げみスタ・えっ?!日記

荻窪でダンススタジオを営む、げみの徒然なる日常。


テーマ:

フェスティバル/トーキョー17のオープニング作品として、
池袋に最近整備された公園での野外パフォーマンス。
 

無料だしぃ~、みんながサルになるというので、
「東京バナナ」を手土産に、
自分には缶ハイボール(ロング缶)。
 

広い公園の芝生の上に、低い通路のように、橋のように、
V字型に設営された舞台は、
開演前から子どもたちの格好の遊び場。
 

会場で配られた白い風船を手に、
広いからか、みんなに見られているからか、
なぜかテンション高く駆け回る子供たちの風景は、
平和そのもの。
 

やがて思い思いの格好をした「サル」たちが、
三々五々、観客をいじりながら、入ってきます。
 

サルと言っても、ヘルメットに派手な装飾がしてあったり、
スパンコールの衣裳だったり、サカナがいたり、熊がいたり。
東京のポップな、繁華街の猥雑さを凝縮したような出で立ち。
 

被り物でダンサーの顔が全く見えないのは、
コンセプト&演出のピチェ・クランチェンさんが、
タイ古典仮面舞踊劇を学んできたということで、
あたかも「現代トーキョーの仮面劇」といった趣き。
 

パフォーマンスなんてことはお構いなしに、終始、
出演者の間を自由に動き回る子供たちさえも、
演出の一環のよう。
 

やがて物語が始まると、
観客と和気あいあいと交流していたサルたちは、
子供たちが持っていた白い風船を、
次々と破裂させていきます。
 

思うに、この白い風船というのは、
その人の良心だったり常識だったり、
一見、白くてキレイに見えるものなんだけど、
それを一旦壊して、物事を見ていきましょう、
という比喩なんじゃないかな。
 

風船を割られたら、
子供たちはびっくりして泣き叫ぶんじゃないかと思ったけど、
まったく意に介せず走り回る(笑)。
そんなところにも、オトナが考える常識を乗り越えて、
先入観なく世界を変えてゆける、
子どもたちの可能性を見た気がします。
 

やがて、色々な職業やハンディ(?)を抱えた人たちが、
サルに誘われて舞台上に上ってきます。

松葉杖の人、警官、車椅子の人、お年寄り、
小人症の人、赤ちゃんを抱いたお母さん、
マッチョな人(ゲイ?!)…。
 

彼らは、遊びに使っていたロープを
身体に巻きつけられてしまいますが、
やがてそれも取り払われ、不自由から解放されます。
 

そしてクラブのように踊って盛り上がった後、
サルたちが被っていた被り物を被せられ、
顔のない、名もなき匿名の一般人になります。
 

そしてまた被り物をサルたちに返すと、
従来の個人個人に戻り、笑顔でフィナーレを迎えます。
多種多様な人たちとの共存、
心のバリアフリーがテーマだったようです。
 

終演後に出演者に聞くと、
結構、細かく振付等も決められていたようですが、
こういうイベント系のパフォーマンスは、
コンセプトややビジュアルがしっかりしていれば、
細かい振付がどうであれ、充分成り立つんだなぁ、と思いました。
 

もちろん、顔も見えない衣裳を与えられて、
表情や言葉を使わずに何かを伝えられる、
出演者のスキルは無くてはならないのだけれどもね。
 

マスクを脱いだダンサーたちは、
汗びっしょりだったけど、
キラキラした眼で、
パフォーマンスの充実ぶりが伺えました。
 

エンディングにも使われた「MONKEY MAGIC」。
まさにこの夜、サルたちが見せてくれた魔法の世界でした。
 

夕暮れから夜にかけて、徐々に闇が深まるのも効果的。
天気に左右されるけど、この日は穏やかなパフォーマンス日和。
野外っていいよね~。
 

子連れでも気兼ねなく参加できる、こういう楽しいイベント、
公共機関はドンドン主催して、ダンサーたちに活躍の場を与えてください!
 

みなさん、お疲れ様でした!
楽しかったよ! ありがとぉ~~!

(2017.09.30 参加!)

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