【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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テーマ:

しゃがれ声(嗄声)-咽喉頭異常感症(ヒステリー球)と整体治療
患者=Sさん-50才-男性-自営業


① Sさんの病歴・・・
患者Sさんは、元々「逆流性食道炎/食道裂孔ヘルニア」で当院を受診されていましたが、その中で「時々声がしゃがれ声(嗄声)になって、喉が気持ち悪くなります」とも訴えておられました。
逆流性食道炎による胃酸の逆流で喉の声帯に異常が生じて「しゃがれ声」になっている可能性もありますが、しかし「しゃがれ声」が数日単位で生じたり悪化したりする間欠的な発症であるため、他に原因がある可能性も否定できず、病院での治療の目途が立たないのでそのまま放置状態だったそうです。
喉の「シュクシユク」といった異常感覚は常時あるそうです。

 

② Sさんの診察
・逆流性食道炎/食道裂孔ヘルニアの所見については省略。
・初診時-2回目来院時のSさんの声はほとんど正常時の声でしたが、3回目の来院時には一日中カラオケで歌いまくった後の声の様なかなりひどい「しゃがれ声-嗄声」状態で来院され、かなりしゃべりにくそうでした。
・構語障害は認められませんでした。呼吸困難もありませんでした。
・嚥下障害はないそうです。咳はほとんど出ないそうです。就寝中の「いびき」はあるそうですが、無呼吸症候群については不明だそうです。発熱もありませんでした。
・2年近く前まで喫煙習慣(☚20本/日)があったそうですが、1年半前から現在までは喫煙されていません。
・4か月ほど前の検査では血圧が130/80で、悪玉コレステロール値がやや高めだそうですが、それ以外の尿酸値や血糖値などの血液検査は正常だそうです。
・視診上、扁桃腺の張れ-発赤(疼痛)や口蓋咽頭弓-口蓋舌弓-口蓋垂に変化はありませんでした。カーテンサインも異常ありませんでした。顔面-手の浮腫も認められませんでした。
・聴診上、頸動脈の雑音、心音の異常、心雑音、血管雑音、呼吸音の雑音等は認められませんでした。
・触診上、頸動脈の硬化は認められませんでした。モーレーテストは左右とも陽性でした。橈骨動脈の脈拍は72回/分で左右差はありませんでした。

 

③ 治療目標と整体治療
⑴ 舌咽-迷走神経の伝導を回復する
・舌咽-迷走神経安定化テクニック
(実際には、上記にプラスして逆流性食道炎/食道裂孔ヘルニアの整体治療を施術していました)

 

④ 経過と結果
・上記「舌咽-迷走神経安定化テクニック」の施術直後、しゃがれ声(嗄声)と喉の「シュクシユク」とした異常感覚は三分のニ程度まで軽減していました。
・2回目の施術では、しゃがれ声はほぼ無くなり、「シュクシユク」として異常感覚も三分の一程度まで改善していました。
・しかし3回目の来院時には元の状態近くまで悪化していました。
(この間にSさんは別件で某病院を受診されたそうですが、その際に喉のシュクシュク感についても内視鏡等で診察を受けたところ『喉や咽頭の異常は全く無く、精神的な原因でしょう。』と、担当医師から説明をうけていたそうです。)
・その後一進一退の状態が続き同様の施術を続けたところ、7回目の来院時頃から安定し、9回目の来院時には「ほぼ、普通の声で話せるようになりました。」と、Sさんが仰っるまで回復-安定していました。

 

⑤ 今回の症例の概説、、、
・しゃがれ声(嗄声)の原因は

⑴ 喉頭の異常(喉頭炎、喉頭がんなど)
⑵ 半回神経の異常(動脈瘤、肺癌など)
⑶ 舌咽-迷走神経-延髄の異常(脳梗塞など)

などに大別でき、上記⑴~⑶の何れであっても重篤な病態の可能性があり、詳細な検査が必要です。
幸い、今回のSさんについては当院に来院する以前、あるいは途中に病院で一通りの検査を受け、それぞれの疾患については否定されていて、当院での診察でも重篤な病態を示す異常所見はありませんでしたので、重篤疾患を除外して診察―整体治療を進める事にしました。


・その除外診断の結果、しゃがれ声の可能性として有力なケースとして「舌咽-迷走神経の(軽度の)伝導障害」を推定しました。両神経は延髄を出てから頚部を下行し、前者は頚部の臓器を支配し、後者は頚部及び胸部-腹部の副交感神経として各臓器を支配-コントロールしています。


・Sさんのケースについては、上記「Sさんの診察」の結果、両神経がこの頚部付近で伝導障害が生じ、声帯の異常(嗄声)や喉の違和感が生じているのでは、と考えました。


・なぜなら候咽頭部分の知覚を司っている神経は「舌咽神経、迷走神経」です。ですから両神経に伝導異常が生じると候咽頭部分の知覚も影響され、通常では知覚しにくい様な極めて軽微な刺激(☚例えば唾液や痰の咽喉部での粘着-通過)でも異常な感覚として知覚してしまい、それを「喉の違和感」としてとらえてしまうかもしれません。また、その伝導障害は声帯の機能を低下させ、しゃがれ声(嗄声)の原因になっている、とも考えられるからです。


・従って今回のSさんの症例では、「舌咽-迷走神経安定化テクニック」を取り入れる事で両神経の伝導障害が解消され、「喉のシュクシユクといった違和感」と「しゃがれ声(嗄声)」も改善していったのではないか、と考えられます。

 

・ところで両神経が過敏になる原因として深層心理的な原因がある場合、根本的には心理療法的介入が必要だと思います。
しかしSさんはかなりひどい逆流性食道炎/食道裂孔ヘルニアで胃-食道部が相当過敏になっていますから、同部を統括する迷走神経系に過剰なインパルスが生じている事(☚迷走神経の過敏)は容易に推察できます。

 

・ですからとりあえず「舌咽-迷走神経安定化テクニック」で喉の違和感が解消しているのでそれで様子を見てもらいつつ、もし「喉の違和感」が再発したら心理療法的介入について必要か否かの心理分析とその後の心理療法の導入について説明しておく必要があると思います。


※ 咽喉頭異常感症 ヒステリー球 梅核気・・・
「咽喉頭異常感症」とは咽喉頭部や食道の狭窄感、異物感、不快感などを訴えるが検査値の異常や器質的病変がみられないものをさします。
精神医学的には「ヒステリー球」と呼ばれ、不安・うつ状態・神経症・自律神経失調・心身症などの心身医学的原因で生じると考えられています。
東洋医学的には「梅核気」と呼ばれ、肝気うっ血証が原因すると言われています。

 

 

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