【絵本 もりのてぶくろ】
静かな森に落ちる1枚の手袋のような落ち葉。
次々に動物たちがやってきて、手を乗せあわせます。
ねずみも、うさぎも、きつねも「ぼくのてより大きいや」
次にやってきたのは、もじゃもじゃの手のくま。バシンと乗せたその手の下にはあの落ち葉。 「ぼくの手よりずっと小さいや」
次にやってきたのは・・・。
#もりのてぶくろ
#八百板洋子 文
#ナターリアチャルシーナ 絵
#福音館書店
#2010年初版
⋈♡*。゚
このお話は作者の八百板洋子さんが友人ときのこ狩りに訪れた森で、友人の幼子が、ハリギリという手のような形をした葉を見つけるたびに、しゃがみこんで自分の手をあてていたという、そんなブルガリア留学時代の思い出から生まれたお話だそうです。
日本人の作家にロシア人の画家。
かなり異色のコンビですが、この絵本に描かれる森は紛れもなくロシアの森。
高名な動物画家を祖父と父に持つナターリア・チャルシーナさん。
その手で描かれた世界は、読む人を一瞬で遠く離れたその森へと運んでくれます。
豊かな秋を幼子と一緒に感じられる絵本です。
2015.11.26
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