FUTOSHI NEWS(大阪市会議員 岡崎太)

岡崎ふとしオフィシャルブログ
大阪維新の会(東成区選出)


テーマ:
大阪維新の会 市会議員の岡崎です。

中学校給食について少し書きたいと思います。
中学校給食は導入前後に文京経済委員会(現在の教育こども委員会)に所属していたのもあって、調べたり、質疑を行ったりしてきました。
そのことから考えると私の行なってきた給食議論があるべき姿と違う方向へ行ってしまっているのではないかと思いました。

学校給食は
「学校給食法」http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S29/S29HO160.html
という法律で規定されています。
食品衛生法だけではないのです。

この法律の第二条に目標が決められているのですがその中には

「義務教育諸学校における教育の目的を実現するために、次に掲げる目標が達成されるよう努めなければならない。」

と書かれています。
小学校とか中学校と書かれているのではなく、義務教育諸学校となっていることに気づきます。

さらに第四条では
「義務教育諸学校の設置者は、当該義務教育諸学校において学校給食が実施されるように努めなければならない。」

と書かれており、中学校給食は実施に向けて積極的にやらなければならないことです。

しかしながら大阪市では今まで実施されていませんでした。
主には予算=お金が手当てできなかったからです。
会派によっては「愛情弁当」という言葉で中学校給食を進めてこなかった訳ですが、これは法の趣旨に反するのではないかと思います。

橋下市長になり、なんとか予算をつけて実施に至ったのですが、予算の関係や以前実施されていた昼食提供事業をモデルにしたこともありデリバリー方式が採用されました。
自校調理は設備を整えたり、人員を採用するのに大きなお金がかかります。
小学校の調理室を利用し中学校に運ぶ親子方式ではその組み合わせとデリバリー方法の問題。
調理をする工場を自前で建設するセンター方式は広い大阪ではセンターはひとつでは足らず、やはり莫大なお金がかかります。
デリバリー方式は現状で給食を実施するには最も現実的な手段でした。

しかしながら異物混入などが続き、改善を求められるようになりました。
これは看過できない問題で、早急に対応しなければならない問題です。
給食業者へ改善を求めました。
これに「冷たい」「不味い」など様々な苦情が寄せられようになりました。

改善はしていかなければなりません。
ゆえに、今では温かいご飯やスープ、人気の高いカレーを提供できるようになっています。
先ずは今できる改善を求めるべきだと思うのです。

学校給食法で規定されている「義務教育諸学校が努めなければならないこと」をあと戻りさせる訳には行きません。
明日の給食から改善できることを行ない、理想(自校調理や親子方式)はもう少し長いスパンで検討するべきではないでしょうか。
改善は進んでいると思います。マスコミも含めてここはしっかりと見ていただきたいです。

議会でも問題の指摘に終始して、現状では実施に向けてハードルの高い自校調理や親子方式だけを提案してくるのでは問題の解決策に向かわないのではないかと思います。

先日の代表質問ではある中学校に視察に行った議員が生徒に
「これは給食ちゃうで、餌やで」
と言われたという話を披露していました。
翌日の新聞でもこの発言に「橋下市長が激怒」と書かれていました。
現場にいた者としては激怒まではしてなかったように見受けましたが、私も非常に残念な思いでした。
先に書きました学校給食法第二条には次に記す7つの項目があります。

一  適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
二  日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
三  学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
四  食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五  食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
六  我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
七  食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。

もちろん美味しいに越したことはありません。
もっと改善も重ねるべきだと思います。
三や六の目標は美味しい給食の方が達成されやすい。
しかしながら、この発言は五に記されている目標が明らかに達成されておらず、給食の批判ではなく、食育がきちんとできているのかを批判するべきだったのではないでしょうか。
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