DEAR MY G-LOVERS

ボクのイマの声は
GACKTブロマガに載せてるから、
全てを読みたい人はブロマガでチェックしてくれ。

※この記事はGACKTブロマガ"編集後記"のコーナーから抜粋したものです。

【毎月3回配信】
http://ch.nicovideo.jp/channel/gackt





香ばしい香りが広がる。
自宅でキノコを焼いてみた。

せっかく日本に帰ってきたのだから
日本にしかない質の良いものを食べたい。

久し振りに、
HOKTOの『霜降りヒラタケ』を
炭で焼いて食べる。
そう、
ボクがテレビCMをしているヤツだ。

自分が本当に気に入ったものだから食べる。
そしてそれが仕事になっている。
こんなに幸せなことはない。

炭で焼いた霜降りヒラタケに
レモンをささっと掛けて食べる。
何とも言えないおいしさが口の中に広がる。

食材に対する拘りを持った生産を
日本の多くの農業に携わる方達には
どんどん大いにやっていただきたい。

そして、
それをもっともっと多くの日本人が
求めるべきだ。


日本人の食に対する味覚のレベルは
かなり高いはずだと信じたい。
だが、
多くの日本人は化学合成物や
添加物にまみれた食事に慣れてしまい、
むしろ、
それがないと物足りなさまで感じている。


カラダが資本。
カラダほどかけがえのない資本はない。
どれだけ金を持っていても、
どれだけ時間があっても、
カラダが壊れてしまったらおしまいだ。

だからこそ、
そのカラダを作る元となる食事には
本当に拘らなければならない。

『良いものを食べなさい』

昔、親によく言われたが、
この言葉が理解できるようになったのは
30歳を過ぎてのことだ。


ただ【美味しいもの】と
【カラダに美味しいもの】とは意味が違う。
食に対し真に拘りを持って生きると、
人生の喜びが変わる。

何故か?

食事は毎日するものだからこそ、
食事に感動するということは、
毎日が感動で形成されるということになる。
すなわち、
自分の人生が感動で作られるということだ。

オマエは毎日の食事に感動してるか?

もしそうでないなら
ライフスタイルを根本的に見直し、
今すぐ変えるべきだ。
それが人生に於いて本当の意味で
成功しているということに
繋がるのではないだろうか。

毎日、感動が続いている。
これほど幸せなことはない。

だからこそ、
【人を感動させたい】という欲求が
自然とわき上がる。
そして、
人を感動させることを
仕事として続けることに
心から喜びを感じられる。

人間は与えられたモノがあるからこそ、
それをエネルギーとして放出できる。


先日、
GemCEREYの中野さんに誘われ、
巧と三人でフレンチを食べに行った。

正直、
フレンチは余り好きではない。

見た目ばかりの食事、
美しく飾っただけのフレンチが多いからだ。
味が伴っていないフレンチに
正直、ウンザリしている。

『GACKT、美味しいからここに行こうや』

中野さんのひょんな言葉から
久し振りにフレンチレストランに
足を踏み入れることになった。


結論から言うと、
久し振りにフレンチに行って
こんなに感動するとは思ってなかった。
随所に渡る拘りと
繊細な味付けに感服させられた。

【KEISUKE MATSUSHIMA】

フランスにおいて、
アジア人として最年少で
一つ星を獲得したシェフ。
フランス芸術文化勲章を持つ、
世界に認められた料理人・・・。

彼の店の作りは非常にオモシロい。
けっして大きいわけじゃないが
一つ一つの部屋は
しっかりとしたコンセプトで作られている。


ボクが気に入った部屋は、
なんと変わったことに、
厨房の中にある特別なモノだ。
こんな変わった部屋は初めて見た。

フレンチの作り手の動きを
細かく見ることができる、
数少ない場所だろう。

手際よく動き回るシェフの
細かい手さばきを見ながら食事を楽しむ。


これは、
ボクらでいう舞台裏のドタバタした、
戦場とも言える風景を見せながら
ステージ上の優雅な世界を
楽しんで貰うというものに近く、
正直、
普段は絶対に触れることの出来ない世界だ。

作り手は舞台裏を覗かれると
妙な緊張も感じてしまうのではないかと思うほどだ。

ボクらの目線を気にせず、
黙々と作業するシェフ達。

この日は96年のニュイサンジョルジュを開ける。
かなり保存状態の良いワインだ。


次々と運ばれてくる食事たち。
盛り付けが美しいのはもちろんだが、
繊細な味の組み上げ方に脱帽した。

松島シェフの拘りを淡々と語るマネージャーに

『なるほど・・・なるほど・・・』

と聞き入ってしまう。
このマネージャーも
松島シェフに惚れた一人なのだろう。
本物の作り手はとにかく研究熱心だ。


物作りにおいて、

かくゆう中野の兄ぃも
ボクから言わせればキチガイの部類に入るだろう。
勿論、褒めてる。
ボクが仕上げた新しいジェイコブの時計の
石のハメ方を見せると、
ずっとその石について語りながら、

『なるほど・・・なるほど・・・』

と、
感動しながら次の作品のアイデアにする。
コレは、
物作りに携わる人達の特徴だ。

色んな場所から刺激とヒントを得て、
自分の作品に転化していく。

だから、
物作りは楽しい。
刺激を貰い、
また誰かに刺激を与える。

もともと、
酒が一切飲めなかった中野の兄ぃも
赤ワインだけは呑むようになった。

『ワインの味がわからないのは
人生の半分以上損をしている』

ボクが言った言葉に
探究心の強い中野さんは
ワインを勉強し始めるようになった。

今でも強くなったわけではないが、
随分とワインを楽しんでいる。


魚介類が苦手な巧も
美味しい美味しいと言いながら
食事を楽しんでいる。

不思議なもんだ。

歳を重ねて気づいたことだが
子供が嫌いな食材が多いことを
無理矢理直させようとする親が多い。

ボクも姪っ子達の好き嫌いに関して
最初はどうかと思ったが、
今ではそれそれで構わないのでないか?と
思うようになった。


子供達はオトナよりも味に対して敏感だ。
だから、
オトナが食べるものを無理矢理食べさせて

『残さないで食べなさい!!!』

と、無理矢理食べさせれば食べさせるほど
嫌いになっていくのはある意味、
当たり前なのではないかと。

だから、
ボクは姪っ子達の嫌いなモノを聞いて、
その食材がホントに美味しいレストランを見つける。

そして、
何も言わずにその料理を食べさせる。
嫌いな食材が入っている料理をだ。
美味しい美味しいと食べる子供達を見ながら
食事が終わったあとに、
実は彼らの嫌いな食材が
ふんだんに使われていたことを種明かしする。


そうすると、
最初は驚くものの次からは
その食材をまたトライしてみようとする。
そうやって、
彼らの味覚にチャレンジしている。
それもまた、
ボクにとっては新たな発見だ。

ボクも昔はコーヒーが嫌いだった。
どうも鼻に付く匂いがイヤで、
特に下の奥に貯まる味が
何とも言えない不快感だった。

だがこの5年で
本当に美味しいコーヒー豆に出逢ってからは
やっと大人の階段を登ることができたと言えるほど
美味しいコーヒーを探し続けている。


ボクが嫌いだった理由は簡単だった。
それは、
ボクが小さい頃、
普段呑んでいたコーヒーの殆どは
酸化しているモノ、
酸化して質が悪くなっていたモノだった。

それが原因だ。

未だに、
酸化したコーヒーを飲むと気持ちが悪くなる。

その酸化したコーヒーにミルクや砂糖を入れて
誤魔化して飲むことほど気持ち悪いモノはない。

とにかくコーヒー豆は
挽いた瞬間から酸化が始まる。
どんなに良いコーヒー豆を買っても
酸化してしまったら著しくマズくなる。
作りおきのコーヒーがマズいのは、
酸化してるからだ。


エスプレッソで飲める美味しいコーヒーを
提供できる店が日本にどれだけあるだろうか。
拘るとはそういうことだ。

最後に、
締めのコーヒーが出てくる。
そして、
そのコーヒー美味しさにまた驚く。
マネージャーに思わず聞いた。

『コレ、何処の豆かなぁ?』

で、マネージャーが笑いながら答えた。

『コレは、
NESCAFEの
レギュラーソリュブルコーヒーです』


全員が『えッ~~!!』っと声を上げる。
ボクがネスレの仕事をしてることを伝えると
彼が笑いながら、

『ウチはMilano2を使ってます』

と答えるマネージャー。

“Milano2・・・”

聞いたことがない・・・。

見せて欲しいと頼んで
厨房の中を歩いて行った。


今まで見たことのないマシーンだが、
確かにMilano2と書いてある。

こんなモノがあったとは恐るべしネスレ・・・。

ネスレの拘りはとにかくコーヒーの酸化を防ぎ、
いつでも一杯ずつ淹れたての香りと
味わいが楽しめるコーヒーを提供できる技術だ。

家庭用のマシンでも、その技術が味わえる。


この業務用は更に凄まじい拘りの結晶で
注ぐ温度もさることながら
コーヒーにどうやってミルクを注ぐと
美味しいかという研究までされているという・・・。

恐るべし・・・ネスレ・・・。
早速、
ウチに帰ってネスレの高岡社長に電話をした。


『高岡さん・・・Milano2・・・、
一台ボクにください・・・』


ボクの名はGACKT。
座右の銘は『Mr. COFFEE MAKER』


これでいつでもボクの家で
一つ星フレンチMATSUSHIMAと
同じクオリティーのコーヒーを楽しむことができる・・・。
恐るべし、オレ。
恐るべし、GACKT・・・。

オマエにも
ボクの家でこれを飲ませてやろうか?
マジでヤバいぞ。




GACKT




ボクのイマの声は
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