映画横丁758番地

生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。


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日本では劇場未公開だったそうですが、何気に鑑賞したところ、

「古典的名作」と呼ぶにふさわしい出来栄えになっていました。

上演時間はなんと80分・・・まず、お話の展開のこのスピーディさが

好感です。

学会から数週間ぶりに地元の小さな町に帰ってきた開業医が、

町の人たちの日常の様子に違和感を覚えるところから始まります。

一見いつもと変わらないように見えながら、どこかおかしいのです。

 

やがて開業医は、それが地球に侵出した宇宙生命体が

地球市民(アメリカ人)の身体を乗っ取りに出た結果であることに

気が付き、周囲の人間に訴えるのですが、「あり得ない話」として、

誰も耳を傾けません。

そうこうするうちに、町全体にまで危機が広がっていきます。

 

ただCGがない時代ですから無理もないことですが、宇宙生命体とは

いうものの、いうならば「巨大な枝豆」ごときの姿に描かれており、

特段にケバい姿はしていませんしド派手な動作も見せません。

 

またラストも、開業医の警鐘を周りの人間が信じるところで終わって

おり、昨今のように、思いっ切りのハイテク兵器をめったやたらと使う

「宇宙生命体VS人類」の一大決戦とはなっていません。

 

そうでありながら最後までダレない話の展開になっているのですから、

逆に当時の映画界の製作能力の高さを感じさせられるところです。

ちなみに、その辺が高く評価されたものか、名作を永久保存する

「アメリカ国立フィルム登録簿」に登録されました。

 

また、これが「映画的な物語」になっていたこともあったのか、その後も

何度かリメイクされたそうです。

1978年「SF/ボディ・スナッチャー」 主演:ドナルド・サザーランド

1993年「ボディ・スナッチャーズ」 主演:ガブリエル・アンウォー

2007年「インベージョン」 主演:/ニコール・キッドマン

 

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 「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」  1956年 監督:ドン・シーゲル
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主演はケヴィン・マッカーシー/ダナ・ウィンター

 

本作における印象が強烈だったのか、マッカーシーはリメイク版の

「SF/ボディ・スナッチャー」にも顔をみせていました。

また1965年「テキサスの五人の仲間」では、ヘンリー・フォンダ、

ジェーソン・ロバーツ、チャールズ・ビックフォードらの名優たちと

テーブルを囲んでのポーカーに興じる姿も印象的でした。

 

ダナ・ウィンターズはこれも名作の1970年「大空港」にも出演して

いましたが、本作のマッカーシーは2010年96歳で、また

ウィンターは2011年80歳で、相次いで亡くなっています。

 

監督は、後に1964年「殺人者たち」 主演:リー・マーヴィン

1971年「ダーティハリー」 主演:クリント・イーストウッド

1976年「ラスト・シューティスト」 主演:ジョン・ウェイン

などの作品で名を上げたドン・シーゲルが務めました。

この方も、1991年78歳で亡くなっています。

 

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。
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