RSS(フィード)対応していこう! | IT徒然草 (gaia)

RSS(フィード)対応していこう!

IT業界の人でも意外と知らない「RSS」。サイト制作に関わる人なら、当然知ってる単語だ。

RSS(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/RSS

RSSというのは、サイトの更新情報に特化した文書ファイル(フォーマット)の一種。RSSファイルには、更新日時や題名、文章の先頭などを載せ、サイトによっては全文書き込むケースもある。

そして通常、Webサーバの中に、ページそのものであるHTMLファイルなどと一緒にRSSファイルを入れておく。そして、Webサーバの内容を更新した場合、このRSSファイルも一緒に更新するように運用する。

そうすると一般利用者は、RSSを読む専用のソフト or クラウドサービス、すなわち「RSSリーダ」と呼ばれるものを使うだけで、「サイトが更新されたこと」を知ることができるのである。

つまり、「ブログが更新されたかなぁ」とか「新着情報はあるかなぁ」といった気持ちで、毎日サイトを巡回する手間が省ける、非常に便利な優れものなのである。

ちなみに、「フィード」というのはRSSのような仕組みを使った技術総称のことで、RSSの他にもAtomという仕様もある。私のこのブログでも、ありがたいことにフィードをリーダに登録していただいている方が多い。

当然、企業のサイトにある「新着情報」とか「ニュースリリース」とかは、フィードに対応していることが求められるわけで、大企業の場合は実施済みのところが多い。

ブラウザのアドレス欄右側にオレンジ色のベルみたいなマークが出たら、それはフィード対応してると思ってよいのだが、しかしながら大企業だからといって、必ずしもフィード対応してるとは限らない。

実は今日、お気に入りのアナウンサーのブログを見ていたが、そのTV局はフィードを提供していなかった。メディアとしては非常に残念。まぁ、毎回毎回アクセスさ せるにはもってこいなのかもしれないが・・・

フィードの仕組み自体は1999年に既に存在していて、もう10年以上経つポピュラーなものだと思っているのだが、意外と知らない人も多く、とてももったいなく思う次第。忙しい現代人にはもってこいのツールなのだが。