2011年04月24日(日)

ギターアンプなお話し4(スピーカー)

テーマ:楽器関連
引っぱり倒して早くも4日。毎度毎度のロングストーリーですみませんw

昨日の真空管のお話しで終わっても良かったのですが。

どうせならスピーカーのお話しとか。最後までもちゃもちゃやってから終わります。




の。前に。(゚∀゚)




以前紹介した福地さん。今度、宮地楽器さんでこんなセミナーやるそうです。

 $ギター兄ちゃんの独り言…

場所は宮地楽器神田店2F Zippall Hall。 *詳しくはリンク先を参照のこと

フォローアップセミナーということで。お近くの方は是非フォローされてみては如何でしょうかw

ProToolsの使い方から~今夜の晩ご飯まで。w

福地さんがきっと色んなことをフォローしてくれることでしょう(°∀°)b






では。本題に逝きます(σ・∀・)σ

スピーカーつーか。キャビネットとか。キャビとか。箱とか。色んな呼ばれ方しますね。

ま。そんなこたぁー。どうでもいいw

で。別に今日は長々とスピーカーユニットの話しを延々と書く気もないのでご安心をw

うちでレコーディングに使用しているスピーカーキャビネットのことについて軽く書きます。

うちでギターアンプを鳴らす時はこの記事で出てくるサイレントボックスというのを使ってます。

 $ギター兄ちゃんの独り言…

蓋をあけるとこうなっています。

 $ギター兄ちゃんの独り言…

基本的にはクライアントさんがうちでギターアンプのマイクレコーディングをする場合。

アンプを持参される場合はアンプヘッドやプリアンプだけを持ってきてもらい、

スピーカーキャビネットはこちらで用意してあるこれを使って頂いています。

どうしても所有するスピーカーキャビネットで音を出したいと言われれば諦めますが。

このキャビならレコーディング用にきちんとメンテナンスをして調整もしてあるので。

俺的に仕事がしやすい。なので。わりと強引にこれを使って貰うようにしていますw


箱の中にスピーカーが一発だけ入っていて。レコーディング用に改造したスピーカーボックスです。

もちろん。ライブで使うことも当然可能ですし、むしろ有効ですが。

この手の製品は見たことあるとは思います。自宅で音を漏らさずにマイク録り出来るというアイテム。

中はグラスウールの上にeフェルトという異なる2つの吸音材を新たに貼り直しています。

でも。俺はこいつを防音の為に使っているわけじゃないです。

(というか。天板に音の逃げ道用の穴をガッツり空けちゃったので防音効果は薄いw)

これはスピーカーから出てくる音をそのまま拾う為に使っています。

詳しい仕様は省きますが。これを使うことでアンプから出る音をそのままに拾うことが出来ます。

一般的なギターキャビネットってスピーカーが箱から外に向けて音が出るように作られてますよね。

 $ギター兄ちゃんの独り言…

この一般的なキャビネット。スピーカーからの共振が起こす"箱鳴り"を含めて音は聴こえています。

ギターアンプの目の前に立って聴こえてくる音がそうです。

(ただし"箱鳴り"を出来るだけ発生しないように作られている製品もあります)

この"箱鳴り"がスピーカーから出てくる音圧以上の厚みを感じたり低音感を感じたりします。

この"箱鳴り"ってヤツが問題で。ライブでもそうだし、レコーディングでも。

一般的なオンマイク録音では通常スピーカーユニットのどれか1つを狙って手前で音を録ります。

スピーカーのユニットからこの"箱鳴り"の音が出ているわけではないので。

当然ながら拾う音はスピーカーユニットからの音のみになります。

なのでアンプの前に立って聴こえてくる音とマイクで拾った音が違う音で聴こえるのは当然のこと。

ただ。完全に"箱鳴り"の音が録れないわけではなく。幾らかはオンマイクの中にも混在します。

勿論、"箱鳴り"も含めて音をキレイに録る方法もあるのですが。それはジャズとかブルースぐらいで。

一般的なポップスやロックで"箱鳴り"を含めて楽曲でギターの音を使用することは稀です。

実際問題として。この"箱鳴り"って楽曲の中では邪魔であることがほとんどなので。

無駄な低域の膨らみが音の濁りとなって。音の輪郭を損なったり。

また本来低域をカバーする楽器の邪魔をすることも多々あります。

ギター単体では良いように聴こえてくる"箱鳴り"も楽曲の中にあっては他の楽器の邪魔になりやすい。

なのでミックス時ではローカットなどでベースやバスドラの邪魔をしないようにもするのですが。

邪魔なモノだけがカット出来るほど世の中そう都合良くは出来ていません(´_ゝ`)

なら最初から無駄な低域を消してしまえば良いということで。俺はこのボックスを使っています。

無駄な低音域の成分をこのボックス内で吸音してしまっているわけです。

その為にスピーカーユニットの周りに吸音材を張り巡らしています。

レコーディングの際に一般的なギターキャビネットを毛布でくるむのは、それと同じことです。

可能な限りスピーカーユニットから出てくる音をそのまま拾おうということ。

最近はレコーディングに限らずメジャーアーティストのコンサートなどでも、

毛布や吸音材などでギターやベースのキャビネットをくるんでいるのはよく見かけますよね。

そうやって。無駄に膨らんでしまう過剰な低域成分をきちんと吸音処理することで、

ギターのアンプ側のトーンコントロールがダイレクトに出音に繋がるという利点があります。

高音を上げれば高音が。低音を上げれば低音が。もちろんアンプの性能次第ではありますが。

"箱鳴り"のせいで錯覚していた低域の膨らみや音の濁りでゴマ化されていた帯域。

それが解消されて。実際の音がきちんと見えるようになれば。

"箱鳴り"で膨らんで聴こえていた低域が、実際の音はもっと低域が薄くて軽い音だったり。

"箱鳴り"が音を濁らせていて。輪郭を出す為に必要以上に高域を上げていたなんてこともよくあります。

皆さんがアンプを鳴らしてキャビネットから出ている音だけを頼りに音作りをしているとしたら。

実はマイクで拾っている音はもっと低域が薄くて。高域は過度に出過ぎている。

なんてことになっている可能性はすごく高いかもしれませんよ~(゚∀゚)

特にライブを中心にやっているギタリストに多いのですが。その違いに気付いていないことも。

ライブでは自分は"箱鳴り"を起こしているキャビの前にいても、

お客さんはマイクで拾った音しか聴いていませんよね。聴いてもらう音がどんな音なのか。

よ~く把握しておくと良いんじゃないかなと。そう思われます(・Д・)よー



で。このボックス内にはEMINENCE(エミネンス)のスピーカーユニットを組み込んでいます。

 $ギター兄ちゃんの独り言…
こいつがまた良い感じのスピーカーで。すごく中高域に艶のある音で。モフモフします( ´艸`)w

クランチやクリーンだと低音がしっかり締まりつつ中低域にコシのある音で。

ハイゲインなブーミーサウンドでも低音が暴れることがなく輪郭が損なわれません。

ジャジーな甘いトーンからハードなメタルサウンドまで。なんでも使えます。マジで(・∀・)

もちろんボックスの構造も大きく関わってはいるのは当然ですが。


使い始めの頃は中低域が薄い感じで何となく物足りない部分もあったりして。別のものと変えたりも。

でも。我慢して使い続けているうちにエージングが良い感じに進んだようです。

低域はタイトで締まりつつも中高域に艶のある音は如何にも現代的な音じゃないかなと。

逆にカントリー系の緩いサウンドだとか古めの音は苦手かな。とも。

まぁ。そこらへんはアンプ側のセッティング次第でどうとでもなるでしょう。

問題はエージングにすごく時間がかかるということ。俺も納得のいく音が出るまで1年かかりました。

なので。オススメのスピーカーですけど。オススメできませんw




と。いうことで。サクっと終了。で。ごんす(・∀・)

何か最近はアナログっぽい内容の記事が多いね。俺w


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$ギター兄ちゃんの独り言…



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コメント

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12 ■Re:おはようッス

>kumaさん
コメンターは神様!?ですw

職質のことは忘れてあげて下さいヽ( ゚д゚)ノ www

11 ■おはようッス

このアンプにまつわるブログも面白いのですが、
コメントにシッカリ回答しているGAKU殿も面白い~♪
職質された人とは思えませんな(^_−)−☆

10 ■Re:無題

>夢幻さん
たぶん常駐で展示しているようなお店は少ないんじゃないかなと思います。
ほとんどが取り寄せになるんじゃないかな?と。

DTM関連に力を入れている大きめの楽器屋さんに行ってみて聞いてみて下さい。
もしかしたら小さいタイプのものなら置いているかもしれないです^^

9 ■Re:Re:Re:無題

>KOMOさん
最近は現場さんのワイヤリングの技術もすごいっすからねー
足下のケーブル類もぴちっと揃えられてるので見ていて感動しますよw

8 ■Re:無題

>JADE SPIRIT ROCK VER.さん
逆にベテランのギタリストさんになると
それを差し引いて音作りされるし、きちっと出音が出来上がってるから仕事はしやすいです。
何事も経験すかね(・∀・)

7 ■無題

勉強になりました!!


こういうのって楽器屋に売ってたりしますか?

6 ■Re:Re:無題

>GAKU@レコーディングエンジニアさん

うわあ、ありがとうございます。
ずっとずっと疑問に思ってました。
とくに暗黙の了解でもなく常識的に利便を考えてそうなってるっていうことなんですね。

例えばFNS歌謡祭なんかは2ステージで交互に使ってました。これもGAKUさんのご説明でいろんな工夫とセッティングでそうなってるんですね。

コンサートのキャビはすごい不思議に思っていました。YouTubeなんかみててもTOKIOなんかはノイズまで拾ってる場合もあるのにマイクがなかったりして。

ただ、楽器を演奏する人間としては床がコードだらけで足元もペダルがたくさんあってっていう方が面白いです!昔の歌謡番組をYouTubeで見ててそんなことばっかり見ています。

本論とずれてすいませんでした(*^▽^*)
でもとってもすっきりしました!

5 ■無題

>GAKU@レコーディングエンジニアさん


そうですよね。

知り合いのもつ
ミニスタジオで演奏したことがいくらかありますがそう感じましたね。

4 ■Re:無題

>JADE SPIRIT ROCK VER.さん
アンプの音ってキャビの目の前で聴いていると分けがワカランくなってしまいますよねー。
1つのユニットにだけ集中して聴くにも音がデカすぎて疲れますしね^^;

3 ■無題

今回も勉強になりました(^ω^)

箱なりについてですが、ゴマカシについてはよく感じることがありました。

2 ■Re:無題

>KOMOさん
え。テレビの生放送って生で放送してるってだけで別に生演奏ってわけじゃないっすよ(汗)
インチキとかじゃなくて。人的要因とか機器の故障どかで放送事故があったらシャレにならないし。何よりリアルタイムでミックスして放送するとなったら設備やら人件費やら…予算が笑えなくなるじゃないっすか( ̄▽ ̄;) 
普通は歌以外はフリが常識っすよ。事前に番組用の尺に合わせてオケ作っておきます。ダンスとかされるアーティストの場合は歌も口パクの場合も多いんじゃないですかね。
でも生ライブの中継とかなら別途レコーディング用の中継車とか用意して配信しますけど。
どちらにせよ毛布でくるんだスピーカーとかマイクだらけのドラムとか。そんなもんがテレビに映ったら見た目悪いですからね。スポンサーにどやされちゃいますよww テレビ的にそれはなしということで(汗)
セットの転換は一人でやるわけじゃないっすからね。数人掛かりでセットするだけなら5分もかからず出来ると思いますよ。そのためにAD達がいるわけでw それに演奏者はフリだけなので別にマイキングとか関係ないですからね。きちんとマイキングするならドラムならどんなに急いでも最低1時間以上はかかりますから。
Mステみたいな放送の場合はセットは二ヶ所(もしくはそれ以上)展開で順番にセットを作って交代させていくので。スタジオの別の場所で収録しながら別の場所で別のセットを作っているわけで。時間的な制限があったとしても楽器のセッティングで時間を取られることはまずないですよ。それよりも舞台セッティングの方が時間かかるわけで大道具さん達はそっちに一生懸命ですw
あとテレビでの話しではないですが。メジャーのアーティストのコンサートなど。キャビにマイクを立てていないのにマイクで音を録っている場合。これはステージに置いてあるキャビは演奏者のモニター用に音を出しているだけで実際に音をマイクで拾っているキャビは別に置いてたりします。信号をパラって1つはステージ用に。もう1つを客席から見えないところにキャビを置いて毛布でくるんだりサイレントボックスなどを設置したりとか。
テレビにしろステージにしろ大事なのはショーとしての見栄えと完成度ですからね。見えているものだけが全てじゃないと思いますよ。どこまでぶっちゃけて言っていいものか分かりませんがwww

1 ■無題

こんばんはー。

本論とずれちゃって申し訳ないです。例えば生演奏のテレビなんかの音はオンマイクを多く見ます。でも明らかにインチキでなく弾いているんだけどマイクがキャビネットにないのって音はどこからひっぱっているんでしょう?まさか、センドリターン?レコーディングでオフっていうのはイマドキのいいところは羨ましく思いますけど^^

あと生放送のテレビでバンドセットを取り替えるのに全力でやってどれくらいなんでしょうね?特にギターアンプなんてGAKUさんの記事でもこれくらい細かくセッティングなどできるのでそう簡単では無いと思うんです。

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