2011年01月21日 16時43分52秒

「内向きな若者」

テーマ:日経ビジネスOnline
日経ビジネスOnline 金曜日の名物コラム、小田嶋隆さんの「ア・ピース・オブ・警句」を今週も楽しく読んだ。

内向きな若者じゃダメですか? (日経ビジネスOnline)

たしかに、かつての若者が外向きだった、とされるのは、当時はお金がジャブジャブしていて、さして望まなくても外に出かける機会がたくさんあったのだ、という指摘には、そうかもしれない、と思う。

ちょっと長いけど引用。

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サッカー選手は外向きだ。のみならず前向きでもある。
現に代表選手のおよそ半数が海外のクラブに所属している。国内組も虎視眈々と海外移籍を狙っている。
高校サッカーの選手でさえ、マイクを向けられると、ヨーロッパリーグでのプレーを目指している、と、はっきり口にする。
なるほど。サッカーの世界に限っていえば、若者は、内向きになどなっていない。むしろ、前の世代よりも、より海外志向の度合いを強めている。

彼等が「外向き」である理由は、はっきりしている。
サッカーが、成長分野だからだ。
成長過程にある集団の中にいる若者は、外界に対して積極的な態度をとる。当然の反応だ。
別の見方をすれば、サッカーの世界では、日本はいまだに発展途上国で、だからこそ、海外から得るものがそれだけ大きいということなのかもしれない。

そう考えてみると、現代の若者が内向きであることの原因も見えてくる。
理由は、必ずしも彼ら自身の心性に内在するのではない。むしろ彼等をとりまく状況が彼等を内向きにさせているというふうに考えるべきだ。
具体的に言うと、国としての日本が世界の中で停滞しているという事実が、その中にいる若者の海外志向に水を差しているということだ。
上の世代の人間は、「若者が内向きだからこの国が停滞している」というふうに考えることを好む。事実、そういうふうに思い込んでいるおっさんは多い。
「若い奴らがあんな調子じゃ、この国の将来も知れてるよ」
といった調子で。

だが、それは原因と結果を取り違えた見方だ。
まず、日本の経済と社会が停滞しているという客観情勢がある。そこを第一に認識せねばならない。
だからこそ、その停滞状況のもとにある若者たちは、内向きに振舞わざるを得ない、事実はそういうことだ。
考えて見ればあたりまえの話ではある。
泳ぐ人間が少ないから水温が下がっているのではない。
水が冷たいから、遊泳客が減っているというだけの話なのだ。
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泳ぐ人間のせいというより、水温のせいなのだ、という指摘。

そうかもしれない。

しかし、このままでは、日本という環境の水温は、ますます、どんどん低くなっていくばかりだ。

水温どころか室温まで下がって、やがて陸にいる人まで凍えてしまいかねない。

さらに泳ぐ人間が少なくなって、国として完全に衰退していく・・・、果たしてそれでいいのか?ということになる。

この危機感を小田嶋さんも感じているからだろうか、今回のコラムの締めは次のようになっている。

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むしろ、あれだけ盛大なイヤミ氏を生んだ90年代の海外志向を、無反省に後追いする若者が大量発生していないことを、われわれは祝福せねばならない。いや、マジで。
 
と、おっさんがこういう褒め方をすれば、若い連中とて、じきに居心地が悪くなって外向きに転じてくれるのではなかろうか。
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褒め殺してでも、若者に外を向いてもらいたい、そんな風にも読める。

しかし、世界の若者は、日本の若者とは異なり、外向きなのだろうか?

たとえば、アメリカの若者は、そんなに外向きかといえば、そんなことはない。

海外の地理や歴史、言語に、まるで疎く、関心も低い若者は日本よりもうんと多いように感じる。

でも、あの国には、別の要素がある。

外に開くことで、世界中の知恵や、富や、才能が、集まってくる、いわば自国の中に「国際環境」を持つ土壌が存在している(もちろん、理想郷には程遠く、コンフリクトも存在するが・・・)。

アメリカの若者が少々「内向き」であっても、国トータルとしては、日本よりもずっと「オープン」たりうる。

一方で、日本は、今や、海外の企業、メディア、投資ファンドが、東京支社をクローズして、上海、シンガポール、香港に移転していく時代だ。

日本から外へ出て行く若者を奨励するか? 外に門を開いて海外の人々を迎え入れるか? どちらも断ってシュリンクしていくか?

そういう岐路に立っているのだと思う。

ただ、内向きの空気が広がる一方で、「このままでは将来ヤバイよな、日本は快適だけど、いっちょ外に出てみるか」という空気も、少しずつ広がっているのではないか。

そんな風にも思う。

僕だけかな?



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2010年03月30日 10時10分19秒

最終回を迎えました! Web2.0(笑)の広告学 

テーマ:日経ビジネスOnline
日経ビジネスOnlineで3年半にわたって連載してきた「Web2.0(笑)の広告学 」が本日更新分をもって最終回となりました。

一度でも読んでくださった方、コメントをくださった方、関係者の方々、本当にありがとうございました。

これからも、広告について、コミュニケーションについて、引き続き情報発信してまいります。

どうぞよろしくお願いし申し上げます。


ドゥ・ザ・ライト・シング――(笑)、涙の最終回  (日経ビジネスOnline)

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2010年01月25日 13時01分42秒

「会長/社長、役員」が興味を示さないTwitter

テーマ:日経ビジネスOnline
先週の日経ビジネスOnlineに寄稿した私のTwitter記事 が、先週の日経ビジネスOnline全体の記事の中で、「コメントが多かった記事ランキング 」で7位、「女性が読んだ記事ランキング 」で6位、「年収2千万円以上が読んだ記事ランキング 」で17位。

しかし、「会長/社長、役員が読んだ記事ランキング 」では、圏外。あせる

デジタルデバイドということか。

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2009年12月07日 09時00分57秒

2009年は、「イヤー・オブ・ザ・カメダズ」。

テーマ:日経ビジネスOnline
どうせオレらは亀田にメロメロなのさ。 (日経ビジネスOnline)

小田嶋さん、今週も言葉のラッシュが凄い。

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亀のように守り蛭のように食いつく若者が、カマキリみたいに腕を振る不器用な中年男をいたぶる悪夢のごときシナリオ。これが、わたくしたちの社会が選んだ本年最高のエンターテインメントだったわけだ。カラダを張ったスラップスティック。四角い湿地帯。泥沼のリング。頭突き競争の果ての劇的ビフォーアフター。おどろくべき事態だ。
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ボクシングはショービジネスだから、注目と金を集めたものが、すなわち正義。

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青空よりは竜巻が、清流よりは洪水が、生きている美人よりは全裸死体が注目を集める。それがショー・ビジネスの世界の正義だ。
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やれやれ。


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2009年11月17日 09時46分18秒

今だからこそ、広告オールドスクールの教え

テーマ:日経ビジネスOnline
日経ビジネスOnlineの連載で、今週から数回にわけて「今だからこそ、広告オールドスクールの教え」というテーマで原稿を書いてます。

手前味噌ですが、なかなかいいことを書いているので(笑)、というか、先輩から教えてもらったことの伝承ですが、ご興味のかたはぜひご一読くださいませ。

今だからこそ、広告オールドスクールの教え その1『アイデアのつくり方』  (日経ビジネスOnline)


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2009年10月19日 08時21分36秒

「無理心中」など存在しない。それは「家族を虐殺した後の自殺」。

テーマ:日経ビジネスOnline
うーん、今回の小田嶋さんのコラムには唸らされた。

この国の抱える闇の部分に、ガンガン光をあてていらっしゃる。

「家族的経営」と「心中」したがる私たち
 (日経ビジネスOnline)
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2009年10月14日 09時24分22秒

現在ランキング3位。

テーマ:日経ビジネスOnline

コミュニケーションという不思議。-日経ビジネスOnline




日経ビジネスOnlineの今週のコラム「『金麦妻』は男性のファンタジー、女性蔑視の広告? 」が、現在、記事ランキングで第3位になっております。

今週はけっこうアクセス数がいくんじゃないかな、と予測していたので、嬉しいのであります。

まぁ、内容は賛否両論あると思いますが・・・。


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2008年12月25日 09時09分24秒

「ハケン切り」の品格

テーマ:日経ビジネスOnline
昨日の日経ビジネスOnlineの小田嶋さんのコラムは、深くうなずく内容でした。

小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ハケン切り」の品格
「派遣切り」(用途:労働問題を真面目に考えたくない際に)

未読の方は、ご一読をおすすめします。

あ、ぼくのコラムも、よろしければ是非w

Web2.0(笑)の広告学
「リア充」なんていないクリスマス

それと、昨晩の J-WAVE GROOVE LINE の「クリスマス中継」企画は最高でした。

大笑いさせていただきました。

ピストン西沢さんは、マジでサイコーです。
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2008年12月20日 07時08分40秒

「ワリカン女子」と「ごっつぁん女子」

テーマ:日経ビジネスOnline

深澤真紀の平成女子図鑑  
「ワリカン女子」と「ごっつぁん女子」
「ラブホテルも割り勘OK」な女と「年収1000万でも男に奢られて当然」な女

(日経ビジネスOnline)


なかなかに興味深い記事でした。


筆者の深澤さんも書いているように、若くても「ごっつぁん女子」はいますし、バブル世代にも「ワリカン女子」はいます。


それを割り引いても、「わかるわかる」と共感する内容でした。


ご興味の方にはご一読をおすすめします。


まぁ、誰しも、奢ることもあれば、奢られることもあり、ワリカンなこともあるでしょう。


奢る立場だと、相手が喜んでくれると嬉しいですね。


「トーゼンでしょ」となってしまうと、ツマラナイ。


奢られる立場だと、「悪いなぁ」とか「借りをつくっちゃうなぁ」という時は、あんまり嬉しくない。


戸惑いつつも、心の底から「ごっつぁんです!」と言える奢られが、気持ちいい。


ワリカンも、「そうだよね。今夜はワリカンがいいね!」という時のワリカンはすがすがしい。


今週は、水曜にワリカンの会があり、昨日は思いがけず先輩に奢っていただいた。


どちらも、愉快で、楽しい会だったことは共通しています。


K先輩、昨日はごっつぁんでした!!

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2008年11月04日 10時48分23秒

イヨッ! 大統領!

テーマ:日経ビジネスOnline
今週は「オバマの幇間 」という一席でおつきあいください。

こんな記事を書いたので、ぼくはもう、がぜんオバマびいきです。
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