさい・・・・・・・。

 

小さめの株とはいえ、いきなり100個も増えれば、

 

もはや苗ケースに入れてきれいに陳列するようなゆとり空間は存在せず・・・・・

 

トゲだらけの葉を嚙み合わせるようにして、パズルのように「組み込む」状態。

 

奥に並べたものは、春まで取り出せません。 手前から全部ほどいていかないと。

 

冬のあいだも少しは成長するので、これだけ密集させると、

 

隣同士の古葉の先端が突き刺し合って穴が開いたりします。

 

それでも、日照がなにより優先! 古葉はどのみち冬の間に枯れ落ちるので心配ないです。

 

 

 

この棚だけは、ゆとりの苗ケース陳列。バラすと、棚板の隙間に落っこちてしまうので。

 

 

 

今回輸入したなかでは、なぜかこの子がお気に入り。まだ水が上がりきっていないけど。

 

 

 

もはや「ブランド系・人気品種」たちを越えようとしている、タイ・Q産の交配選抜株たち。

 

 

 

登録品種名はないけれど、この出来の良さには、未来のディッキアへの希望を感じる。

 

 

来年にはそこそこ大株になり、姿形もはっきりしてくるので、

 

そこから、親株にするのか販売するのかをじっくり検討します。

                    交配株はひとつひとつ異なるので、どんな姿になるのか確認してから。

 

 

 

2段目は、少しリーズナブルな品種の親株たち。うちの実生・生産品たち。

 

 

 

そのカキ仔たち。群生株ではなく、1ポットにカキ仔を5株ほどまとめて植えてある。

 

 

もちろん、今からひとつひとつポットで育てても良いのですが、

 

かなり場所を取ってしまううえ、小さいポットだとかえって土の量が少なくなってしまうので、

 

あえてまとめ植えしたまま冬越し。春に植え替えれば、たちまち立派になるので大丈夫。

 

基本、棚の下の段というのは、最上段よりは暗くなってしまうものですが、

 

冬場は斜めに日が差し込むので、この2段目でも徒長などの被害は特になかったです。

 

 

 

別の棚の2段目には、ハオルチアの親株たち(hataの趣味の蒐集品)。

 

 

一線を超える高価なものありませんが、もう7年育てている株もあるので愛着があります。

 

妙な品ぞろえは前回のハオルチア・ブームの名残ですね。少しハマった。オザキの近くに住んでて。

 

ハオルチアは他の多肉たちより暗めでも平気なので、毎冬、2段目が定位置に。

 

撮影日は曇りでしたが、晴れれば日光が差し込みます。逆光で見ると光ってキレイです。

 

 

 

こちらは店側の2段目。

 

 

庭側の棚の2段目よりは低い位置(ほぼ3段目?)ですが、

 

最上段との間がかなり広く、安定した光が入るので、

 

当店で交配したり実生繁殖した群れからの選抜個体たちを置いています。

 

一昨年、昨年の繁殖分は、ほとんどがシルバーリーフですが、

 

こちらももう少し育ててみないとトゲやトリコームがはっきりしない(価格がつけられない)ので、

 

販売は来年の春からになります。

 

 

こんなふうに、商品価値だけでなく、それぞれの耐陰性、耐寒性、成長速度、

 

万が一徒長させてしまった場合の春の回復力なども考えつつ、

 

置場をじっくり決めてから詰め込んでいます。ミスると大変なことになるので。

 

 

最下層はここ。朝だけ、日が差し込む。

 

 

緑葉系で、まだ小さくて、春の成長(回復度)が優れているものを押し込んでいます。

 

こんな隙間では徒長してしまいそうですが、ここはもっとも冷え込む場所。

 

「暗いのに暖かくて徒長してしまう」よりは、

 

「暗いなら寒くして強制休眠させる」のほうが、育たないけど、管理面ではずっとマシ。

 

昨年も大丈夫だったので、問題ないでしょう。

 

 

庭側の棚の最下段には、いつになく丁寧に植えつけたハオルチアたちが控えています。

 

 

ここは意外にもハオルチア向きの環境で、状態良好!

 

 

 

こちらも元気そうで安心。

 

 

 

カキ仔の紫オブツーサたち。

 

 

最近、なぜか一般流通が減ってしまったレース系も。

 

 

今年の営業日も、残り20日間ほどになりまして。今年の12月は早めに店じまいです。

 

先々週もご紹介させていただきましたとおり、最後の悪あがき 締めくくりとして、

 

11月17日(木)10:00AM から、「プチ・ハオルチアフェア」を企画しています。最終営業日まで。

 

なぜ「プチ」を付けましたかというと、

 

超・マニアックな品種は一切なし! ディープなハオ・コレクターには面白くない品揃え!

 

あくまで、

 

ハオルチアにちょっとだけ興味がある私のような一般人でも「きれいだ~」と思えるような、

 

可愛かったり、透きとおっていたり、育てやすかったり、

 

まあまあ気軽に手が出せる価格帯だったり・・・・という品種に限った小さな販売イベントです。

 

品ぞろえはこんな感じになります。

 

ドドソン紫オブツーサ/紫オブツーサ(OB-1)/ピリフェラ錦/ドリームボール/

紫オブツーサ×ベヌスタ/祝宴錦/オブツーサ×ボルシー/黒砂糖/セミビバ/

有刺クーペリー(エースタイプ)/レイトニー/レイトニー紫皇帝/アトランティス/

特大グリーンジェム×樹氷/ボルシーHybrid/静鼓Hybrid/ピリフェラHybrid/

オラソニー/濃緑肌オラソニー/イザベラエ/ベヌスタ×樹氷/チャイナドレス/十二の巻

 

・・・・・・・などなど。1点ものも、複数点あるものも。品種名不明のものもあります。

 

これといった傾向はなく、雑多にご用意しています。軟ハオ系がほとんどです。

 

100株ほどは陳列できそうですが、来週中に、状況次第ではもう少し増やせるかも?

 

価格は最低200円~最高3500円まで。600円~1000円くらいの品が中心になりそうです。

 

 ※品種によっては、お一人様ひと株に限定させていただくものもございます。

 ※今回のハオルチアは、ご予約、お取り置きは承れません。

 

 

そのほか、年内営業終了間近→在庫整理のため、

 

店頭販売中のディッキア、アガベ、アロエ、多肉たちも、

 

さらにお安くお買い求めいただけるよう、限界値までSALE頑張ってみます。

 

業者さまの買いつけも大歓迎です(ただし、ハオルチアの買い占めはご遠慮くださいませ)。

 

 

しつこいようですが、あくまでビギナーの皆さまための気軽なプチ・ハオフェアです。

 

特に会場を飾りつけるわけでもなく、著名な育種家や生産者がお越しくださるわけでもなく、

 

単に、いつもどおりの店内レジ前の売り場に、

 

自家生産&仕入れてきたハオルチアなどをいろいろ並べるだけですので、

 

どうか、あまりワクワクご期待なさらずに、

 

ちょっとした暇つぶし感覚でお越しいただけましたら幸いですo(^▽^)o

 

ちなみに、「メイン商品を屋外から屋内の植物にスライドして残りの営業日をごまかしとおしてしまおう」という残念な発想では決してございません。

決して。

決して・・・・・・・!

あはははぁ。

 

そんなわけで、今回はこれで。

 

来週はnamiさんです≧(´▽`)≦

 

 

■入荷苗■

 

○ラナンキュラス・ゴールドコイン

 

○コニファー・ブルーバード(Mサイズ苗・スタンダード仕立て)

 

○カラーリーフ・クローバー(見元園芸オリジナル・やや高級品をお安めに)

 

○プレクトランサスいろいろ

 

○ソテツ(Sサイズ・ちっちゃくて可愛い)

 

○パンジー・ビオラいろいろ(追加入荷)

 

■営業時間/11月からは、10:00~16:00まで

休業日:月曜・火曜・水曜

 

休業日にご来店をご希望のお客さまは、お手数ですが10日前までに お電話にてお問い合わせくださいませ。 TEL:0287-74-3795 リーフハウス

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こんばんは、hataです(・∀・)

暑い→雨→暑い→雨の繰り返しで、いささか疲れる時期ですね。

今年は蚊が少し多いようで、植栽の奥で刈り込みなんかしているとけっこう刺されます。

庭仕事は、実は今が一番キツイ時期ではないかと思うのですが、皆さまはいかがでしょうか?

まして、うちのように庭付きの園芸店+人手が少ないと、

この端境期が一番いそがしかったりします。

タイトルのとおり、こまごました作業がたまりまくっているのに、

お天気が邪魔してなかなか進まなかったり。


こまごま①・・・・庭の植物の剪定 



           この2週間ほど、こまごまと刈り込みまくって、だいぶスッキリしてきた。


                          振り返っても、ほら。


              人間の空間と植物の空間をしっかり分けられると、暑苦しくない。


当店の庭は、背丈を超える大型の草花やグラス類をけっこう投入していますので、

夏~秋は、植栽の向こう側にいる人が見えない状態になったりします。

「すごく広い」とは言えない中規模ガーデンですので、

雨の日や蒸し暑い日などは、園主の私たちですらモサモサした感じに苛立ったりします。

そのため、圧迫感をいかに制するかが、夏の最大の課題なのですが、

対応としてはシンプルに「園路をしっかり確保する」を頑張ってみています。


          上から見るとよくわかる。歩くスペースは昔よりも維持できるようになってきた。



                    でも、メドウ・コーナーは、まだ歩きづらい。

花が終わった草花などはザクザク切り戻してしまえばよいのですが、

低木のイングリッシュ・ラベンダーとなると、無造作に刈り込むわけにはいかず・・・・

花が完全に終わるまで、園路にはみだしたままで我慢するしかありません。

当ブログのカテゴリ「庭造りの道のり」でもご紹介した石畳の道ですが、

いよいよ周囲の植物が大きくなりすぎて、道の狭さに苦しみ始めています。

この秋、あまり植物を抜かずに歩きやすくするための、

ちょっとしたアイデア・リフォームを計画中です。




シェード・コーナーは、アナベルが花盛り。


大きなポンポン花を咲かせるアメリカアジサイ・アナベルは、

思いのほか大きくなる植物で、やはり圧迫感があります。

これを解消するためには、やはり「園路の確保」です。



売り場があるので、なおさら注意しなくては。



ところで、時々お客さまから、

「うちの庭はなんだかゴチャゴチャしてしまう。スッキリさせるコツはあるの?」

というようなご質問をいただきます。

たいていは「葉の細かい植物を、いろいろ植えすぎてしまっている」パターン、

ヨーロッパ産の春の花を大量に植えているお庭の場合が多いです。

そうでなくとも、特に今の時期なんかは、半日陰の庭はなんだか混沌としてしまいます。

上述の「園路の確保」は、人間のエリアの保持や、庭空間全体の整理には役立ちますが、

植栽そのもののゴチャゴチャ感までは解消できません。


「刈り込んでしまう」は最も簡単な手段なのですが、

一時的に汚らしくなったからと言って、花の終わった花茎をすべて刈り込んでしまうと、

今度はお庭が殺風景になってしまいます。


植栽の混沌化を取り除くには、また別の対策が必要です。

方法はいろいろありますが、

たとえば「存在感の強い植物を投入する」というのも、簡単な解決法のひとつです。

視点が集中するので、周囲のゴチャゴチャしたものが、なぜか目に入らなくなるのです。

ただし、「存在感が強い」と言っても、「派手」「個性的」とはちょっと違います。

何かしら、周囲の植物とはハッキリと違う特徴があれば、地味な植物でも存在感は生まれるものです。


         「色」の存在感。日本のガーデナーにはお馴染みの、フウチソウの黄金葉。

従来種よりやや小型なので、3株ほどまとめ植えしてあります。

明るい黄色の葉と、枝垂れるフォルムが清涼感を与えてくれます。



                 「サイズ」の存在感。フウチソウの斑入り。

斜面に数株植えているわけではなく、こちらは一株。

直径1メートルを超えると、こんな地味な植物でも、植栽空間にメリハリを与えてくれます。



            「形」の存在感。細い葉がボール状にまとまるヤクシマススキ。

イネ科などの植物は、俗にオーナメンタルグラスと呼ばれています。

細い葉が直立したり、球形になったり、枝垂れたり・・・

単体ではかなり地味に見える品種が多いですが、

いざ植栽に入れてみると、一気にアイキャッチやフォーカルポイントに早変わり。

まさに、オーナメントにふさわしい植物で、ゴチャゴチャ感を一掃してくれる優れものです。

こうした植物たちは、ポット苗だとあまりにも地味で(しかも意外と高価で)、

大きく育たないと魅力がわからず、

お花好きな皆さまにとってはおそらく興味の対象外だったかと思いますが、

我々日本人は、秋になるとススキの穂に美を感じる生き物のはず。稲穂の黄金の海も好き。

「花だけを愛でる園芸」だけでなく、もしも「庭造り」をお考えでしたら、

海外のガーデニングでは必ず使わられているこうした園芸植物に目を向けていただけると、

なにかしらのヒントやとっかかりになるかもしれません。

ススキ類やフウチソウ以外にも、さまざまな外来品種が流通していますので、

日なた向きか日陰向きか、大きくなったときのサイズをよくご確認の上、

お試しにお庭に取り込んでみてはいかがでしょうか。


ああ・・・ひさしぶりのグラスネタで、ちょっと興奮→押しつけがましくてごめんなさい。

話がそれてしまいました・・・・今回のタイトルは、ゴチャゴチャではなく、こまごま。


こまごま②・・・・・・株分け

先々週にご紹介したディッキアの決死の株分けですが、

業務の合間に、ひとつひとつ、こまごまと続けております。


             ベランダの親株たち。タテ割りを待つ分頭株はまだまだある。


                       Dyckia 'South Bay' 施術後。


           Dyckia 'Bone' Original 施術後。いゃあ・・・・怖かった。希少品種は手が震える。


               タイ産の交配種。これも、価格と価値を考えると怖くてたまらない。



こちらも予備株はない。失敗したら号泣する。
     

 

       Dyckia 'Precious Metal' こういう小さいのはすぐにできるし、ストレスはない。

 

     タイ産のハイブリッド。開花中なので、タネの採種後に割る予定。こちらも小型で安心。


      Dyckia 'Heaven and Hell' こちらはもう少し待つ。下葉があと2、3枚枯れてから。


          Dyckia 'Liz Taylor' 円盤状のタイプは、完全に2つに分かれるまで待つ。


      タイ産の交配種。こういう3分頭は難しい。以前、'La Rioja'で失敗した記憶が頭をよぎる。

・・・・・などと、なぜか今年はタテ割り候補が目白押し。

弱気な私は、

「いやいや、無理に割る必要はない」「もうちょっとこのまま・・・・」と思っているのですが、

現実を無視できない、真面目な店長としての私が、

「巨大化させると冬の置場に困るだろ!」「そもそも、増やすための親株だろうが!」

と、容赦なく急き立ててきます。趣味でなく、暮らしがかかっているので、なおさらです。


そう。冬の置場があいかわらず大問題でして、

サンルームや温室を増築する計画と勇気がいまだまとまらず。

少しでも場所を確保するためには、巨大化した株を割る、子株を残して親株を売る、

市場にまとめて出荷してしまう、などの、こまごました身を切る手段が必要なのです。


    埼玉と東京の市場に、サイズ3パターンで計300株以上出荷したが・・・・まだまだ残っている。



まだまだある。しかも半分は、来年用として育てなければならない。



ついには、経済のためではなく、冬の置き場所確保のためだけに、

気に入って集めていたアロエたちも、ちっちゃな子株を採って、親株を販売用にする始末。

この時期、入荷案内にも書かないイレギュラーな商品が店頭に並ぶのは、

そんな事情なのです・・・・。


     さよなら、Aloe 'Lavender Star' さよなら、Aloe 'Donny' さよなら、アガベの子どもたち。


こまごま③・・・・・・オルレヤのタネ

こちらは、毎年恒例のプレゼント企画。

小規模店ならではのささやかな企業努力として、今年も頑張りました。


    レジの横にございます。お買い物の有無にかかわらず、封筒に詰めてお持ち帰りください(^-^)/



                        今年も大量に・・・・・。

プレゼント企画の内容は、2015年7月24日のブログ記事、

オルレヤ採種のくわしい方法は、2014年7月25日の記事をご参照くださいませ。 ←同じ内容です。 


こまごま④・・・・・・その他、こまごま生産。


               エケベリア・七福神の子株を採らなければならない。




数百個のセンペルビヴムの子どもたちが、独立させてもらえるのを待っている。

                              


「こまごま」をテーマにした今回・・・・・

こまごました内容の寄せ集め記事になってしまいました。ネタがない、この時期らしいですね。

もう、じっとりした感じは嫌!

スカッとした真夏と、叩きつけるような陽射しが待ち遠しいです。

・・・・・・でも、それはそれでべたべたしたこと書くんだろうなぁ。

それでは、来週はnamiさんです(^-^)/


■入荷苗■ ・・・・今週は市場からの入荷物ではなく、当店生産品や栽培品などです。

○ノリウツギ・ミナヅキ(Mサイズ苗)

○パニカム・プレイリースカイ(Mサイズ苗・LL苗も在庫在ります)

○ソルガストラム・インディアンスチール(Sサイズ苗・レア物です・グラス好きの皆さま向け)

○ムーレンベルギア・カピラリス(MSサイズ苗)

○キキョウ・セミダブル・ピンク

○ヒューケレラ4種(ハニーローズ/クラックドアイス/ファイヤーフロスト/バタードラム)

○ハオルチア・オブツーサ(Sサイズ苗)

○アガベいろいろ(小株)

○ディッキアいろいろ(大株・'Brittle Star'F2 × beateae/'Keswick'など)


               大株たち。業者さまの買い付け→転売も、どうぞご遠慮なく。


                実生株たちは、市場への卸価格と同じ価格です。


           オブツーサたち。大量仕入れ後、ベランダで養生・育苗しておりました。


        ハオルチアの代表格&初心者でも栽培容易な品種。夏休みのおみやげにもどうぞ。


■営業時間/10:00~17:00まで
(閉店時間以降にご来店の場合は、営業時間中に、お気軽にお電話くださいませ。)

2016年7月
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休業日にご来店をご希望のお客さまは、お手数ですが10日前までに
お電話にてお問い合わせくださいませ。
TEL:0287-74-3795 リーフハウス

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