2005年06月27日 17時22分10秒

帰国しました

テーマ:カンヌ国際広告祭

There's no place like home.


いつものイスと机から、またいつものように、ブログを書いています。


ニースからの便がパリに遅れて、しかも当初の予定とはぜんぜん違うターミナルに到着したため、そこから他の8名くらいの方と空港の用意したミニバンに乗り込んで、成田行きの飛行機の待つターミナルへ移動するはめになりました。


無事乗れたので良かったですが。


機内では映画を一本見ました。


日本未公開の『In Good Comapny 』という、デニス・クエイド主演のリストラ寸前のスポーツ雑誌の営業マンの話。


ingood


ありがちな脚本でしたが、デニス・クエイドの娘役を、『ロスト・イン・トランスレーション 』のスカーレット・ヨハンソンが好演していました。


「ニューヨーク大学でクリエイティブ・ライティングを専攻している女子学生」という役が、彼女ほど似合う女優は少ないのではないでしょうか。


あとは数時間寝て、パソコンで仕事をして、そんなうちに成田へ到着して、先ほど帰宅しました。


日本はやはり蒸し暑いですね。


カンヌで拾ったいくつかのヒントをもとに、明日からいろいろと実行していこうと思います。

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2005年06月26日 16時10分13秒

フィルム・チタニウム部門は、ホンダ『グルルル・・』の一人勝ち

テーマ:カンヌ国際広告祭

7日間に渡って開催されたフェスティバルも昨夜のフィルム・チタニウム・ラジオ部門の表彰式で終了しました。


結果から言うと、イギリスでオンエアされたホンダ のCM『グルルル・・・』が、ジャーナリスト賞、フ ィルムグランプリ、チタニウムグランプリの3賞に輝き、まさに圧勝でした。


GRR


これは美しいアニメーションの90秒CMで、「Hate something & Change something」(何かを嫌って、その何かを変えよう)というメッセージを歌に乗せて、皆がうるさくて汚いと嫌うディーゼルエンジンを、ホンダがエンジニアリングの力で、 静かでクリーンなディーゼルエンジンにつくり変えましたよ、という作品です。


ネガティブなコンテクストの中でしか通常は見かけない、「Hate」という言葉を、ポジティブな方向に昇華させたのが、素晴らしいと思いました。


正直いうと、最初に見たときは、会場の圧倒的な拍手の喝采に「そこまでいいかなぁ?」と疑問を感じたのですが、何度も見るうちに、だんだんと、そして、すごく好きになりました。


薬物中毒者のリハビリセンターの責任者から、この作品のDVDをセラピーに使いたいので貸してほしいというリクエストもあったのだとか。


単なる広告コピーを超えて、人生にまで通ずるメッ セージなのかもしれません。


そして今年のアドバイタイザー・オブ・ザ・イヤー(最良の広告主に贈られる賞)は、ソニー・プレイステーションでした。


去年のフィルムのグランプリをはじめ、この10年の間にカンヌで山のような数の賞を獲得しているですから、当然の受賞と言ってもいいと思います。


表彰を受けた久夛良木SCE社長の受賞スピーチは 、力強く、自信に満ち溢れた素晴らしいものでした 。


「来年、プレイステーション3をロンチします」というくだりでの、氏のスピーチを止めてしまうほどの会場からの拍手が、非常に印象に残りました。


プレイステーションのような世界から賞賛される作品を、日本のメディア業界もつくらなければ、とも感じました。


今からパッキングして、日本へ帰ります。


次のブログ更新は、日本到着後の月曜夜の予定です 。


では。

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2005年06月25日 17時16分18秒

クリエイティブ・エージェンシーVSメディア・エージェンシーの争いの起源

テーマ:カンヌ国際広告祭

金曜日のセミナーでおそらく一番の観客を集めたのが、12時過ぎから開催された「カンヌ・ディベート:新しい時代の広告の仕掛けづくり」でした。


WPPのCEOで英国王室から「サー」の称号を授与されている、マーティン・ソレル氏を筆頭に業界のビッグネームが集まり議論が交わされました。


その中で「クリスピン・ポーター+ボグスキー」社の会長であるチャック・ポーター氏による、現在のアメリカマーケットにおけるクリエイティブ・エージェンシーとメディア・エージェンシーの争いの起源は、1960年代にまで遡ることができるという分析が非常に気になりましたので紹介します。


●1950年代までは「エージェンシー」といえば、ひとつの中で、メディアの買い付けも、クリエイティブも、セールスプロモーションもすべて機能を持っていた。


●ところが当時の代理店はメディア部門のスタッフを「二級市民」扱いし、昇給や昇進、表彰などで、明らかに差別をしていた。


●この扱いに耐え切れなくなった優秀なメディアマンたちが、エージェンシーを離れ、メディアに特化した代理店を新たに結成した。


●この時から始まった、ワンストップ・エージェンシーの崩壊が、現在のホールディング・カンパニーモデルの中における、クリエイティブ・エージェンシーとメディア・エージェンシーの主導権争いにまでつながっている。


というのが、ポーター氏の説なのです。


まるで「源氏と平家」か「スターウォーズ」みたいじゃないですか。


他のパネラーからは異論も出ていましたが・・・・。


カンヌ国際広告祭もいよいよ今日が最終日です。


明日の帰国に向けて、そろそろ荷物の整理を始めないと・・・。


 

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2005年06月24日 15時56分34秒

ヨーロッパの若者に人気の「ZARA」の戦略

テーマ:カンヌ国際広告祭

小売業に関するセミナーの中で紹介された実例のひとつに「ZARA」があります。


 ZARA は、ベネトンやGAP、ユニクロのようなファッションチェーン。


 カンヌにもお店があるのですが、ものすごく混んでいます。


ZARA1


 紹介されていた彼らの戦略はシンプルでした。


 ①大学や専門学校、クラブ、ファッショナブルなエリアなどに、カメラマンを派遣して「流行に敏感な若者」が着ているものを撮影します。

 ②写真をもとに、デザイナーがデザインをおこします。

 ③工場ですぐに製作に入り、出来上がったものを店舗に卸します。


 この①~③のプロセスを3週間程度で完了させるため、ZARAには流行のデザインが手ごろな価格で並ぶのです。


 そして大切なポイントは、「同じデザインのものを大量にはつくらないこと」。


 これによって、ZARAに来たお客は「次に来たときにはこの商品はもうないかもしれない」という気になり、その場で買う率が高いのだそうです。


 一般のお店に比べてバーゲンにまわる商品の割合が、三分の一から四分の一なんだとか。


そして何より若者が嫌う「他人と着ている服がかぶること」を、回避することができるわけです。


 ファッション消費の場合、食品やトレレタリーにはない、「人とは違う自己表現」という目的があるわけで、その点からもZARAの戦略は正しいと思います。


zara2

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2005年06月23日 18時43分36秒

AXE effect

テーマ:カンヌ国際広告祭

文化の違いを超えて賞賛される広告は、わかりやすいものが多いです。


その一例が、男性用デオドラントのAXE。


axeeffect


「これをつけると、女性にモテモテ」という実にわかりやすいコンセプトでもう何年もキャンペーンをやってます。


Webサイト「AXE  effetc」 ではCMも見ることができます。


精緻なマーケティング戦略も大事ですが、このわかりやすさも、忘れてはいけないと思います。

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2005年06月22日 23時57分02秒

レオ・バーネット セミナー「男性顧客を理解する メトロVSレトロ」

テーマ:カンヌ国際広告祭

去年は、女性に関する調査データとインサイトがテーマだったレオ・バーネットのセミナー。


今年はわかりやすく「男性」がテーマでした。


最近、日本でも話題の「メトロセクシュアル」は、世界的な傾向のようです。


職場でも、家庭でも、男性の役割は大きく変化しています。


その一方でDNAに埋め込まれれた「Masculinity」が変わらず存在するのも事実。


男性の新しい役割に光をあてつつも、心の中に確実に存在するマスキュリニティを、うまく昇華させることが、男性顧客とのコミュニケーションにおいては重要という指摘は、納得のいくものでした。


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2005年06月22日 18時17分48秒

中国に関するセミナーに出席して思ったこと

テーマ:カンヌ国際広告祭

カンヌでも注目されている21世紀の超大国、中国。


昨日は、中国に関するセミナーがありました。


詳細はまた別の機会に紹介しようと思いますが、印象に残ったのは、アメリカやヨーロッパの広告会社の中国進出のスピードの速さです。


1990年代の初頭には、皆、発展性を見込んで優秀な人材を投入して進出しています。


あの頃は、まだ天安門事件の記憶も生々しい頃で、本当に中国で広告が広がるのか、政府が開放政策を推し進めるのか、判断するのが難しい時期だったと思うのですが・・・。


宣教師カルチャーとでも言うのでしょうか。


2008年のオリンピック、2010年のEXPO、中国市場はこれからの5年でさらに大きくなると思いました。


同時に、日本は中国と同じアジアで距離が近いだけに、感情に引きずられすぎると、大きなチャンスを失いかねないとも感じました。


北京オリンピックに関して、いろいろ言う人もいますが、間違いなく成長の大きなスプリングボードになるでしょう。


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2005年06月21日 23時45分03秒

印象に残った言葉

テーマ:カンヌ国際広告祭

初日のようにセミナーのダイジェストをブログ上に書くのは時間的に難しいので、印象に残った言葉をあげておきます。


●MSN vision
利用者にとって重要な情報や人物を提示することで、自分の持つ可能性に気づくきっかけを付与していくこと。
Empower people in their personal lives to realize their potential by bringing them closer to people and information that matters most.


●我々は合理性がクリエイティビティに勝る世界に暮らしている。
・創造性にあふれた人がアイデアを思いつくと、通常、合理的な人のチェックを受ける。
・だが逆に合理的な人の仕事において、創造性のある人のチェックを受けることはまずない。


●写真の発明は、写真そのものよりも、モダンアートに影響を及ぼした。
アーティストたちを、「ありのままを再現する」という役割から解放し、彼らの想像性を開花させた。


●新しいクリエイティブは、より「体験を創造する」ものになり、従来の「パンチライン・エクセキューション(オチのある小話)」ではなくなるだろう。



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2005年06月21日 17時18分30秒

カンヌ無線LAN事情

テーマ:カンヌ国際広告祭

今日も会場のMSNのブースから無線LANでつないでいます。


このMSNのサービス、無料なんですが、IPが6つしか用意されていないので、必ずしもいつでも利用できるわけではないのです。


既に6つのIPすべてが他の人に割り振られた状況では、ネットワークに接続することができません。


他にも有料の無線LANサービスがあるので、彼らの商売の邪魔にならない範囲でIPの数を制限しているのだとは思いますが、毎日激しいIP争奪戦が繰り広げられています。


無線につないだまま、知人と会話をしていたり資料を見ていると、「ネットを使ってないなら接続を切ってくれ」と、なかなかIPをゲットできずにイライラきている人に、詰められます。


そうでなくても20分以上使っていると係員の人に、そろそろ接続を切るようにリクエストされるのです。


そんなわけで、会場からのブログ更新も、なかなかままならいのですが、ちょこちょこやっていこうと思います。



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2005年06月21日 14時42分38秒

フルスロットル状態につき・・・

テーマ:カンヌ国際広告祭

初日はまだ余裕がありましたが、2日目から完全にフルスロットル状態に突入しました。


セミナーをはしごししつ、空いた時間にスクリーニングをチェックし、昨日はTitanium Lionの残りを、新幹線が東京から広島に着く程の長時間、ひたすら見続けました。


ヘロヘロで眠って、元気になったところで、今から3日目へ出発です。


レポートは、また時間を見つけてアップします。


では!

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