DEAR MY G-LOVERS

ボクのイマの声は
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※この記事はGACKTブロマガ
"編集後記"のコーナーから抜粋したものです。

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ドバイからイタリアに到着した。

今回、
ファンクラブのみの限定旅行【夜想会】の
開催地がイタリアのローマのためだ。
昨夜、
ローマ・フィウミチーノ空港に到着した。

ドバイの街の活気も
いつもより落ち着いている印象があった。
テロの影響だろう。
悲しい話だ。

ドバイの国際空港もかなりガラガラで、
警備の人数だけが異常だった。
警備員ばかりの空港。
そして、
激減している旅行者の数。

空港の通路もかなりガラガラで、
まったく不思議な感覚を覚える。
ちらほらいるのは旅行者というより
ビジネスマンだろうか・・・。
スーツを纏った人達が多い。


イタリアも同じように
活気が全くなくなっているのか?・・・と、
上空からの景色を眺めながら少し心配していた。
空港に到着してホテルに到着するまで
街の流れる景色が目に飛び込んでくる。


夜だということもあり、
街の活気が今ひとつよくわからない。
そのままホテルに到着し、
メンバーと遅めの食事を始める。

イタリアは不思議な国だ。
ここに来ると、
『国はこうあるべきだな・・・』
と痛切に感じる。

街が多くの古い建物や
遺跡を残したまま
現在の生活に密着している。

便利なだけの新しいモノは幾らでも建築できる。
街を新しく作ることは
さほど難しいことではない。


古いモノを守り続けながら
街を作っていくことがいかに大変なことかを
多くの人達は理解していない。

ホテルのテラスから見える景色でさえ、
このイタリアにしかない空気を感じられる。

翌日、
少し時間があるとのことで、
街を出歩いてみた。
車からの景色さえ多くの感動がある。
歩くだけで国を感じられるということが
どれだけ素晴らしく幸せなことか。

警察車両が増えてはいるものの
街は活気に溢れていた。
ほっと一安心だ。

残念なことは
この国の経済状況は未だに悪く、
国民の生活がますます苦しくなってきていることだ。
税金はドンドン高くなり、
国民の暮らしの中での不満が募っている。

国を一つの大きな企業と捉えるとイメージしやすいが、
この【国】という大企業運営において、
利益を出し続ける状態を保持するのは極めて難しい。

うまく廻っている国もあれば、
どんどん駄目になっていく国もある。
ただ、
一つ言えることは、
同じことだけの繰り返しで、
努力無しでずっと経済が回り続ける国は
世界に一つとない。

そして、
貧富の差がこういった経済の低下を
招いているわけではない。

よく貧富の差に対し、
やたらと文句を言う人がいる。
だが考えてみよう。

働く者、
結果を出した者が、
それに見合った対価を得ることが出来なくなることほど
危険なことはない。

以前、
SONYのおもしろい話を聞いた。

一昔前、
CDプレーヤーが世界に普及した中で、
新しい音楽メディアをSONYのある技術者が生み出した。
『MD』だ。
ボクも最初にMDに触れたときは
なんと素晴らしいメディアだろうと感動した。
カセットテープのように自分で好きなように編集でき、
何度も重ね録りが出来る。
音の劣化はあるモノの
扱いも非常に簡単でCDよりも頑丈である。
いわば当時のカセット世代の欲求を
大きく満たしてくれるものだった。

ボクはMDが世界に中に
広まるものであると想像していた。

事実は違った。
日本国内でのMDの普及は凄まじいスピードだったが、
世界の市場では殆どが普及しなかった。

会社が権利を独占し、
その権利を解放しなかったのも一つの原因だった。
どこの世界の電機メーカーもMDプレーヤーを
作らなかった。
そして、
2005年にiPodの出現により、
MD市場は一気に弱体し瞬く間に消えてしまった。

あの当時に感じていた大きな違和感が、
今現在のSONYや日本の企業の行く末を
表していると言っても過言ではない。

あの当時、
世界の中心にあった日本を代表する企業・SONYが
今ではサムソンやLGの影に隠れ始め、
完全にAPPLEの独走を許している。

APPLEにおいては、
あれほど小さかった会社にもかかわらず、
独自の攻撃的で前衛的なアプローチを駆使し、
マーケットを凄まじく拡大し、
有能な技術開発者をドンドン獲得していった。

あの当時のことで何より驚いたことは、
あの【MD】を開発した開発技術者が
特に大きな利益を得たわけではなく、
会社から小さな賞与を受け取ったに過ぎなかった。

これでは、
そういった有能な開発者の多くが
自分を評価してくれるであろう、
別の企業に流れてしまうのは至極当然で、
これを国に例えると、
自分を正当に評価してくれない国であれば、
才能に溢れる有能な者達、
多くの優秀な企業が、
他の国に流れてしまうことも
誰もが容易に想像できることだろう。

日本もようやく、
法人税に対しての改善を始めたものの、
タイミングとして
もっと早く動くべきだったと言わざるを得ない。
多くの優秀な企業が、
税金の安い香港やシンガポールに流れ、
それを食い止めるために政府は色んな措置を執ったが
結局、
その流出を止めるに大きな決め手にはならなかった。

そして、
随分遅れた形でやっと、
法人税の問題に取り組み始めたものの
個人の所得に対する税に関しては、
未だなんの解決策も出ていない。
なんともお粗末な行動の遅さだ。

このイタリアもそういった意味では、
かなり国の所有している文化財産を
上手く宣伝できていない。

フランスの観光客に多さに比べ、
圧倒的にその人数は少ない。

けっしてイタリアが観光都市として
劣ってるわけではない。
街を歩けば
目に入るものはすべて芸術だと言っても過言ではない。
イメージ戦略が上手く機能していないだけだ。
実に勿体ない。

例えばだ。
世界的に見ても、
イタリアといえば
フェラーリやランボルギーニなどの
芸術とも言える車メーカーがある。
他にも多くのブランドを放出してるのも
イタリアなワケだ。

それを空港ロビーや通路に並べて、
自国の作品を訪れる観光客に見せるだけで、
どれだけ人が
『やっぱりイタリアは凄い!!!』
と分かり易い宣伝効果が得られることか。

現に、
他の国の空港では、
そういうったアプローチに成功している例も少なくない。
全くと言って良いほど、
そのような宣伝が為されていない空港に、
非常に寂しさを覚える。

それは日本に対しても同じだ。
色んなクリアーしなければならない問題があるとはいえ、
観光客が多く訪れる国を作るのは、
活気を上げる一番の方法だ。

勿体ない・・・。
本当に勿体ない。

今回のテロのこともあって、
一時は頭の中にファンクラブ旅行を取りやめるか・・・、
という選択肢も生まれたが
日本からイタリアに一緒に来たファンのみんなから、
こんな多くの言葉をもらった。

『今回の旅行を取りやめなくて
本当にありがとうございました!
この日のために本当に頑張ってきたんです』

色んな想いはあったが、
無事にこの旅行を終わらせることが
ボク達にあたえられた使命だ。


さて、
明後日のコンサートのために
リハーサルに行こう。


ボクの名はGACKT。
座右の銘は『Mr. WORLD WALKER』


感動を届けるために、
とにかく前に進もう。
そのためにボクはいるのだから。
立ち止まっちゃ駄目だ。



GACKT




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