いらっしゃいませ! ようこそ、居酒屋・雑食館へ!
当店店主のtakaでございます。お盆です。終戦記念日です(笑)。
今日もよろしくお願いいたします^^
さて、上にあげているお料理の画像、いったい何だかわかりますか???
・・・って、表題を見りゃあ答えはわかるよねо(ж>▽<)y ☆
『堅瓜を使った酒粕和え』 です。
『堅瓜』と書いて『かたうり』と読むのがウチの地方では一般的ですが、同じ字を書いて『かりもり』とも言うそうですね。
堅瓜・・・ こんな野菜です。 ↓
大きな野菜で、いただきものでしたが、両方とも長さは25cmほど、太さは9cmほどもありました。
では、ここからはいつものレシピ紹介。
あまり好んで買うことのない野菜かもしれませんので、下処理の仕方からご覧ください。
では、どうぞ('-^*)/‐☆
【材料・1本分】
・堅瓜……1本
・酒粕(練粕タイプ)……大6
・塩……小1
・酢……50ml
・砂糖……大2
・薄口しょうゆ……1~2滴
皮の下、表面の縞目の内側に「点=(・)」があるのがわかりますか?
この点に沿って皮を厚く剥きましょう。
これを、縦に二つ割にしてスプーンなどを使い種を含むナカワタを取り除きます。
ナカワタを抜いたら厚さ1mm程度のスライスに。
ボウルに集めて塩小さじ1を振り掛けて和え、しんなりさせます。
しんなりしたら、滲み出てきた水分をギュッと絞ります。
酢、酒粕、砂糖を一緒にし、すりこ木を使って和え衣を作りましょう。
最後、このままではちょっと締まりのない甘さなので、僕はほんのキモチ程度の薄口醤油を加えて甘みを引き締めています。
器に盛り付けトッピングには白胡麻を。
完成です!
言っちゃあなんだけど、ひじょうに地味――――な夏のご馳走です(^▽^;)
昔、母親の実家へゆくと、必ずこの酒粕で和えた堅瓜やら太キュウリが食卓には並べられ、大人たちがそれを美味そうに食べているのが子供心にふしぎでなりませんでしたよ。。。
一体何が美味いのかと。。。
一口食べて、ゴメンナサイでした。当時は(笑)
でも、これも不思議なもので、大人になると味覚が変わる
昔は絶対にコレ無理!と思っていたものが食べられるようになるばかりか、中には大好物になってしまうものまであるから我ながら驚き桃の木、カルキ、○ーメン、栗の花ですよ(笑)
塩辛とかね。粕汁とかね。小糠イワシ(へしこ)とかね。。あと、奈良漬だとかね。。。
まあ、稀に「オマエは酒飲みかっ!!」って突っ込みたくなるくらい、上にあげた料理が好きな子供もいますけどね(笑)
酒粕で和えた瓜の塩もみも、今では普通に食べてます^^
さてさて、きょう15日は忘れちゃいけない終戦記念日。
そして我が家では、帰省中の妹の誕生日でもあります。
妹の誕生日はお盆の真っただ中であったため、ある頃までは、本家である我が家に親戚一同が会するものの、彼女の誕生日を祝うという雰囲気がまったくなくて、バースデイケーキがこの日用意されたという記憶が全然ありませんσ(^_^;)
なんせ身内には戦死者もいましたからw
代わりに食べていたのが「おはぎ」や「饅頭」、それに「おけそく」とよばれる丸い餅、ほかにはスイカ(笑)
おかげで妹は大学へ行くまでケーキをまったく食べたことがないという奇特な人になってしまった。
僕や弟の誕生日にはショートケーキくらいはウチの親も用意してはくれましたが、妹だけはなぜか饅頭でしたから(笑)
ケーキ嫌いなるように洗脳されちゃったみたいなもんですねw
今は、大学時代の友達との付き合いの中で食べるようになって以来、普通に食べてますけどね。特に好きだということはないらしい。
まあ、いいんだけど。
こういう特殊な日にこの世に生を受けるというのも、大変なものですね。。。
では、きょうはこの辺で、またおあいしましょう!
ばいばい>(^O^)/