RADAへの募金

どでかいホール、Royal Albert Hall で開かれたクリスマスコンサートに行ってきました。

オーケストラの後ろには、向かって左に１００人もの老若男女の混成合唱団、
右には、５０人もの少年合唱団、

そしてそのさらに後ろには巨大なパイプオルガン。
（真ん中で演奏者が操る姿を見て、マジンガーZを思い出した）

時には観客全員が立って聖歌を歌う。

音楽っていいな、ハーモニーって美しいなとつくづく思った。

帰りは、出口に立って、RADAのTシャツを来て、サンバイザーをかぶり、
バケツを持って、RADAへの募金活動のボランティアをした。
今日のメインはこの募金活動だが、おまけでコンサートを拝見。

最初は、誰もお金を入れてくれなかったら、ちょっと気まずいな・・と、
本気で思っていたが・・・、

驚くほど、たくさん、募金してくれる。

中には、
「君はRADAの学生かい？がんばれよ」とか、
「ロスで、活躍してるRADAの卒業生を知ってるんだよ」とか
声をかけてきてくれる。また、
「俺は、セントラル（っていう演劇学校）を出たんだけど、
困ってるのはRADAだけじゃないんだよな」と皮肉をいいながら、
１０ポンド札を入れてくれるおやじもいる。
自分の小さな財布を開けて小銭を入れてくれる小さな女の子。
通りすぎた後に、わざわざ戻ってきて、チリンと入れてくれる人たち。

年齢、性別、肌の色関係なく、幅広く、募金が、
芸術への支援が、根付いていると感じ、ちょっと目が開く。

コンサートを楽しんで帰る人たちに、
”Happy Christmas!"と声をかけると、
募金をする人もそうでない人も、
“Thank you. You too."と笑顔で返してくれる。

またまた、外は寒いですが、暖かい気持ちになりました。