iPhone RSSとケータイ市場
さて新しくiPhoneにNetNewWireというRSSアプリを導入しました。
実は今までPC、MacでもRSSは利用していませんでした。毎日見るサイトはの数がすごく多いわけでもないので、必要性を感じなかったわけですが、iPhoneではやはりあったほうが便利ということで導入しました。いろいろなサイトを片っ端から見るよりははるかに簡単に更新チェックできますし、電車内の暇つぶし情報収集には欠かせないですね。これは明らかにケータイより便利な部分かと思います。ケータイでもRSSはできなくありませんが、ニュース、記事が簡易版であったり、読みたいサイトが必ずしもケータイでのRSSに対応していなかったりで、不便でした。本を読むほどでもないちょっとした空き時間を埋めるには最適ですね。
そして……
4-6月期の販売台数が前年比25パーセント減だそうです。そりゃ、2年使うことが前提の割賦販売方式が主流になれば、こうなることは目に見えていました。以前のような劇的な変化が新製品の端末に起きているわけでもありませんしね。また、iPhoneのようにソフトウエア面での新機能があとから搭載可能な機種が増えてくると、この傾向はますます強まるかもしれません。今後は金属ボディーのものなど、長く使うことを前提とした端末も増えてくるかもしれませんね。
以前のエントリーでも書いたように、私はドコモのP905iとiPhoneの2台体制な訳ですが、P905iのほうは主にメールとモバイルSuica、プロ野球速報確認、そして長期間はまっているイラストロジック(笑)の専用端末になっています(たまにワンセグ)。このうちモバイルSuica以外はiPhone側の機能アップやアプリ追加、サイトの対応などで代替可能です。ということで、高機能な全部入りの端末よりも、薄型で機能を絞った端末のほうが使い勝手がいいかなと考えています。また、iPhoneでは縦書きのテキストリーダーが開発されるかどうかわからないので、標準でテキストとXMDF形式の電子書籍が読めるビューアーを搭載したシャープ端末あたりに魅力を感じています。ただ、706シリーズにしても大して値段は変わらないし、そもそも905iはまだ8カ月しか使用していないので、通常の機種変更は交換は現実的ではありません。ヤフオクで白ロムを購入して、P905iを外装交換のうえ売却すればほとんど追加支払いなしで交換できそうではありますが、面倒ですよね……。どうしましょうか(笑)。
iPhone 指紋とラジオ
今日は指紋とラジオの話です。
○指紋
私のiPhoneは白のため、背面の指紋はまったく目立ちません。液晶周りも、事前に購入してあったパワーデザイン 社製保護シートを購入後すぐにつけたため、こちらもまったく気にせずに使えています。一方ブラックモデルはかなり指紋が目立つようですね。実はInvisibeSHIELDという背面を含むボディー全体を保護するシートを発注しているのですが、まだ届いていません。液晶面は今のままでいいとして、背面をこれで保護すれば、ケースなしで持ってもいいかもしれないと思っています。
○ラジオ
AppStoreにはネットラジオのアプリがいくつか出ています。私が入手したのはAOL Radioというフリーソフト(USストアで入手)。まあ一般的なネットラジオが聴けます(iTunesのラジオで聴けるような感じですね)。お気に入りはAwesome 80'sという局。けっこう音源としてはiTunesライブラリーに持っているのですが、ランダムに80年代の曲だけをジャケ写付きで流してくれて、いい感じです。日本のAppStoreでは有料のTuner Internet Radioというのがランキングの1位ですが(2008/7/29現在)、有料だと何か付加機能があるんですかね。気分次第でジャンルを選べるので、容量に制限のあるiPhoneにはぴったりのソフトだと思います。
ただし、私が使っているPRIE Ambassadorというケースに入れた状態だと、プラグ形状の関係で常用しているイアホンのER-4Pが指せません。となるInvisibeSHIELDでケースなしで使うしかないですかね。それとも所詮ラジオなんで、安いイアホンを買ってもいいかも。
iPhoneの料金のこと
「ドキドキ」というソフトバンクの人の発言が注目されがちですが、私は次の発言に目を引かれました。
ユーザーさんとの信頼関係が深くなって、仮に家で無線LAN経由にしてくれる人が半分いたら、料金は半額にできる。
個人的には、家の中(=無線LAN)と屋外(=3G回線)の比率は10:1ぐらいの感覚です。3G回線を利用するのは、今のところほぼ帰宅時の電車内のみ。もちろんブロードバンド回線はあるが無線LANを使用していない人や、そもそも自宅にネット回線を持たない人もいるので、ほとんど3G回線利用ということもあるわけです。
であれば、ウィルコムのように、自宅にネット環境のある人は割引を受けられる(AB割)システムを導入できないもんですかね。例えばそれで1000円なり2000円なり安くなるのであれば、無線LANを導入したり、ネット環境を引いたりする人も出てくるはずです。となると、回線負荷が軽減される好循環に入るわけで、検討する価値は大きいと思います。
上記の引用部分で半額にできるというのはパケット定額部分だけだと思いますが、それでも3000円安くなるわけで、維持費が5000円を切れば、さらに普及が促進するはずです。ぜひ→って欲しいですね。
iPhoneの使い方 その4
iPod機能についてはまったく期待していなかったiPhoneですが、購入後にちょっと見直しました。
○スピーカーがついていること
iPodにスピーカーがついたらこうなる、ということがわかりました。音は別によくありませんが、単体のオーディオセットとして完結するのはメリットですね。旅先の宿でちょっと聞きたいとき、イヤホンで聞くのもなんだかなあという感じですし。
○液晶横画面が動画にぴったりのサイズ
iPodクラシックではあまり動画を見る気がしませんでしたが、iPhoneの液晶サイズなら、ちょうどいい感じです。字幕もちゃんと読めますしね。
○カバーフロウが使いやすい
指をスライドさせてめくっていく感覚はかなりいいですね。あと、プレイ中のジャケット表示のサイズも大きくていいです。プレイ中にずっと表示させられるなら、ちょっとしたインテリアにもなるんですけどね。
とはいえ、やはり問題となるのはバッテリーの問題。iPodクラシックではバッテリーのことなんか気にかけたこともありませんが、iPhoneでは非常に大きな問題です。容量の問題も含めて、まだまだクラシックは手放せません。
iPhoneのケースについて
以前にも書いたiPhoneのケースについてですが、ちょっと考えが変わりました。当初は裸で使うため、スリーブ型ケースを購入予定と書きましたが、電車内で使う際に裸だと、あまりに周りの目が気になるため、全体を覆うカバーを購入しました。
たまたま電車内でiPhoneらしきものをカバーに入れて使っている人を発見したんですが、よく見るとそれはiPod Touchでした。よく知らない人が見るとiPod Touch/iPhoneには見えないため、これはいいと思ったわけです。
買ったのはPRIE Ambassador。少々高いですが、まあそこそこおしゃれですし、満足しています。ひとまずケース関係はこれで終わり。というかほかにアクセサリーは買う予定なしです。Dockは不要ですし。あとはアプリですね。
iPhoneの使い方 その3
さて、iPhoneに入れているコンテンツについて書きましょう。
○音楽
ほとんど聞くことはないと思いますが(iPodクラシックを使用するため)、内蔵スピーカーのチェックなどのために、iTunesのよく聞く25曲とRolling Stone誌が選んだベスト500曲のプレイリストを入れています。
○ビデオ
U2のライブDVDを1本と映画Vanishing Pointを入れています。前にも書きましたが、液晶を横にしたときのサイズが、ビデオ再生にちょうどよく、この機能は今後けっこう使いそうな気がします。
また、上記以外に、USストアで買った、ブルース・スプリングスティーンのEP4曲入り(ビデオも4曲分あり)を入れています。日本のストアで入手できない曲やアプリも多いので、USストアのアカウントは持っていたいですね。
○アプリ
有料のもののみ記します。
BeatMaker:紹介済みですが、iPhoneで動いているのが信じられないほどの音楽ソフト
クラッシュバンデクー:USストアで購入。レーシングゲームです。
Recorder:ボイスレコーダーソフト。この手のソフトがこれしかないのと、安いので。
といったところです。アプリではBeatMakerの容量が200MBほどと大きいですが、あとは無料アプリ含めて計500MBほど。ビデオは2GB弱、音楽は3GBほど。残りは9GB強といったところです。8GB版だとこれで残りはほとんどないわけですから、ちょっとつらいですね。ただ、ビデオは見たら入れ替えるのが普通ですし、アプリも使わないとわかったら外していきますので、これ以上容量の多いものは個人的には不要ですね。
アプリで欲しいのは、テキストリーダーです。作るのは大して難しくなさそうですが、テキストデータをどうやってiPhoneに取り込むのかという問題もありそうで、なかなか出てきませんね。期待して待ちたいと思います。
iPhoneの不満点
不満点というか、アップデートで解消されるであろうことも含めて、列挙してみます。
・アプリが不安定
かなり指摘されていますが、標準搭載のSafariがけっこうよく落ちます。あと、BeatMakerもメモリー不足で立ち上がらないことが多いです(再起動すればOKなので、システム側の問題です)。
・日本語入力のやりづらさ
ソフトウエアキーボードは、幅が狭いので左右のキーとの押し間違いが頻発します。変換候補の選択が不満ですし、予測変換も遅い(遅いのは入力全般について言えます)。あまりメールを書きたい端末ではないですね。
・iPhone/Touch専用ページの存在
Yahoo!のページなどはUAで判断されて、iPhone専用のページに飛ばされてしまいます。野球の速報などは簡易的なものしか利用できません。スポーツ速報などはフラッシュが使われていることが多く、iPhoneではほとんど見ることができません。また、例えばR25は携帯サイトではこのサービスをしているのですが、iPhoneでは見ることができません。これは何とかしてほしいというか、自分で方法を探してみます。そのうち対応しそうですが。
ちょっと補足です。専用ページの存在は悪くないのですが、PC用ページと同程度の情報量がないのが問題なのです。それだと、携帯電話専用ページと同じになってしまいますね。
・取り回しが悪い
見た目はいいし、大型液晶を積んでいるので仕方がないのですが、横幅が広く、手になじまないというか、落としやすい形状なので、取り回しが悪いです。ストラップもつけられませんし。全体を覆うカバーケースに入れれば解決なんでしょうが、あまりにルックスに関するデメリットが大きいです。P905iだと、鞄から取り出し、ストラップに手を通しつつオープンボタンで開く……、という一連の操作がスムーズですが、iPhoneだと難しいです。
・App Storeの検索性の悪さ
無料のアプリも多く、重宝はしているのですが、必要とするアプリを探すという部分については、非常に使い勝手が悪いです。ジャンル分けだけではわかりづらい部分も多いですし。さらに言うと、アプリ説明が不足ですね。有料のアプリを、あんな簡単な説明だけで買わせようという開発側の考えもよくわかりません。App Store内で提供されている説明スペースでは足りないので、「詳細はこちらで」と自社サイトに飛ばすくらいのことは、もっと多くの異境者にやってほしいところです。
追記
・電池の持ちの悪さ
買ったばかりで使う時間が多いため仕方がないのですが、残量50%まではあっという間です。ただし、これはWiFi利用時でのこと。3Gだとそんなに減りが早い気がしません。つまり、平日外で使う分には、公衆無線網などを長時間利用しなければ、あまり問題ないということでしょうか。
といったところでしょうか、今のところ。ワンセグがないとか、モバイルSuicaが使えないとか、事前にわかっている、ハードウエア的なことは含めていません。意味のないことですから。しかし、上に上げたようなことは、「取り回し」を除けば、改善されていくことが予想されることばかりです。
ガジェットが成長していくのを体験するのは楽しいことです。
iPhoneの使い方 その2
今回は、前々回のエントリーで書くと言っていたコストパフォーマンスについてです。
私の場合、今まではdocomoのP905iをバリューSSのパケホーダイで使っていました。端末の分割代金など諸々含めて約8000円でした。家族以外との通話はほとんどしないので、毎月1000円の無料通話枠はほぼ手つかずで貯まっていきます。このパケホーダイをパケットパック10に変更しました。これで約3000円浮きます。一方、iPhoneは約9000円コース。つまり今までより約6000円上乗せになるわけです。年間にして約70000円。一昔前の高級PDA並みの価格です。しかし、iPhoneは無制限の通信代込みです。こう考えると、あながち高いとは言い切れないですね。今後iPhoneシリーズが、どの程度の頻度で新機種が投入されるかにもよりますが、現時点では、まあ妥当な線といってもよいかと思います。
さて、昨日書いたケースの件ですが、一時しのぎとしては悪くないものの、やはり取り出しづらく、ケース自体も型くずれしそうなので、手持ちで余っていたポーターのドライブシリーズ、Mサイズのポーチを利用することにしました。iPhoneが薄いため少しサイズに余裕はありますが、鞄の中での本体保護という目的は十分に果たしてくれそうです。
あと、iPhone自体とはまったく関係ありませんが、ソフトバンクでは電話番号の下4桁を選ばせてくれるサービスがあり(auでもありましたね)、試しに自宅の固定電話の番号を言ってみたら、合致するものがあり、無事取得できました。080-ABAB-BCCBという番号です。あまり通話をすることはないと思いますが、覚えやすい番号というのはいいもんですね。
次回は不満点についてまとめてみたいと思います。
iPhoneの使い方 その1
今回iPhoneの導入にあたり、docomoの携帯は残したままにしました。ただし、パケホーダイは外して、ネット関係は極力iPhoneにまとめようかと考えています。ただし、メールは文字入力の使い勝手を考えて、docomoで行う予定です(ただし、使い始めのころよりだんだんと慣れてきたので、しばらく使うとそこそこの入力効率は得られそうです)。docomoは通話とメール、Suica端末に特化した使い方になります。
さて、iPhoneですが、メールはi.sb.jpのほか、Gmailはそのまま登録したのですが、プッシュ用にyahoo.comのメールを新規に取得しました。といっても今はyahoo.comのドメイン以外にymail.comというgmailもどきのドメインとrocketmail.comというのがあります。yahoo.comは2億以上の登録者がいるらしく、短いアドレスはほとんど取得不能ですが、新しいドメインだと今は取り放題状態です。とりあえず、iPhoneについては、メールについては今のところ閲覧が中心になりますね。
補足(208/7/22):
私もそうだったんですが、yahoo.comのアドレスは、取得してすぐにはiPhoneに登録できません(理由は不明です)。しばらく時間をおいてから登録するとうまくいきます(翌日だとほぼ確実かと)。これはymailなども同じようです。
それはそうと、購入して3日目の朝の出来事。前夜使いながら寝てしまったのですが、枕元にあるはずのiPhoneがありません。しばらく探して2メートルくらい離れたフローリングの床に液晶面を下にして落ちていました。ベッドから床までは50センチほど、さらに2メートルほど離れた位置です。あせって動作確認しましたが、正常に動きますし、本体に傷もありません。液晶保護シートにかすかに2本ほどキズが入っていましたが、別に気にならない程度のものです。何があったのか不明ですが、びっくりの出来事でした。
そういうこともあり、ケースをどうしようかと考えているのですが、本体全体を覆うカバー型のものは興味なしです。使用時は裸で使うために、封筒型のスリーブケースを探しているのですが、興味のあるこれ
はiPhoneに対応していないので、ひとまず様子見です。間に合わせに同じメーカーのこれ
を使っています(本来の用途で使用中だったもの)。上下は長いですが、まあ普通に使えますので、しばらくはこれを使いたいと思っています。
iPhone導入(笑)
購入したのは16GBの白。もともと16GBであれば、色はどちらでもよかったので、問題なしです。黒は見た目はいいんですが、やはり指紋が目立って、ちとつらそうです。事前に入手しておいたソフトバンクの株主優待券を使用したので、1万円の商品券が後ほど送られてくる予定です。
さて、肝心の使用感ですが、ある意味予想通りのインターフェースで、ウェブは一般の携帯電話よりはるかに見やすい、メールは入力方法に慣れない上、プッシュメールの対応などもあり、iPhoneではほとんど使用する予定なしです。iPod機能自体は予想通りの使いやすさですが、本体のスピーカーで聞けるのはちょっといいですね。あとは動画のサイズがちょうどいいです。
ただし、ここまでは、あくまでも予想の範囲を超えていません。で、「予想外」だったのはアプリのすごさです。まず、BeatMakerはすごいです。今月下旬に発売予定のDS用シンセソフト(?)の半額以下で、あまりの多機能さ、洗練されたUIなど、まだ使いこなせていないので、すべては評価しきれませんが、ただひたすらすごいとしか言いようがありません。あとは、Midomi。PC用のアプリがすでにあるようですが、鼻歌を歌っただけで、曲名の候補が表示され、試聴までできます。さらに、外国語学習ソフト。最近スペイン語をかじり始めたので、無料の音声付きフレーズ集は重宝しています。
USのストアでは個人的に好きなクラッシュバンディクーがあったり、さらに楽しめそうです。ということで、この手のツールはどんどん進化していくことに真価があるので、これからがさらに楽しみです。
ということで買ってよかったというか、大正解でした。私の場合、携帯電話と言うよりは、通信機能付きPDAという使い方になりそうですが、コストパフォーマンスの検証は次回にでも。