DEAR MY G-LOVERS


ボクのイマの声は
GACKTブロマガに載せてるから、
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※この記事はGACKTブロマガ
“編集後記”のコーナーから抜粋したものです

【毎月3回配信】
http://ch.nicovideo.jp/channel/gackt

 

 

 

久し振りに、
義経秘伝2のメンバーに会った。
会ったと言っても二人だけなのだが・・・。

 

一人は、
神威♂楽園の正規メンバーになった君沢ユウキと
義経秘伝2では
教経を見事演じた悠未ひろ、と。

二人が同じ舞台に出てるということで
いいタイミングでその舞台を見に行くことになった。

KLでレコーディングをしている最中でのこと。
彼らが海外公演で各アジア諸国で舞台をしているらしいと、
実に興味深い話だった。

内容はあの有名なマンガ、アニメ化もされている、
“NARUTO”を舞台化したモノだ。

正直、
ボクはそのアニメもマンガも
全く見たことがなかったが、
姪っ子のMAIに聞くと凄まじい人気らしい。

今は世界中でドラゴンボールよりも
遙かに人気が高いらしい。

知らなかった・・・。
ボクもまだまだ勉強不足だ・・・。
ネットで調べてみると、
世界のコスプレ率で一番高いのはNARUTOらしく
今は日本のアニメというと
NARUTOというほどの人気らしい。

舞台を見終わったら
全巻買って読破してみるか・・・。

 

 

公演が行われる場所は、
KLのセントラルから暫く離れた、
マインズというリゾート、
高級レジデンスのエリアらしい。

会場もかなり大きく、
正直、そんな会場を埋められるのか・・・と
疑問だった。

だが、
MAI曰く海外でのNARUTOの人気を考えると
会場はパンパンになってもおかしくないとのこと・・・。

 

 

疑心暗鬼だったが、
期待を胸に会場に足を運んだ。

会場に到着すると、
少数ではあるがコスプレもいる・・・。
大したもんだな・・・と思わず声が漏れてしまう。

ところが、
会場に入ると
実際は会場の半分以上のスペースがデッドになっていた。

つまり、入っていない。

 

何故入っていないのだろうか・・・と
色んな疑問が頭に走る中で
舞台の幕が上がった。

舞台がスタートしてからの
客の盛り上がりは凄まじいモノがあった。
客の人数は少ないが実に
素晴らしい盛り上がりを見せた舞台だった。

舞台は日本語だけで執り行われていた。
役者はだれも英語を使っていない。
舞台の両サイドに
字幕が同時に流れるシステムになってはいた。

 

だが、
見ている客は字幕を見ているというよりも
舞台の役者に釘付けで、
一挙一動に歓声を上げることもあった。

舞台の内容自体は決して悪いモノじゃない。
もちろん、
完璧と呼べる台本じゃないにしろ、
使われているアイデアは大したもんだな・・・と
思わず声が零れてしまうモノだった。

 

結論から言うと、
本の内容を短縮しないで
もっとキッチリと内容を届けることが出来れば
完成度の高い舞台になったのではないのか・・・?
という疑問は残ったものの、
アニメ的な表現が舞台で出来ないことや
諸々の理由からこうなっているのだろう。

全体としては非常に良いものだったと思う。

 

 

 

 

にしても、
残念で仕方が無いのは
この舞台の宣伝が全くなされていないことだ。
つまり、
プロモーションがまったく機能していない。

 

 

どこかで宣伝をやっていたのだろうが、
数日後にボクの周りの連中に聞いても
誰もこの舞台がKLでやっていたことも、
宣伝をやっていたことも知らないという。

 

 

 

 

こんなことは、
残念ながら本当によく起きることだ。

作品は本当に良いのに、
宣伝が不十分であったり、
組んだパートナーが悪かったりと
色んな理由はあるにせよ、
結果、人が入っていないということで
終わってしまう作品が山程ある。

 

最近は、
日本の作品が海外に出ることがめっきり減った中で
こういったアプローチで海外公演をしているだけで
関わる全てのスタッフと演者に
大きな拍手を送る価値があるとボクは感じる。

 

舞台に上がってる演者もそのスタッフも必死だ。
少しでも日本の作品が海外の人達の心に触れれば・・・。

その想いが一人でも多くの人に届くために
もっとたくさんの協力がいる。
本気の協力が必要なんだ。

例えばだ。

韓国のアーティストを例に取ってみると、
今では韓国の名前もよくわからないアーティストが
マレーシアで公演をするとする。
いくつかのアーティストが集まるとは言え、
3日間、
5万人の会場がパンパンになる。

これは、
一概に彼らの実力というよりはむしろ、
政府と民間が国を挙げて
海外に自国のプロダクツを流すために
文化を海外発信してそれを現地で根付かせ
そのあとで製品を流していくという計画を
実施し成功させた結果である。

 

 

 

今の日本は、
完全に出遅れてしまった。

アジアの中では取り残されている。
この事実は海外に足を運べば一目瞭然で、
日本製品も海外の輸出量が軒並み下がっている。
つまり、
国力が著しく低下しているということになる。

日本政府はクールジャパンという名の下に
新しい試みをスタートさせようとしたが、
未だ多くの予算は立てられたものの
まったくその使い道さえわからず
無駄な税金をただよくわからに企業に流れるだけといった、
負のループに陥っているといっても
過言じゃないだろう。

 

 

仮に100歩譲って、

そのよくわからない企業に流れていることを
良しとしたとしても、
なんら日本の文化が
海外に運ばれるている結果も事実もほぼない。

経産省はこの予算の使い道が
未だに全くわかっていないと非難されても
仕方がない。

 

新作のターミネーターでは
イビョンホンがとうとう敵役に抜擢されるほど
韓国は国も企業も文化をしっかり押していくことを
続けている。

今、
日本を代表する世界の役者が何人いるだろうか?
渡辺謙さんがラストサムライでヒットし
海外で活動するものの、
それを後押しするのは政府でも何でも無く
民間のプロダクションだけという悲しい事実。

 

謙さん以降、
誰も日本人として世界に通用する役者は
未だ現れてはいない。

これは個人だけの問題じゃない。
やはり海外で活動しようモノなら
それなりの経費が掛かる。

それをバックアップするシステムは
残念ながらこの国にはない。

未だ宙に浮いているクールジャパンの予算・・・。
いったい誰のための予算なのだろうか?

実際に日本に住んでいる人達は
クールジャパンがどういうモノなのかを
理解しているのだろうか?

そもそもクールジャパンってなんなのだろうか?
明確にこたられる人がどれぐらいいるのだろうか?

悲しい話だ。

これほど民間と政府の足並みが揃っていない先進国が
自分の国だと思うと寂しい気持ちが込み上げる。

なんとかならないものなのか・・・。
このままでは本当に次の世代が育たない。

こんなことを思うボクは
間違っているのだろうか?

 

少しでも次の世代にとっての架け橋になれれば・・・。
こんなことばかりが頭をよぎる。

やれることをやろう。
自分が動けることをやろう。
イケるところまでいってみよう。

とにかく、
このままじゃ日本はらちがあかない。

こんなことを
夜中の誰もいなくなったホテルのカフェで
考えていた。

 

 

 

 

ボクの名はGACKT。
座右の銘は『Mr. BRIDGE』

 

 

 

 

未来の架け橋になることが
ボクに与えられた一つの使命でもあるのだろう。

よし、
まだまだやってやるか・・・。

 

 

 

 

 

GACKT

 

 

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※この記事はGACKTブロマガ
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