あれから半年
テーマ:ブログ9月11日…あの大震災から半年が経過しました。
マスコミでは、勝手に何か節目的に取り上げ、沢山の特別番組を放送しています。
たまたまアメリカ同時テロが起こった日と重なるために、複合的な番組を企画しています。
これって、東日本大震災の被災者の方々にも、アメリカ同時テロの被害者の方々にも非常に失礼なことだと思います。
それぞれの事実が衝撃的であったのは間違いありません。
しかし、自然という人間の太刀打ちできない相手から巻き起こった天災と、政治・宗教・人間関係といった人間の存在自体が要因となっている人災という大きく異なる側面を考えると、一つの括りにしてしまって扱うことなどできるものではありません。
被災地の方々にとっては、ただあれから半年という歳月が経過したという事実に過ぎず、復旧復興に向けた活動、傷ついた心の修復を重ねていく日々が今なお続いています。
そんな被災地の現状、被災された方々の心情を察した行動が、まだまだ周囲には必要な気がします。
各マスコミは、このタイミングにまたあの大津波の映像を繰り返し放送しています。
被災地の方々は当然ですが、被災地以外の地域においても、幼い子供たちに刷り込まれた恐怖は測りしれません。
このような報道が、少し忘れかけた頃にまた思い起こさせます。
震災という事実をしっかりと受け止め、その被害状況を今後の対策に役立てていくことは必要でしょう。
ただ、風化させてはいけないということと、あの衝撃映像をいつまでも流すことは全く異なる次元のことです。
人間は、良い意味でも悪い意味でも忘れていく動物です。
そして、その忘れることができる能力があるからこそまた前に進んで行けるのかもしれません。
忘れてはならないこと…忘れていくことが推進力になること…両面を持ち合わせてこそ、人間として各々がこの震災について冷静に振り返ることができ、今後歩むべき正しい方向を見出していけるように思います。
犠牲になられた方々に対する鎮魂という意味においては、180日というのは一つの節目と感じます。
あらためて、亡くなられた方々に対して哀悼の意を表するとともに、そのご家族の方々に対して心の傷が少しずつでも癒えていかれることを心よりお祈り申し上げます。



















