社民党が連立政権からの離脱を決めた30日、同党北海道連は、夏の参院選道選挙区(改選定数2)への候補擁立に向けて模索を始めた。

 同党からの支援を期待していた民主党北海道(道連)には動揺が広がっている。社民党の動向は、間近に迫った参院選の各党の選挙戦術に波紋を投げかけている。

 30日夕、札幌市北区の社民党道連事務所。「連立離脱」がテレビで報じられると、参院比例選への立候補を予定している浅野隆雄・道連幹事長は「選挙を前にバタバタさせられた。態勢を立て直さなければ」と口元を引き締めた。

 道連内では「選挙区と比例の候補が互いに票を開拓するのは選挙の常道だ」などと、道選挙区への擁立論が強まっており、昨年の衆院選道2区で立候補し、落選した本田由美・道連常任幹事らの名前が挙がっている。道連は6月中旬、執行部と道内支部幹事長らによる合同会議を開いて、道選挙区での対応を決める方針だ。

 一方、民主党道連関係者の表情はさえない。社民党は前回2007年の参院比例選で道内では約10万票を獲得しており、同党が独自候補を擁立した場合、民主党の得票が目減りするためだ。

 民主党道連の佐野法充幹事長は社民党の連立離脱について、「『国民の生活が第一』を掲げて協力してきただけに、残念だ。社民党が民主党との選挙協力をどうするのか静かに待つしかない」と言葉少なに語った。ただ、ある民主党道連関係者は「できれば候補を出さないでほしい」と吐露した。

 一方、自民党道連の竹内英順幹事長は、社民党の連立離脱について、「安全保障で全く意見が合わないのだから当然だ。参院選で与党を過半数割れに追い込んで、もう一度、政権にチャレンジできる体制をつくりたい」と語った。

 社民党道連が道選挙区への候補擁立を模索していることについては、「他党のことは他党のこととして、我々は愚直に政策を訴えて、支持を拡大していくしかない」と語った。ただ、ある自民党道連幹部は「社民党は候補を立てるべきだ」と期待感を示した。

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