愛知淑徳大学 3年 生野理子
インターン先:㈲大橋量器
インターン期間: 2013年2月~9月 (7か月間)
①なぜインターンをしようと思ったのか?
インターン前の私。就職活動が近づき、「このままで大丈夫かなあ?」と
不安に思っていました。
何か自分が変わるチャンスを探していたところ、
授業でインターンフェアのことを知りました。
「面白そう」という単純な理由で、参加を決めました。
インターンシップフェア当日、インターンを決意した理由は2つあります。
1つはOB・OGがプレゼンテーションを堂々とする姿を見て、
「カッコいい!私も先輩のようになりたい!」と感じたことです。
2つ目は、受け入れ企業の経営者の仕事に対する熱い思いを聞き、
「一緒に働いてみたい!」と思ったことがきっかけでした。
②インターンをやる前にどういった不安があり、
実際にやってみてどうだったか?
1番不安だったのは、「インターンと学校の両立」です。
インターンを始めると、大学の勉強に費やす時間がとれるか、
また勉強をおろそかにしてしまいそうで心配でした。
実際にやってみて感じたのは、自分のやる気さえあればいくらでも
両立はできるということです。
大学、インターンの日でそれぞれメリハリのある生活を送れば、
何も不自由はありませんでした。
インターンをするまであまり興味のなかった授業でも、
何かしらインターンのヒントや学びがあると感じ、
授業に取り組む姿勢も変化していきました。
③ どんな企業でインターンをしていたか?
また、そこでの業務内容を教えてください。
「有限会社大橋量器」という岐阜県大垣市で日本の伝統文化である
「枡」を製造するメーカーでインターンをしていました。
「枡」というと、「ただの四角い木の箱」と思われがちです。
しかし大橋量器の「枡」は現代のライフスタイルに合った新しいユニークな
「枡」を提案しています。
私の業務内容としては、デパートでの催事、地域のイベントの準備から
当日の販売、枡作り体験のインストラクターなど様々ですが、
1番大きい仕事は、「枡酒列車」というイベントの企画です。
これは岐阜県のローカル鉄道4社で地酒を枡で楽しんでもらうという内容です。
周りの方の協力もあり、お客様に「次回も開催してほしい!」と
嬉しい声を多々いただき、大成功に終わることができました。
④インターンをやる前と後で成長したところは?
インターンシップ前の私は、友達と話すのは好きだけれど、
知らない人の前で話すのは苦手でした。
それを克服したいとインターンシップに挑みました。
インターンシップでは人前で話す機会が多々ありました。
例をあげると、「朝の朝礼」、「県庁でのプレゼンテーション」などです。
このような機会が多くあると、話すことに慣れ、抵抗がなくなりました。
また自分が変わったという自信があるので、
人前でも堂々と胸を張って話すことが
できるようになりました。
⑤インターンで得た学びとこれからの展望をお聞かせください。
「人に相談すること」を学びました。
今までの私は何か悩みがあっても、誰にも相談できず、
1人で自分の殻に閉じこもっていました。
人に自分の弱みを見せることが苦手でした。
そして自分ひとりで解決できると思い込んでいました。
しかしインターンシップ中に壁にぶつかった際、
1人で悩んでいても全く解決しませんでした。
そんな時、私の師匠である大橋社長から
「誰かに悩んでいることを話すだけでもすっきりする。
もっと周りを頼っていいよ。」とアドバイスをいただきました。
早速私は周りの社員さんや、インターンシップの仲間に悩みを打ち明けました。
するとあっという間に悩みは解決しました。
この経験から、何か壁にぶつかったら人に話をすることは大切であると学びました。
今後は、「人に相談する」だけでなく、「相談される」人になりたいです。
私がインターン中に周りの人に支えてもらったように、
私も誰かを支え、信頼される人になるために、チャレンジを続けたいと思います。