韓国の再生医療

テーマ:

韓国で最先端の再生医療をしているRNL-BIO社と


ソウル大学形成外科の元教授が開業されているSeoul Samsung Aesthetic 


Clinicの視察・勉強会に出席しました。



恵聖美容外科クリニック・学会活動


RNL-BIO社は、昨年、脂肪組織に由来する幹細胞を使ってクローン犬を


誕生させたことで話題になった企業です。


大きな無菌室の中で、取り出された脂肪幹細胞を培養して血液中に静脈注射し、


ホーミング効果で病巣に移動して様々な病気が治るという治験を


発表していました。



恵聖美容外科クリニック・学会活動


実現すれば、美容分野に限らず医療分野の革命が起こりそうですが、


費用が莫大にかかる設備投資がネックとなっているようです。


どこかの激安美容クリニックがもっともらしく宣伝を出しているのとは


ワケが違うのは明白ですが、やはり再生医療を本格的にするには


まだまだ費用的に難しい部分もあると痛感しました。


ゴールドマンクリニックの高橋先生と同行した為楽しい道中となりました。



恵聖美容外科クリニック・学会活動


                                        Dr.K

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An Experimental Analysis of Silicone Leakage という論文を、書きました。


大学で勤務しているときには、シリコンバッグや異物を摘出して内容物の分析を行うことが施設柄よくありました。シリコンバッグは、摘出時に明らかなバッグの破損を認めないにもかかわらず、シリコンバッグのまわりが水飴みたいにねちゃーっとしていることがよくあります。この現象を、臨床的にSilicone leakage、Bleedingといいます。

実際の臨床ではこのような感じです。

 右下矢印       






では、これは、どういうことが起こっており、対策としては何かあるかを調べられないかということで実験を計画しました。以前にもまでも、いくつかの実験がおこなわれていましたが、必ずしも臨床の状態を模倣しているわけではありませんでした。

そこで、まず臨床状態の模倣した予備実験として、シリコンバッグを血漿成分と同じ組成の水溶液にひたして、体温と同じ環境で保存し定期的にサンプリングを行うことにしました。1年間の実験で、溶液中のシリコンを確認したのですが、同時期のコントロールにもみられてしまいました。しょぼん で溶液を変更してやり直すこととしました。

(擬似生体溶液は、原因はわかっていないのですが、成分にシリコンが入っていないのにもかかわらず、シリコンフリーの実験を行っても析出することがあると工業系の学会で報告されいてたのでした。)

なので、有機物のうち、バッグのまわりにも脂肪が多いということに着目して、シリコンバッグを油にひたすという実験系を計画しました。長期間の実験が考慮されたため、酸化しにくい油としてオリーブオイルを使用することにしました。(馬油等も検討しましたが、、、¥が、、かかるため、、ガーン


結果、2年間の検討では、はっきりとした漏出のてがかりを見つけることはできませんでしたが、臨床経験を含めて考慮しました。今回は、実験途中でのコンタミを懸念して、実際臨床で考えられる、シリコンバッグに対する外的圧力を加えていない点と臨床の場でも漏出までに10年程度かかることを示唆する論文がある点をj踏まえて、シリコンバッグのシェル自体の特性というより、シェルの耐久性が重要であるという結論になりました。


かおかお 定期的な検診が大事という事ですね。 かおかお

                                                                Dr。C

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第52回日本形成外科学会

テーマ:

第52回日本形成外科学会総会・学術集会


(The 52nd JSPRS, 22-24. Apr. 2009 in Yokohama)


恵聖美容外科クリニック・学会活動-パシフィコ横浜

ソウルから帰国した翌々日、陳先生とともに横浜で開催された日本形成外科学会(JSPRS)に行ってきました。


形成外科関係でも美容外科をはじめ、先天異常・再建外科・マイクロサージェリー・頭蓋顎顔面・頭頚部癌学会等、それぞれ専門領域に分かれた多くの学会があるのですが、その中でも最も多くの形成外科医が参加し、あらゆるテーマにわたって議論されるのがこの学会です。


今回は昨年の日本美容外科学会(JSAPS)からはじまり、国際美容外科学会(ISAS)、韓日美容外科学会等を通じて我々が発表してきた輪郭を含めた顔面の美容形成術におけるコンセプトの集大成として、「S-Line」と顔の美容外科を行うにあったってKey(キーポイント)となる「3つのバランス」について発表してきました。


ちょっと意気込みすぎて、当初プレゼンテーションのスライド枚数が40枚以上となり学会前夜までかかって何とか20枚程度におさめましたが、今学会では発表時間が8分(うち質疑応答3分)と限られており、かなり駆け足での発表となりました。


美容外科の現場ではいろいろな患者さんがいろいろなリクエストを抱えて来院されます。


はれぼったい一重をパッチリとした目元にしたい方、いわゆるエラのはった四角い輪郭を改善したい方、低い鼻根部を高くしたい方、、

と具体的にはっきりとここをこう治したいという方もいれば、輪郭を例に挙げてもとくにエラがはっていたりということもないけどもっときれいに小顔になりたいというようなリクエストもあります。


建築に例えていうなら、ここをこうしてくださいと設計図をもってこられる方から、すべておまかせしますのでわたしにあう家を建ててくださいという方まで、、といった感じです。このようなときやはり難しいのは後者の方です。


まず、現状のパーツそれぞれを評価し、さらにここで重要なのがそれらのバランスをとっていくように治療計画を考えるということなのです。(広い意味ではそこにはその方のライフスタイル等の背景も考えていきます。)


その際、鍵となるのが前回のレポートでも触れたように

 ① Hard tissue & Soft tissue  (硬組織と軟組織)

 ② Central features & Outline  (目鼻立ちと輪郭)

 ③ Lower face & Mid face    (中顔面と下顔面)

「3つのバランス(調和)」です。


例えば②について例を挙げれば、いまスクリーンで最も映える女優アンジェリーナ・ジョリーも輪郭だけを見ればかなり発達した(東洋人であれば骨ばったと言ってもいい)骨格をしていますが、彼女のはっきりとして大きなつくりの目鼻立ちとあわさると全体としてバランスが取れており、また映画WANTEDでもみせたようなハンサムな魅力の元となっています。逆に映画レッドクリフで絶世の美女小喬を演じてみせたリン・チーリンのように繊細なつくりの目鼻立ちにはコンパクトな輪郭がマッチしています。


そして③のバランスを評価し理想的な輪郭をデザインする際S-Lineがその指針を教えてくれます。


恵聖美容外科クリニック・学会活動-横浜2  (ランドマークタワーより)


 

恵聖クリニック   

西村 雄

 


 


 


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