【シンガポール=岡崎哲】反捕鯨団体シー・シェパードの元船長、ピーター・ベスーン容疑者(44)が12日、海上保安庁に逮捕されたが、ベスーン容疑者はニュージーランド北島の出身。

 地元ニュージーランドの報道によると、大学で機械工学や経営学を学んだ後、中東や北海で石油探査技師を務め、2007年、最高時速80キロ超の小型船アース・レース号(後のアディ・ギル号)で世界一周に挑戦してメディアの注目を集めた。

 この航海は07年3月、グアテマラ沖で地元の漁船と衝突して漁師2人が死傷する事故を起こして中止に追い込まれたが、08年には再挑戦して世界一周を達成した。

 シー・シェパードに参加を表明したのは昨年6月で、日本の調査捕鯨が「(祖国の)裏庭で行われているから腹が立つ」との考えからだったという。

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