引き続き、古いスタンダード曲で Rhythm ネタ。
ベニー・グッドマン楽団が1938年に初録音した「ララバイ・イン・リズム」♪。
歌モノなので前フリで…６月（June）つながりでジューン・クリスティ（June Christy）の歌を。 f(^^;
スタン・ケントン楽団出身のアニタ・オデイ、クリス・コナーは過去記事で上げてますが、初登場。
曲の良さが端的に伝わるかなぁ～と、２分に満たない短いバージョンを。
1986年に発売された1956年と1966年のラジオ番組用の録音のコンピ・アルバム「A Lovely Way to Spend an Evening」収録で、ジェリー・グレイ楽団の演奏。
June Christy「Lullaby in Rhythm」♪(1956)」
Hear my lullaby in rhythm
Dream your dreams and wonder with 'em
Even dreams will come and take you through the night
To my lullaby in rhythm
All the breezes signin' rhythm
Rest my love let nothin' wake you till the light
Stars dance while the shadows creep
The Moonman's gonna swing you up high
Swing you to sleep
To my lullaby in rhythm
Dream your dreams and wonder with 'em
Sandman's gonna come and make you sleep good night
◎本題は、先月たくさん曲を上げたテナー・サックス奏者デクスター・ゴードンの演奏をまたまた。 (^^ゞ
24歳…既に麻薬に手を出してたそうですが
ダイアル・レーベルで1947年６月５日に録音したシングル。メルバ・リストン(トロンボーン)、チャールズ・フォックス(ピアノ)、レッド・チャンドラー(ベース)、チャック・トンプソン(ドラムス)とのクインテット。
ソロの部分で「All God's Chillun Got Rhythm」♪（作詞：ガス・カーン、作曲：ウォルター・ジャーマン、ブロニスロー・ケイパー）を引用していて、リズムつながり。
デクスター・ゴードン「ララバイ・イン・リズム」♪
ダイアル・レーベルから1950年に発売された10インチ・アルバム「Dexter Gordon」に別テイクが収録され＃２。
◆シングルのバージョンはダイアル・レーベルでのセッションを集めたコンピ・アルバムに収録されていて、種類が色々あるようなんですが…
自分が買ったＣＤは、10インチ・アルバム「Dexter Gordon」と同じジャケットで、「サキソフォン・ムーズ」との邦題が付けられたもの。
このジャケットで「チェイス デクスター・ゴードン・オン・ダイアル」なんてタイトルで売ってるものもあります。
このほか、1976年のサテライト・レーベルからのコンピ・アルバムだと「ザ・チェイス(The Chase)」ってタイトル。
親友のテナー・サックス奏者ワーデル・グレイとのテナー・セッション曲として有名な「ザ・チェイス」♪（作曲：デクスター・ゴードン）の1947年６月12日の初録音（一曲をシングルＡＢ面に分割して発売。）が収録されているため「チェイス」がアルバム・タイトルになりがちのようです。
ガラケー視聴不可ですが、やり直し部分も含めた動画が上がっているので、ついでに。 d(^-^)
デクスター・ゴードン、ワーデル・グレイ「ザ・チェイス(The Chase)」♪(1947)」
