GALLERY-SAGA

水天宮前駅・清澄白河駅・門前仲町駅

深川佐賀町 ギャラリーサガは
大正時代に建てられた近代建築の一室
アート作品の展示会や ワークショプとしても
ご利用頂ける レンタルギャラリーです。

http://www.gallerysaga.com/ 東京都江東区佐賀 1-12-3 コスガビル1F


テーマ:
昨年12月26日より 冬の長いお休みを頂いておりましたGALLERY-SAGA
立春の声を聴き、皆様の笑顔恋しと、再会の準備を少しづつ、静かに重ね
ようやく、その日も間近となりました。
 
2017年、GALLERY-SAGAが最初にお届け致しますのは
昨年刊行となりました鳩山郁子作品、スペクタル ダークファンタジー「寝台鳩舎」から
みるも ため息の、寝台鳩舎原稿原画の展示でございます。
鳩山先生の筆圧の残る原稿、その美しさは ここで私が語るまでもなく、私の語力で語り尽くせるものでないことは ファンの皆様にはご想像の御つきになること。
この原稿原画展、あいだに別催事を挟みつつ 前期(①)後期(②)、夏季と
列車の連なりのように 続けてゆく予定でございますが、
展示原稿原画は その都度、鳩山先生に選出頂き入れ替えを致しますので、
毎度が一期一会の原稿原画展示となります。
どうぞ、お見逃しなく 御来場賜りますよう
心より、お待ち申し上げます。
 
さて、この度の「寝台鳩舎 原稿原画展①②」に向けての販売作品として、昨年より、
鳩山先生と計画を進めて参りました複製画、アーカイバルプリント(以下アーカイバルと称す)
御案内申し上げます。
(blog末尾に鳩山先生よりお言葉を寄せて頂いております)
昨年、11月、寝台鳩舎刊行記念プチ・イベント後からハト棚の小さなクリスマスの期間
ギャラリー内にて展示をして参りました 寝台鳩舎Web版扉絵の原画、
なんとも神々しい この原画を、なにかの形で、皆さまのお手元へお届けしたく
鳩山先生が信頼をおく版画工房、世界のアートシーンを支える
「アーティー」様にて、アーカイバルを依頼、制作を致しました。
 
※制作総数 限定50作(枚)。そのうちの45作(枚)を販売。
店頭ご予約受付開始 2017/2/16 から
額装アーカイバル作品
販売価格、27.500円+消費税
※その他の御予約方法、メール受付2/28から
お名前、ご住所、お電話番号をお知らせ下さいませ。
当ギャラリー指定口座をお知らせ致しますので、
作品御代金ご送金確認次第 お申込み受付となります。
※お引渡し及び お届け、店頭ご予約・メールご予約共、3月1日より。
訂正とお詫び
額の制作等、予定より時間が掛かり、当初お引渡し予定の1日より一週間ほど遅れ、
3月9日よりのお引渡しとさせて頂きたく、誠に申し訳ございませんが
ご理解とご協力のほどを宜しくお願い申し上げます。
 
アーカイバルは精密な複製画でありますが、鳩山先生とアーティー様により
幾度も色校を重ねて生まれた今回のアーカイバルは
複製画の粋をこえた、鳩山郁子アート作品となっております。
また、このアーカイバル作品の額装につきましては
数々の美術館にて、国宝、文化財クラスの貴重な絵画等の額装を手掛ける
老舗画材店の佐藤画材さまの並みならぬご助力を得ての完成となって折ります。
 
寝台鳩舎 原稿原画展 2/16(木)開幕
会期中、木・金・土の開場となります。
木金 pm4:00-8:00
土  pm1:30-7:00
 
 

      

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メール gallery_saga@yahoo.co.jp /

〒135-0032 東京都江東区佐賀1-12-3-1F

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📞03-3630-2610

寝台鳩舎 原稿原画展 2/16(木)開幕
会期中、木・金・土の開場。
木金 pm4:00-8:00
土  pm1:30-7:00
御来場の際は、開場時間等 お間違え無き様お気をつけ下さいませ。
ご来場、心より お待ち申し上げます。
そして
末尾になりましたが、鳩山先生より
本アーカイバル制作についての思いを寄せて頂いております。
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「寝台鳩舎」原稿原画展/アーカイバル作品制作に寄せて

2016年秋の「寝台鳩舎」(太田出版)発売記念イベントに続き、
「鳩棚の小さなクリスマス」と、心に残る催しのかずかずを
開催下さいましたギャラリーSAGA様より、
格別のお力添えをいただきまして少しずつ準備を進めてまいりました
「寝台鳩舎」アーカイバルプリントによる複製画作品を、
このたびようやくご紹介できるはこびとなりました。
2017年2月16日より前期・後期に分けて開催される
「寝台鳩舎」原稿原画展示会場にて初お披露目、ご案内を開始いたします。
今回は、ギャラリーSAGA様監修のもと、江東区森下の額縁・画材専門店
「サトウ画材」様のご協力を仰ぎ、完成された額装作品のかたちでの
お届けの準備を致しております。

*
今回、制作を依頼いたしましたのは、
数年前に個人的に複製画をつくる際に大変お世話になりました
版画工房アーティー様。「アーカイバル®」プリントは、
こちらのアーティー様で創られる複製画作品に対してのみ付けられる
商標登録名となります。一般的な「複製」画の概念として使われる呼び名
(ジークレー等)との違いを強調する意味で、矜持を込めて付けられた名称であり
そこには、”新たなオリジナル作品としての複製画”を作家とともに創り上げたいと
いうアーティー様の想いが込められています。
業界屈指の高い技術はもちろんのこと、以前制作をご依頼した折には
スタッフの皆様の誠実で細やかなお仕事ぶりに深く感銘を受け、
いつか再び複製画作品の制作を依頼できたら・・・と、願っておりました。
今機会にようやく想いが実現し、完成したアーカイバルプリント作品を
皆様にも間近でじっくりとご覧いただけることを願っております。

*
---デッドストックの紙の上を走るペン先のひっかかりが指先に蘇るような
線の質感や、とりわけスタッフの井上様が苦心して錯誤を繰り返して下さった
少年達のマントの、墨で塗った影の部分などは
筆を滑らせたあとの濃淡までもが原画と寸分変わらぬ質感で再現され、
息をのむほど。修正用の絵の具を盛った上から墨を塗り込めた
肌理の荒さや、色鉛筆の青の風合いはもちろんのこと
どの箇所を切り取ってみても、その再現度は精緻を極めたものですが
同時にアーカイバル作品は”原画をもとに、そこから目指す
新たなオリジナル作品としての複製画”を目指すもの。その意義ゆえ
会場内では二枚を並べて隣り合わせる等の設営展示は行いません。
それを踏まえた上で、今回のアーカイバル作品と原画を比較した場合
私自身の表現の意図も含めたいくつかの点での”差異”がありますので、
それについてのご説明をしたいと思います。

1.
通常、アーカイバルプリント作品では
余白部分にサインやナンバリングを入れる場合、
原画中に著者のサインがあればデジタル処理でそれを消去します。
今回の原画の下部に入っているペン描きのサインは、
紙のとり都合や余白のサイズを考慮した立ち切り部分、丁度4mm弱ほどの
なかに含まれておりましたので、デジタルでの処理は行わず、
サイズ調整の過程で立ち切るかたちで取り除く方法をとっております。

2.
原画の中央の少年(マティエスコ)の鼻の両脇に、下描きの鉛筆線が
二本残っていたので複製画作品のほうでは綺麗に除去してもらいました。
(他の箇所に残っている鉛筆の下描き線はそのままにしてあります。
ただの消しゴムのかけ忘れなのですが・・・。)

3.
アーカイバル作品のほうが、紙の地色にあたる部分が
僅かに温色を帯びたように、生成りがやや濃く感じられるかと
思います。これは、見る人や、光の加減(天候、時刻)などの
条件の違いでも左右されます。
私が色校正ではじめに目にしたとき、(どちらが原稿でどちらが
アーカイバル作品なのか判別できなかった段階で)
直感的に並んでいる二枚のうちの片方、温色を帯びた絵のほうが
好ましく感じられました。
夕なずむ大気のフィルターが絵の上に一枚かけられたかのような、
僅かに生成りが濃いほうの絵は、「寝台鳩舎」の車両の世界を
「西日」が満ちているイメージで描いていたことを思い出させました。
作品世界をイメージした画面により近づけられていることに重きを置き、
あくまでもアーカイバル単体で「鑑賞」することを前提として、
初見のまま、地色の色調整を行わないことといたしました。

たくさん書き連ねましたが、実際にご覧いただける際には
こんなことも少し思い起こしていただけましたら、嬉しく思います。

*
この絵の原画は、「寝台鳩舎」のweb連載がはじまる前に
扉絵用に描き下したイメージイラストだったため、まだキャラクターが
しっかりと定まっておらず、中央の主人公「マティエスコ」の髪の毛が短かったり、
カバー画に比べてペンの筆致が荒かったりと、後から見返すとアラばかりが
目立つようで、複製画作品にするほどのものではない・・・と、
じつのところギャラリーSAGAオーナーの ゆみ様から 複製画制作のお申し出を
いただいた時も、あまり乗り気ではありませんでした。
ですが、イベントにお越しくださるお客様から予想外のお褒めのお言葉を
いただいたり、オーナーゆみさまがなおも諦めず熱く(!)切望くださったことにより、 
今回の複製画作品の制作に踏み切ることを決めたのでした。
今はこうして目の前に最高のかたちで実現できたことを、
心から、とても嬉しく思っております。

*
嬉しいお申し出をくださり、多大なお力添えをくださいました
ギャラリーSAGAオーナーゆみ様へ、そしてまた
このたびも難しい質感の原画から世界観まで汲み取り
最高の複製画作品を創り上げてくださいました版画工房アーティー井上様へ、
この場をお借りいたしまして心よりの感謝と御礼を申し上げます。
本当に、ありがとうございました・・・!

*
-------この一枚、「寝台鳩舎」の世界が未だ紐解かれる以前
私自身もここからどのような物語が展開するのか、手探り状態で
全てを知り得なかった頃に描いたこの絵のなかを飛翔する鳩達が、
未踏の青空を翔る者の象徴として、この世界を生き抜く”同志”として
いつでも観てくださる方の心を勇気づけることができますように。
心からの祈りを込めて、-----”あなたに向けて、放ちます。"
西日を受けて天翔る、あなたのためだけの、鳩達を。


10.Feb  2017  鳩山郁子

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