最近、ペアのヴォロトラにもハマっています。

彼らを知ったのは、2010-2011シーズンのこと。美姫ちゃんのチームメイトとしてでした。

美姫ちゃんファンだった私は、そのころのモロゾフチームの情報通でしたww

ほら、今ゆづファンの皆さんはクリケットチームに詳しくなっているでしょう?

それと同じような感じで、織田くんも、リード兄弟も、ハビもそのころから応援していました。

2010年バンクーバー五輪後に結成されたヴォロトラは、その4年後のソチ五輪で団体・ペアで2つのゴールドメダルを獲得します。

昨シーズンあたりから、マキシムの胡散臭さが増し(褒め言葉です)それとともにペアとしての存在感も増してきたように思えました。

マキシム・トランコフさん。知れば知るほど面白い人です。
色々なインタビュー記事を読ませていただくたびに、面白い人だなーと興味津々になり、その一方でインスタを拝見すると、ターニャLOVEが溢れていて純粋で可愛い人だなあなんて思わされ 目が離せなくなってしまいました。

ターニャも包容力があって、それこそ太陽のような素敵な女性です。

2人がペアを組んだのは、奇跡的?運命的?どちらにしても2人が出会うことによって起こった素敵な化学反応に拍手したい。
その2人を支えてきた、ニーナコーチとスタニスラフ・モロゾフコーチにも拍手したい。
特にターニャの元パートナーであるスタニスラフコーチ!
あんたは凄い(TωT) いろんな意味で・・・。


前置きが長くなってしまいましたが、話を2011年に戻します。

2011年3月、(ニコライ・)モロゾフチームは東京ワールドに向けて、福岡で合宿を行っていました。

ヴォロトラと2人のコーチが合宿に合流するために成田空港に到着したのは3月11日でした。

4人は東京から福岡に行く新幹線に乗り換え、新横浜駅付近であの揺れを体験したんだそうです。

新幹線は大阪で止まってしまい、言葉が通じず困っていたところを、電話が通じた美姫ちゃんに宿を手配してもらったんだそうです。

そのときの様子はワールドフィギュアスケート No.48 に詳しく載っていました。

 
 

美姫ちゃん表紙だったので迷わず買ったWFS。画像お借りしました。 


その体験があって作られたのが、2012-2013シーズンのFS「ヴァイオリンミューズ」でした。

村上佳菜子ちゃんのSPの曲として有名ですが、ヴォロトラの「ヴァイオリン・ミューズ」は津波で引き裂かれた男女をモチーフとしたものです。

ソチ五輪で金メダルを獲得した後の新聞記事にもなっていました。

被災者への祈り胸に「金」 来日中、震災に遭ったロシアペア ソチ五輪・フィギュア
(2014年2月14日 朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/articles/DA3S10978110.html

一部抜粋: 昨季、フリーのプログラムを日本に捧げた。津波で離ればなれになった男女が、再び出会う物語。ボロソジャルは「気持ちを込めてプログラムを作った。被災者へ祈りを捧げたかった。災害を乗り越える愛の話です」という。

ここで、2013年のロンドンワールドで世界選手権初制覇したときの「ヴァイオリン・ミューズ」をご覧ください。
動画主様に感謝してお借りします。
 


まだそんなに胡散臭くないマキシム・・・(そこか!)

それは置いといて、嬉しいですよね。

8月11日もお盆も過ぎてしまいましたが、9月1日の防災の日を前にご紹介しておきたかったんです。

今シーズンのFSは「ドラキュラ」ということで、オーラ全開となったヴォロトラから目が離せません!

胡散臭いドラキュラ、楽しみですね。


ご来場ありがとうございました。