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2011年01月24日 18時14分56秒

西村賢太『苦役列車』

テーマ:本のはなし
先日、芥川賞を受賞した作品。

ガツンと来る一冊です。

主人公の19歳の北町貫多は、友もなく、女もなく、日雇いの港湾労働で生計を立てている。

『蟹工船』のようなプロレタリアート文学のようでありながら、どことなくカラッとしたユーモアがあり、やはり平成の文学なのだと思う。

友人も、恋人もいない、自分の境遇について綴ったシーン。

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それでも時折、ひょいとしたはずみには、自分にもそうした友人が一人ぐらいあってもいいような気分になってくる。

そうすれば今日だって、何もあんなシケたところで若年寄よろしく、ポツンと安酒飲むようなこともないのである。

もっと明るく、活気に充ちた店でラビオリなぞつまみながら、サワーのグラス片手に女と女体との話で大いに盛り上がる楽しみも可能なのである。
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こんな調子のTweetに出くわしても不思議ではない感じがします。

物語は昭和の時代を舞台にしていますが、現代の物語として読んでまったく違和感ありません。

著者が芥川賞受賞会見で言っていた「自分よりダメなやつがいるとちょっとでも思ってくれたらうれしい。それでなんとか僕も社会にいられる資格が、首の皮1枚でつながっているのかなあと思う」というメッセージは伝わってきました。

誰の中にも、この主人公のような感情は存在するはず。

疎外感を感じている多くの現代の若者に支持されるのではないか。

1260円の価値は十分にあると思います。オススメします。

苦役列車/西村 賢太
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2010年12月30日 17時34分39秒

『フランキー・マシーンの冬』

テーマ:本のはなし
サンディエゴの老マフィア、フランキー・マシーンの物語。

冬休みに読むのにピッタリの娯楽小説でした。

「また、ゴッドファーザーか・・・」。

やたらと、名作マフィア映画の中のセリフを使いたがる自分の周りのマフィア連中に対するフランキー・マシーンの嘆きが、なんとも可笑しい。

マフィア映画好きの人にはオススメです。

読後感は、『ショーシャンクの空に』っぽくもあります。

できればハワイのビーチあたりで読みたかったなぁ。(笑)






フランキー・マシーンの冬 上 (角川文庫)/ドン・ウィンズロウ

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フランキー・マシーンの冬 下 (角川文庫)/ドン・ウィンズロウ

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2010年12月24日 18時21分41秒

「感動をありがとう」の正体

テーマ:本のはなし
山本直人さんの新著『電通とリクルート』を読みました。

高度成長期からバブルを経て、ポストバブルの時代から現在まで、大衆の「欲望」をつくってきた2つの巨大企業を、いろいろな角度から分析し論じています。

さまざまなデータの解説や豊富なエピソードを読んでいるだけで面白く、あっという間に読んでしまいました。

とくに後半の、「もっと豊かな明日へ」を日本中が共有できた過去は遠くなり、溢れかえる情報に人々が疲弊してきた現在の感覚の見立てが面白かった。

オリンピックやワールドカップなどのスポーツイベントの後に、国を代表して戦った選手対して発せられる「感動をありがとう」の正体とは何かについての考察。

現代の消費行動において、消費者はできる限り下調べをして、実際の自分の体験を「答え合わせ」するようになった。

メダルを獲得した選手に向かって発せられる言葉が、「おめでとう」ではなく「感動をありがとう」なのは、この「情報消費」の答え合わせ作業において、選手たちの活躍が「感動への期待値」を満たしてくれたことへの感謝の言葉、ということになる。

たしかにそうかも、と納得させられました。

レストランを選ぶときも、本を買うときも、映画を観るときも、旅行先を決めるときも、できるだけ損をしないように、さまざまに下調べをして、期待値を持って出かけたり消費をしたりして、答え合わせをしている。

あらためて考えると、ちょっと貧乏性っぽいですね。

「損して上等」くらいの気持ちで、たまにはパッと行動したほうがいいかな、と思いました。

「パッと」と言えば、本の中で「時代なんか、パッと変わる。」というかつてのウィスキーのコピーが、「どうしてこれがウィスキーのコピーなのか、と問われると説明に困るのだけれど、当時は名作と言われた」と紹介されていました。

たしかに、女性タレントがウィスキーをソーダで割ったハイボールのつくりかたを説明してくれるCMが流れる現在をよくよく眺めてみると、「時代なんか、パッと変わる。」がウィスキーの宣伝コピーとして成立した時代からは、たしかに、すっかり、パッと、跡形も無く、変わってしまった気がします。

電通とリクルート (新潮新書)/山本 直人
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2010年12月09日 10時51分50秒

広告のヒントが満載の良書『選択の科学』

テーマ:本のはなし
コロンビア大学の盲目の人気女性教授の研究を書籍化ということで、苦境にめげずに前向きに生きるための自己啓発的な本なのかなと思ったのですが、書店で数ページ読んで、「あ、これは、広告マーケティング的にすごく面白そうな本だ」と理解してすぐさまレジに向かいました。

フィナンシャルタイムズとゴールドマン・サックスが選ぶ2010年のビジネス本ベスト6にも選出されている、ということからもわかるように、かなり実践的な研究です。

たとえば、著者は会ったこともない読者のことを「透視」して、正確判断もできるのだ、と次のように言い当てるのです。

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あなたは努力家ですね。
でもそのことは、人にはなかなかわかってもらえない。
だって全員の期待に応えるわけにはいかないから。
でもここ一番というとき、あなたは全力で頑張るタイプ。

今までの人生には、いくつかの辛い試練があったけれど、あなたはそれを切り抜けてきたし、くじけないで元気を出そうと思ってる。
目標を見失わず、自信を持ち続ければ、きっと努力が実ると信じている。

ひとつ教えてあげましょう。
公私どちらかで、もうすぐ特別なチャンスが訪れます。
楽しみにしていて。
このチャンスをうまく活かせば、必ず夢を実現できるはずよ!
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さて、なぜ、彼女に読者の「透視」が可能かといえば、

1 人間は自分が思うほど他人と違わない
2 人が持っている自己像や理想像は、大体同じ
3 誰もが自分は個性的だと思い込んでいる

という人間心理を理解しているからです。

こうしたさまざまな人間心理が複雑に絡みあって「選択」という行動につながっている、と著者は論じ、さまざまなケースでの具体例、実験結果、その考察を展開していきます。

人間の選択の背景にあるさまざまな葛藤を、科学の目で紐解いていく様は、推理小説のようで、実にスリリングです。

選択の科学/シーナ・アイエンガー
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2010年09月10日 10時24分44秒

嫌いな人も多い、絵本『おおきな木』

テーマ:本のはなし
Children’s Books You (Might) Hate (New York Times)


『おおきな木』という絵本は、なかなか印象深い話です。

男の子と、彼と遊ぶのが大好きな木の物語。

男の子は、やがて成長すると、お金がほしい、家がほしい、船がほしい、と要求ばかり・・・。

そのたびに木は、「自分のリンゴを売るといい」「枝を材木にすればいい」と、自分を犠牲にしてその要求にこたえる・・・。

原題は「Giving Tree」。ほんとうに、なんでも、あげちゃう木なんです。

最後は、ただの切り株になってしまって、そこに老人になったかつての男の子がまたやってきて、「もう疲れて、欲しいものなんてない、すこし休みたいだけだ」という彼に「私に座ってお休みなさい」とかえして、老人は切り株に座って休み、木は幸せだった、という話です。

物悲しい話でもありながら、どことなく温かみもあって、忘れがたい物語です。

現在は、村上春樹さんの新訳バージョンが書店に並んでいます。

ニューヨークタイムズの記事を読むと、「Giving Tree の話は大嫌いだ」という人がけっこう多いようです。

たしかに、木のひたすら与える愛には心打たれるものの、子供のわがままさには、読んでてウンザリするのもわかります。

ニューヨークタイムズは「絵本は、書いてあるままを子供に読んであげるのではなく、親が書き換えて読んであげてもいい」という専門家の声を紹介しています。

この専門家によれば、「おおきな木」の最後は次のように書き換えてもいいそうです。

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“The tree, now just a stump, saw the boy coming and said, ‘nu-uh not this time.’ She pulled herself up by her roots and said, ‘I love you, but find someplace else to sit.’ And she was very happy.”
その木、今やただの切り株ですが、は、またしても男の子がやってくるのを見て根から立ち上がり、こう言いました。「もう、今回はダメです。あなたのことを愛してますが、座る場所はどこかよそで見つけなさい」。そして、木はとても幸せでした。
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うーん・・・、嫌いな人がいても、オリジナルの終わり方のほうが、僕は好きです。

おおきな木/シェル・シルヴァスタイン
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2010年09月09日 08時36分08秒

内田樹『街場のメディア論』

テーマ:本のはなし
今日から数日撮影スタジオなので、合間に読む新書を昨日何冊か買ったのですが、そのうちの一冊『街場のメディア論』を就寝前に読み始めて結局最後まで読んでしまいました。

メディアや著作権の考え方が面白く、また共感するところ大でした。

内田さんのブログ はときどき読んでますが、「著作権放棄」を宣言しているとは知りませんでした。

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ご存知でしょうけれど、僕はネット上で公開した自分のテクストについては「著作権放棄」を宣言しています。引用も複製も自由です。別に僕の許諾を得る必要はありません。それどころか、僕の書いたことをそのまま複写して、ご自分の名前で発表していただいても結構ですと宣言しているのです。
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この「著作権放棄」がたんなる酔狂ではなく、けっこうな覚悟をもってやってらっしゃるのが、「本を買う人」ではなく、「本を読む人」のために自分は本を書いている、という部分、さらには「物書き」とは何かということに関する内田さんの考えのところから強く感じられます。

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「本を買う人」のためではなく、「本を読む人」のために私は本を書いていると即座に断言できなければなりません。(中略)一瞬でも逡巡するような人間には物を書く資格はないと僕は思います。少なくとも、僕は、その問いを前にして、一瞬でも判断に迷うような人間を「物書き」とは認めません。というのは、本を書くというのは本質的には「贈与」だと僕が思っているからです。読者に対する贈り物である、と。
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この「贈り物」という考え方が、本書の後半のキーワードになって、内田さんの世界観が眼前に広がっていきます。

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僕が言いたかったことは、人間たちの世界を成立させているのは「ありがとう」という言葉を発する人間が存在するという原事実です。価値の生成はそれより前には遡ることができません。「ありがとう」という贈与に対する返礼の言葉、それだけが品物の価値を創造するのです。
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なるほどなぁ、と共感しつつ、ちょっぴり勇気をもらえた気分になりました。

撮影スタジオで再読してみようと思います。

街場のメディア論 (光文社新書)/内田 樹
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2010年09月04日 12時35分45秒

『ニューヨーク炭鉱の悲劇』

テーマ:本のはなし
チリの炭鉱で地中に閉じ込められた炭鉱夫たちのニュースを見ていて、村上春樹の短編『ニューヨーク炭鉱の悲劇』を思い出したんだけど、タイトルは思い出せても話の内容はまったく出てこない・・・。

「やれやれ」と思いつつ、本棚から探し当ててひさしぶりに読み返したんだけど、実に味わい深い短編です。

「僕」は、葬式に着ていく黒い背広を持っていない28歳。

そんな「僕」のまわりでは、友人たちやかつての友人たちが次々と死んでいく。

自殺だったり、事故だったり、心不全だったり、理由はさまざまだけど、「誰かが形而上的な丘の上に形而上的な機関銃を据え、我々に向けて形而上的な弾丸を浴びせかけているよう」だった。

そして喪服を持たない「僕」には、台風や集中豪雨の日に動物園に行く習慣のある、外資系貿易会社に勤めて黒い背広を所有する友人がいる。

「僕」は葬式のたびに彼から喪服を借りる。

最後の葬式の何日か後に、クリーニング屋から戻ってきたばかりの背広とお礼のウィスキーを抱えて彼のアパートを訪れて、二人で酒を飲みながら会話する。

友人には「僕」の顔つきが暗いように見える。「きっと夜中にものを考えすぎるんだ」と指摘する。

彼は、夜中にものを考えすぎないために、何も考えずに部屋の掃除をする、くたくたになるまでやると、あとは酒を一杯だけぐっと飲んで寝ちゃうのだと語る。

「夜中の三時には人はいろんなことを思いつくものなんだ。あれやこれやとね。誰だってそうだ。だからひとりひとりがそれに対抗する方法を考えなくっちゃいけない」

ビールを飲み、ウィスキーを飲んだ後で、友人は上物のシャンパンがあるから飲まないか、と「僕」に聞く。

「それはクリスマスの夜にどこかの女の子と飲むためにとってあったんじゃないの?」と訊くと「シャンパンに用途なんてない。栓を抜くべき時があるだけだ」と友人はかえす。

その年の大晦日の晩に「僕」は出かけたパーティで『蛍の光』が好きだという女性と会話していて、動物園好きの友人と彼の喪服のことを思いだす。

・・・そんな話です。

アメリカで発売された村上春樹の短編集と同じ構成でまとめられた『めくらやなぎと眠る女』の中に収録されています。

「いまさら村上春樹なんて」と思っている人におすすめの短編集です。


めくらやなぎと眠る女/村上春樹
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2010年09月03日 08時19分51秒

『リーマンショック コンフィデンシャル』

テーマ:本のはなし
朝日・読売・日経の書評で紹介されていて、日曜日に読み始めた『リーマンショック コンフィデンシャル』を昨晩、読み終わりました。

正直、週末にまとめて読むのと違って、平日に少しずつ読みすすめていると「あれ、この銀行って、この銀行と提携交渉していたっけ?」とこんがらがってしまうところもあったのですが、多少の戸惑いは無視してガシガシ読み進めました。

以前、『ライアーズ・ポーカー』という本を読んだときにも感じたアメリカ金融業界のすさまじさと同時に、百年に一度の経済危機に直面した政府とウォール街の丁々発止のやりとりの内幕も事細かに描かれていて、ダイナミックで面白かったです。

また本の後半に登場する日本の銀行への印象は、おそらく銀行家だけでなく日本人全体に対する言葉だろうと思いました。

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しかし、ケラハーは、驚くと同時に疑問も感じた。以前にも別の日本の銀行と仕事をした経験から、日本の銀行はつねに動きが遅く、リスクを嫌い、きわめて官僚的であるという評判どおりだと思っていたからだ。
(中略)
「おいおい日本人のことはわかっているだろう。彼らはことを起こさない。迅速に動くことはぜったいにない」ポールソンは言い、中国かJPモルガンとの取引にもっと集中すべきだと示唆した。
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このへんの印象が現在の日本経済低迷の一因でもあるように思います。

そういえば、来年、あの映画『ウォール街』の続編が公開されるようです。

ゴードン・ゲッコーが釈放されて帰ってくるのです。

実に楽しみであります。





リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち/アンドリュー・ロス・ソーキン

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リーマン・ショック・コンフィデンシャル(下) 倒れゆくウォール街の巨人/アンドリュー・ロス・ソーキン

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ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ)/マイケル・ルイス

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ウォール街 (特別編) [DVD]/マイケル・ダグラス,チャーリー・シーン,ダリル・ハンナ

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2010年08月14日 22時26分54秒

Very Inspiringな一冊『ビジネスパーソンの英単語帳』

テーマ:本のはなし
自分のなかで「もう一度、ちゃんと英語、勉強するか!」という機運が高まり、書店で購入したのが関谷英里子さんの『ビジネスパーソンの英単語帳』。

一日で読了しましたが、この本はイイです!

英語の勉強になるだけでなく、自己啓発本の類よりずっと前向きな気持にしてくれます。

いろんなシチュエーションで、「この言い回しは幼稚」「これがエグゼクティブの使う言葉」と、いい例と悪い例を併記しつつ教えてくれるのですが、読み進むとそれらはスタンドアローンではなく、精神的に共通していることがだんだんわかってきます。

「言霊」というか、言葉づかいによって周りも、本人も精神や行動が変わっていくのがよく理解できるんです。

たとえば「問題がある」という場合に「Problem」という言葉を安易に使うより、「Challenge」という言葉を使うことにより、「困難ではあるけれど挑戦しがいのある課題」というメッセージを発信することになる、といったことです。

本書の中で繰り返される「幼稚とエグゼクティブ」の間にある差は、まさにこれで、いかなる状況においても前向きな意志が感じられる言葉を選ぶのがエグゼクティブなのだと教えてくれます。

とりたてて「エグゼクティブ」を目指していなくても、共感できる思考です。

書店でコンパクトなこの本を手にしたときは、「これで1500円はちょいと高すぎないか?」と思ったのですが、読み終わると逆に「これで1500円はちょいと安すぎないか?」という気持ちになりました。

英語を仕事で使う人も、使わない人も、参考になることが数多く書かれています。

非常に「Inspiring」な一冊であります。

僕も、この本が教えてくれる精神にならって、いろいろ新しい取り組みをやってみようかと思っております。

カリスマ同時通訳者が教える ビジネスパーソンの英単語帳/関谷 英里子

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2010年08月10日 08時28分16秒

池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題」(角川SSC新書)

テーマ:本のはなし
今、ひっぱりだこの池上彰さんの本をはじめて読んだ。

実にわかりやすい。

人気なのもよくわかる。

中東情勢とか、イスラム教のこととか、資源をめぐる争奪戦とか、通常のニュースでは知っているという前提になっていることを丁寧に解説してくれる。

ちょっとわかりやすすぎて、「本当にそれだけなのかな?」と不安になるくらい。

まぁ「恥をかかない程度」の基礎知識を身につけたら後は自分で学習なり検証なりしろ、ということなのかもしれませんが。

池上彰さんって僕が大学生の頃、NHK首都圏ニュースのキャスターで、必ず番組の最後にダジャレを言うのがすごく印象に残ってます。

この本にはダジャレは出てきませんでしたが、テレビでは今でもダジャレ言ってるのかな?

知らないと恥をかく世界の大問題 (角川SSC新書)/池上 彰
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